(N181)駅レビュー(小田急江ノ島線) | BLUEのブログ

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小田原線にもどる

 

今日は小田急の「駅」レビューとして、江ノ島線に関する内容を投稿します。

 

その前に江ノ島線の路線データについて記述します。

 

【路線データ】

 

では、スタートします。なお、順番は駅番号順に並べております。ちなみに、各駅よりバスで行ける駅に関しては当路線及び乗り換え路線で行ける駅を省略しています。

 


 

【全体マップ下矢印

 

 

特急(ロマンスカー)停車駅は特急で示す。

 

  特急【OH-28】相模大野駅快速急行停車駅)

 

 

 

南区総合庁舎下車駅。相模原3大都心の1つで、駅南部には小田急の車両工場がある。南口は大きなビルが点在するがそれほど商業施設は多くない。対して北口は大ターミナルもいいところで、下り方向から見ると一気に都心へ入っていくような印象を受ける。国道16号が街の境となっており、そこから西は平坦、東が坂の多い地形となっている。

 

江ノ島線直通のロマンスカーは一部を除き当駅で切り離して、6両が小田原方面、4両が片瀬江ノ島方面と分かれる。

 

【バスで行ける駅】

 

【駅周辺施設】

  • 相模大野ステーションスクエア
    • 小田急ホテルセンチュリー相模大野
  • ボーノ相模大野
    • ユニコムプラザさがみはら
    • 相模大野パスポートセンター
  • グリーンホール相模大野
    • 相模女子大学グリーンホール
    • 相模大野図書館
    • プラウドタワー相模大野クロス
  • 相模大野中央公園
  • 相模女子大学 ほか

 

  【OE-01】東林間駅

 

 

 

江ノ島線の最初の単独駅で、駅番号は当駅からスタートする。当初は「中和田駅」となる予定だったが、「林間都市」計画の東側に位置するので現在の駅名となった。しかし、「林間」を名乗る駅としては最も北西にあるにも関わらずなぜか「東」となっている。元々は工場などの産業地域にしたかったらしいが、現在は住宅街の真っ只中となっている。駅前はそれなりにビルが建っているが商店はそれほど多くない。

 

当駅にバスは通っておらず、小田急が止まったりすると他の交通手段が全くないので身動きが取れなくなる。

 

【駅周辺施設】

  • 大野総合車両所
    • 小田急テクノシステム
  • さがみ林間病院
  • 水道みち緑道
  • 東林ふれあいの森 ほか

 

  【OE-02】中央林間駅快速急行停車駅)

 

 

 

1990年代まで各駅停車しか止まらなかったのが今や快速急行まで止まるようになった出世駅。当初は「公所駅」となる予定だったが、「林間都市」計画の中心部なので現在の駅名となった。ただし、駅周辺は住宅街で特に高い建物はなく、どちらかと言えば中間駅という雰囲気が強い。田園都市線との乗換駅であるが両線のホームとの距離がそれなりにあるので、特にラッシュ時や優等種別到着時は双方からの障害物競走状態となる。アンサイクロペディアの記事を見るとかなり面白い内容が書いてあるので一度は見て欲しい。

 

田園都市線のホームは2面2線で終着駅となっており、朝ラッシュ時に必ず座れるという利便性から人気が高い。東武線民はこの「中央林間」という地名に「どこの山に連れていかれるんだ!?」とビクビクしながら電車に乗っているとか。

 

【駅周辺施設】

  • 中央林間東急スクエア
  • りんかんモール
  • 相模カンツリー倶楽部
  • 三菱重工大和事業所
  • 三機大和ビル
  • 大和市民交流拠点ポラリス ほか

 

  【OE-03】南林間駅急行停車駅)

 

 

昔ながらの急行停車駅でかつては2面4線のホームだったが、10両対応に伴い2面2線に縮小され、単独駅なので快速急行にも見放された不遇の駅。当初は「相模ヶ丘駅」となる予定だったが、「林間都市」計画の南部に位置するので現在の駅名となった。駅のロータリーは「林間」を名乗る駅では最も立派で、当駅を発着するバス路線も多い。なお、駅西口の道は県道ではないものの線形は良く、座間市街まで続いていく。

 

【バスで行ける駅】

 

【駅周辺施設】

  • 南林間リバゲイン
  • 南林間中央公園 ほか

 

  【OE-04】鶴間駅

 

 

 

大和市総合庁舎下車駅。旧246沿いにある駅なので駅付近はそれなりに栄えているほか、駅東側には2つの大型ショッピングモールと市役所・病院が一体となって連なっている。駅西側には少し離れているが大和斎場や泉の森公園がある。なお、隣の南林間駅とは600mしか離れていない。

 

【バスで行ける駅】

 

【駅周辺施設】

  • やまとオークシティ
  • 大和市立病院
  • 大和斎場
  • 泉の森公園 ほか

 

  特急【OE-05】大和駅快速急行停車駅)

 

 

 

