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今回は小田急グループの現在の各路線の車両本数を挙げてみます。なお、バス及び箱根ロープウェイは省略する事とします。
なお、形式ごとの詳細は下記のリンクを参照して下さい。
小田急電鉄
※検車区は喜多見と海老名の2つに分かれている。
◆ロマンスカー⇒合計126両
(7両編成)
70000形:2本
(6両編成)
30000形:7本
60000形:5本
(4両編成)
30000形:7本
60000形:3本
- 30000形は「EXE」、60000形は「MSE」、70000形は「GSE」の愛称を持つ。
- EXEは4両・6両共に2編成を除いて「EXEα」にパワーアップしており、わざわざ製造元の日本車両製造まで運んで改造工事が実施された。
- MSEは千代田線に対応しており、6両編成に限り御殿場線にも入線できる。かつては有楽町線にも入線していた。
- GSEは先頭車に展望席が設置されている。
- RSE以前の車両は2018年までに定期運行を終了した。
- HiSE以前の車両は全て連接台車だったが、現在はVSEを含めて全て引退したため現存しない。
◆通勤車両⇒合計886両
(10両編成)
1000形:7本
3000形:12本
4000形:16本
5000形:12本
(8両編成)
2000形:9本
3000形:8本
(6両編成)
8000形:9本
3000形:27本
(4両編成)
8000形:9本
1000形:7本
- 8000形は全編成がVVVF制御へ更新され、このうち4両編成の8059・61Fは試験的にSiCハイブリッド式が導入されている。
- 8000形は今後6両編成を対象に「サステナ車両」として西武国分寺線へ順次転属する予定で、2024年5月には8261FがJRを経由して西武線内へ入線した。
- 1000形の一部は千代田線に入線した実績がある。
- 1000形の一部は編成組み換えが実施され、クハを運転台撤去の上でサハ化した車両もある。
- 1000形の4両編成に限り、箱根登山電車として箱根湯本まで入線する。ただし、2008年までは6両編成も乗り入れており、8000形や3000形にも入線実績がある。
- 2000形は8両編成しかなく、江ノ島線での運用がない。ただし、10両編成化の上で千代田線に入れるように準備工事が施されている。
- 3000形は6両・8両編成に中間新造車を組み込んで10両編成化された編成がある。
- 4000形は千代田線だけでなく、常磐線の取手駅まで対応している。
- 4000形・5000形は10両固定編成のみが存在する。
◆他社乗り入れ車両
(10両編成)
E233系2000番台:19本
東京メトロ16000系:37本
- かつては6000系が多摩急行として小田急線を走行していたが、16000系の投入により運用が消滅した。現在は多摩線からの千代田線直通自体がなくなっている。
- 2016年のダイヤ改正から千代田線の直通運用が増えたため、小田急の車両(4000形)が常磐線に、JRの車両(E233系)が小田急線に入れるように対応工事を実施した。
- 東京メトロの車両は営団時代も含めて、落成時からJR・小田急どちらにも対応している。
- RSEが現役だった頃はJR東海の371系が「あさぎり」として乗り入れ、新宿から御殿場線の沼津まで直通運転していた。
小田急箱根
※2024年に箱根登山鉄道から社名変更された。
◆箱根登山電車⇒合計24両
(3両編成)
1000形⇒2本
2000系⇒1本
(2両編成)
モハ1形⇒1本
2000系⇒2本
3100形⇒2本
(単行)
モハ2形⇒1本
3000形⇒4本
- 1000形は「ベルニナ号」、2000系は「サン・モリッツ号」、3000系は「アレグラ号」の愛称を持つ。
- 単行車は2両編成と連結して3両で運転する事が多い。
- ベルニナ号は、正確には中間車にサン・モリッツ号を挟んだ形態となっている。
- アレグラ号は箱根登山電車では初のVVVF制御車両で、単行が3000形、2両編成が3100形と区別されている。
◆ケーブルカー⇒合計4両
(2両編成)
ケ10・ケ20形⇒2本
- 1号車はアレグラ号とほぼ同じデザイン、2号車は箱根山から見る青空をイメージした青色のデザインが施されている。
- 台車はケ100形・ケ200形(上の写真:1995年製造)で使われていたものを流用した。
江ノ島電鉄
※江ノ電の車両は全編成が連接台車となっている。
◆江ノ電⇒合計30両
(2両編成)
10形:1本
20形:2本
300形:1本
500形:2本
1000形:6本
2000形:3本
- 基本的には2両×2本の連結で4両編成として運転する事が多い。
- 500形は江ノ電では初めてのVVVF制御車両。
大山観光電鉄
◆大山ケーブルカー⇒合計2両
(単行)
新型ケーブルカー⇒2本
- 2015年までは「たんざわ号」「おおやま号」が50年に渡って走っていた。
こんな感じでしょうか。今後は小田急で新5000形の増備が発表されています。また、小田急は間もなく開業100周年を迎えるため、それに伴う新型ロマンスカーが作られるかが気になるところです。
今日はこれで終わります。なお、小田急は大学時代よく使いましたが、最近ではほとんど使わなくなってきています。しかし、4000形とE233系2000番台はオレが見る限りだと単なる色違いとしか思えないのだが…。
つづく