大和市の中心となる駅だが、大和市役所は隣の鶴間駅の方が近い。十字型で街が分かれており、商店は主に北口の東側に集まっている。米軍の厚木基地が近いが横田基地とは異なり、あまり横文字が並んでいる印象はない。相鉄側は元々地上駅だったが、当駅周辺の踏切(特に国道467号)が大混雑したため1993年に地下化された(跡地は遊歩道になっている)。

かつては相鉄線とは改札を通らずに乗り換えができた。そのため、新横浜線開通後は運賃計算が複雑になる事が懸念されていた。これを解消するため、2018年に中間改札が増設された。

 

【駅周辺施設】

  • 米軍厚木基地
  • 大和スポーツセンター
    • 大和なでしこスタジアム
  • やまと芸術文化ホール
  • ふれあいの森 ほか

 

  【OE-06】桜ヶ丘駅

 

 

 

中原街道の近くにある駅。引地台公園が近く、そこにある野球場は「ドカベンスタジアム」の別名が付いている。ただ、全体的には小規模な駅であり、西側は厚木基地、東側は農業用地で覆われている。なお、中原街道は4車線への拡張工事が行われる予定となっている。

 

東口・西口共にそれなりに立派なロータリーがあり、主に大和市のコミュニティバスが止まっている。以前は茅ヶ崎駅や平塚駅まで行くバスもあったらしい。

 

【駅周辺施設】

  • 米軍厚木基地
  • 引地台公園
    • 引地台温水プール
    • 大和スタジアム(ドカベンスタジアム)
  • 遊びの森(やまと冒険の森) ほか

 

  【OE-07】高座渋谷駅

 

 

 

新幹線の真上にあるいわゆる旧「高座」郡の「渋谷」駅。近くを通る国道467号も当駅付近を境に「渋谷」の案内がなくなる。本家の渋谷に負けたくないからか無駄に大きな商業施設が点在しており、ロータリーもこれまた無駄に立派な仕上がりとなっており、道路状況も2車線だがそれなりに高規格となっている。ただ、駅前だけ「固めて」も本家に勝てる訳がなく、ひとたび駅を離れると空き地がかなり多くなり田舎度が大きく増していく。

 

ただ、地名としての「渋谷」はこちらが先で、東京の「渋谷」は後から付けられたのだという。しかし今や大きな差が出てしまい、もはやこの駅は「陸奥横浜駅」みたいなローカル駅的な存在に…。

 

【駅周辺施設】

  • IKOZA
  • 大和ゆとりの森 ほか

 

  【OE-08】長後駅急行停車駅)

 

 

 

江ノ島線の単独駅では唯一の2面4線構造となっている駅。長後街道沿いにあり、かつては藤沢駅付近よりも大きな街だったという。しかし、相鉄・横浜市営地下鉄共に隣の湘南台を終点とするルートにしたためかなり廃れてしまい、今や小規模な商店がわずかに残るぐらいしかなくなってしまった。単独駅なので快速急行にも見放された小田急一の不遇の駅。

 

【バスで行ける駅】

 

【駅周辺施設】

  • 藤沢湘南台病院
  • 綾南公園
  • 長後憩いの森
  • 小田急藤沢ゴルフクラブ
  • いすゞ自動車藤沢工場 ほか

 

  【OE-09】湘南台駅快速急行停車駅)

 

 

 

中央林間駅と同様に1990年代まで各駅停車しか止まらなかったのが今や快速急行まで止まるようになった出世駅。大きな商業施設はないが、開発当初から相鉄及び横浜市営地下鉄の延伸を想定していたのでかなり整理された街並みとなっており、高い建物が多く点在するなど色んな意味で藤沢市北部の拠点となっている。なお、SFC(慶応義塾大学湘南藤沢キャンパス)まで行く際は当駅からバスに乗らなければならない。

 

当駅は「藤沢」市なのに「横浜」市営地下鉄が乗り入れている不思議な駅。なお、ブルーラインは「川崎」市の新百合ヶ丘駅まで延伸する計画がある。なお、横浜~湘南台の距離・所要時間は相鉄もブルーラインもあまり変わらない。

 

【バスで行ける駅】

 

【駅周辺施設】

  • 湘南台文化センター
  • 湘南台公園
  • 藤沢市総合市民図書館
  • 境川遊水地公園(今田遊水地)
  • いすゞ自動車藤沢工場 ほか

 

  【OE-10】六会日大前駅

 

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日大藤沢という1つの大学のために駅名まで変更した駅の1つ(元々は六会駅)。西口を出ると日本大学の施設が目の前にあり、初めて利用する人でもまず迷う事はないだろう。東口は住宅街になっているが、少し南の方へ進むと空き地が目立つようになる。……とはいえ、割と平坦な地形なので全体的に見晴らしは良い。

 

【駅周辺施設】

  • 日本大学湘南キャンパス
  • 多摩大学湘南キャンパス
  • 境川遊水地公園(ビオトープ) ほか

 

  【OE-11】善行駅

 

 

 

神奈川県立スポーツセンターの所在地で、それだけで当駅を語る事ができる。ただし、それ以外は特に何もない小規模な駅であり、少し歩くと荏原製作所の大きな工場が見えてくる。なお、当駅より南には江ノ島線で唯一のトンネルが存在する。

 

藤沢市の卸売市場と引地川親水公園は当駅が最寄駅となる。また、湘南ライフタウンへ行くバスもある。

 

【駅周辺施設】

  • 神奈川県立スポーツセンター
  • 荏原製作所藤沢事業所
  • 引地川親水公園
  • 湘南藤沢地方卸売市場
  • 湘南ライフタウン ほか

 

  【OE-12】藤沢本町駅

 

 

 

旧東海道の下にある藤沢の本来の旧市街。しかし駅前には特に何かある訳ではなく、駅を降りたところで全く印象に残る事はなかった。これを狙ったのか、国道467号との交差点は「白旗」という名前となっている。一応、神奈川No.1の公立高校である湘南高校(湘北ではない)はあるのだが…。

 

なお、当駅より北の国道1号を境に警察署の管轄が変わるらしい(北:藤沢北警察署、南:藤沢警察署)。

 

【バスで行ける駅】

 

【駅周辺施設】

  • 伊勢山公園
  • 白旗神社
  • 藤沢市民病院
  • 清浄光寺(遊行寺)
  • 藤沢公民館・労働会館(Fプレイス) ほか

 

  特急【OE-13】藤沢駅快速急行停車駅)

 

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藤沢市総合庁舎下車駅。小田急はおろか首都圏でも珍しいスイッチバック構造となっており、特急は当駅より南は乗客から見てバックしながら走行しているように感じられる。流石に東海道線の駅なので南北共に大きく栄えているが、小田急としてのメインは南口にある模様。ただし、子会社であるはずの江ノ電のホームは徒歩3分ほど要する小田急百貨店の中にあるので少し迷うかもしれない。

 

江ノ島線ではロマンスカー以外の大半の運用が当駅を終着とするので、湘南の著名な場所へ行く際は当駅で乗り換えとなる。

 

【バスで行ける駅】

 

【駅周辺施設】

  • 小田急百貨店藤沢店
    • ODAKYU湘南GATE
  • 湘南藤沢OPA
  • 日本精工藤沢工場
  • 鵠沼皇大神宮 ほか

 

  【OE-14】本鵠沼駅

 

 

 

湘南の古くからある住宅街の中にある駅。駅前でも道路状況が貧弱で、5分ぐらい歩かないとまともな道にたどり着かない。また、ホームの両端が踏切となっているためこれ以上のホームの拡張ができない。

 

【駅周辺施設】

  • 桜小路公園(はす池)
  • 長久保公園都市緑化植物園 ほか

 

  【OE-15】鵠沼海岸駅

 

 

 

これも住宅街の中にある駅で、「海岸」と付いているのに海が見えないという矛盾が存在する。ただし、国道134号から500m程度なので、激混みの片瀬江ノ島駅を避けていく海水浴客も少なからずいると思われる。やはりホームの両端が踏切となっているためこれ以上のホームの拡張ができない。

 

【駅周辺施設】

  • 鵠沼運動公園(八部公園)
  • 鵠沼海岸
    • 鵠沼海浜公園
    • 神奈川県立湘南海岸公園
  • 鵠沼伏見稲荷神社 ほか

 

  特急【OE-16】片瀬江ノ島駅急行停車駅)

 

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新江ノ島水族館最寄駅。江ノ島線の終着駅で、竜宮城の形をした駅舎が印象的。この駅舎は2代目で、90年間何も変わらず維持され続けた初代のイメージをそのまま受け継いでいる。そのため、「江の島」のシンボル的な存在として位置付けられ、当駅下車後に駅舎を撮影して江の島へ向かうのがお約束となっている。当駅には藤沢以北からの直通電車が1日数本しか来ないので、駅の知名度の割には利用客は少ない部類に入っている。

 

江ノ電湘南モノレールの「江ノ島駅」からは徒歩10分弱と若干離れた位置にあり、これも利用客の少なさに少なからず影響を及ぼしている模様。ただし、当駅の方が「江の島」「エノスイ」から近い場所にある。

 

【駅周辺施設】

  • 江ノ島
    • 湘南港
    • 江島神社
    • 江の島ヨットハーバー
    • 江の島エスカー
    • 江の島展望灯台
    • 江の島サムエル・コッキング苑
  • 片瀬海岸
  • 新江ノ島水族館 ほか

 


 

以上です。しかし、改めて小田急を調べてみると、小田原線江ノ島線を昭和初期の時代に一気に開業させたのは凄い事です。多摩線が未だに全線開通できていない事を考えると、当時の小田急の人達は短期間でかなり大変な事を成し遂げたんだなと思う次第です。

 

今日はここまでです。なお、江ノ電の駅レビューは以下のリンクを参照して下さい。