(N180)小田急のダイヤについて | BLUEのブログ

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今日は小田急のダイヤについて記述します。

 

以下に示すのが停車駅の一覧です。画像は小田急の公式HPから引っ張ったものです。

 

 

【ロマンスカー】

 

(ポイント)

  • 快速急行急行及び各駅停車は途中駅で種別を変更する運用がある。
  • 千代田線直通は特急を除き、代々木上原以東で各駅停車となる。
  • 代々木上原~登戸の複々線区間における走行ルートは以下の通り。なお、外側の線路が【急行線】、内側の線路が【緩行線】とされている。

 

次に小田急電鉄の各種別の特徴を挙げてみます。

 

【種別】

 

【ロマンスカー】

 

次に他社路線に直通する種別を挙げてみると、

 

 

本数が一番多い時間帯の運用は次の通りです。

 

 

  ダイヤ

 

基本的なダイヤに関しては下記に書いた感じとなります。種別の本数は日中のみ表示するものとします。

 

小田原線

運転系統を考えて、本厚木を境に東西に分ける事とする。

 

(本厚木以東)

世界一利用客の多い新宿駅は、基本的に地上が優等種別、地下が各駅停車と振り分けています。ホーム自体は非常に多いもののその先が複線なので同時発車ができないところがネックとなっています。

 

代々木上原~登戸は複々線区間となり、千代田線からの運用も加わるので本数が爆発的に増えます。また、経堂駅では上りに限り通過線が設けられています。

 

本数に関しては、特急快速急行は曜日・時間帯問わず増減があまりないのですが、急行各駅停車はラッシュ時を中心に区間によってかなり上下します。

 

特急は相模大野で増解結する運用が数多く見られます。準急は平日の夕方以降を除くと向ヶ丘遊園以西の運用がなくなります。

 

【日中時間帯】

  • 代々木上原~向ヶ丘遊園で20本/時
  • 千代田線直通の急行3本/時で、経堂以東で緩行線の線路に入る。
  • 町田以西では6両編成の急行が3本/時ある。

【朝ラッシュ時】

複々線完成で最大本数が大幅に増加しました。特に千代田線直通は多くても5本/時程度だったのが12本/時まで増えています。

 

時間帯によっては町田に5本も特急が停車したり、快速急行(下り)及び急行(上り)の運用がなくなったりします。

 

上り:最大38本/時千代田線直通が12本)

  • 複々線区間を除いても最大27本/時とかなりの本数となっている。

下り:最大29本/時千代田線直通が10本)

  • 新宿始発成城学園前行きが多く設定されている。

【夕方~夜】

複々線区間では20~28本/時、それ以外だと16~25本/時で、下りの方が本数が多いです。

 

千代田線へ直通する運用は3~10本/時特急が1本/時)程度でしょうか。

 

(本厚木以西)

新松田を境に種別が変化する運用が多く、快速急行急行あるいは急行各駅停車のパターンが主になります。基本的には快速急行(新松田から急行急行(新松田から各駅停車が交互に来るイメージを持てばいいでしょう。事実、本厚木~新松田では各駅停車の運用がほとんどありません。

 

なお、特急は当然種別変更を行いませんが、「ふじさん」に限り新松田ではなく「JR」の松田に停車します。

 

かつては快速急行以外のほとんどが箱根湯本まで入線していましたが、2008年になって特急を除いてプツンと消えてしまいました。各駅停車に関しても、上りの1本のみ新松田行きがある以外は全て小田原発着となっております。

 

なお、千代田線直通の運用は特急を除いて伊勢原止まりです。

 

【日中時間帯】

  • 本厚木~小田原で8本/時
  • 特急以外は新松田で種別を変更する。

 

【朝ラッシュ時】

上り:最大14本/時(新松田行きが4本)

  • 小田原始発の特急1本/時運転される。

下り:最大10本/時(新松田始発が3本)

  • 快速急行のうち、早朝の1本は小田原まで種別を変更しない。

【夕方~夜】

平均6~11本/時で、上りは日付を跨いだ運用がほとんどありませんが、下りは曜日問わず0時を過ぎても急行が運転されます。

 

ちなみに、小田原以西の区間は正式には箱根登山線ですので、箱根登山鉄道に関するブログに詳細が書いてあります。

 

 

なお、特急を除けば小田原を跨ぐ運用は上り1本のみ(各駅停車新松田行き)です。

 


 

江ノ島線

かつては各駅停車を中心に相模大野からの通し運用をしていましたが、現在は藤沢を境に運行系統が分断されています。藤沢を跨いだスイッチバック運用は早朝・深夜を除けば特急のみで、藤沢⇔片瀬江ノ島に限れば基本的には各駅停車のみ運行されています。

 

基本的には快速急行急行が新宿発着、各駅停車が線内折り返し(一部は町田発着)となります。また、特急は相模大野で増解結する運用が多く見られます。

 

【日中時間帯】

  • 相模大野~藤沢で9~10本/時
  • 休日になると特急が走る事がある。

【朝ラッシュ時】

藤沢以北:最大12本/時(新宿発着が本)

  • 上りの急行小田原線内で快速急行となる。

藤沢以南:最大6本/時

  • 早朝に限り藤沢を跨ぐ運用があり、上り1本が急行新宿行きとして運転する。

【夕方~夜】

(藤沢以北)

平均8~11本/時で、毎時1本は特急となります。

 

(藤沢以南)

平均5~6本/時で、藤沢を跨ぐ運用は終電の相模大野発着のみです。

 


 

多摩線

基本的には唐木田発着ですが、平日は通勤急行の一部に小田急多摩センター始発があります。優等種別が新宿発着で、各駅停車が線内運用と非常に分かりやすいダイヤです。

 

かつては千代田線直通の多摩急行が多く走っていましたが、現在は乗り入れそのものが消滅しています。また、一時期は下りに限り特急が走っていました。

 

【日中時間帯】

  • 各駅停車6本/時で、新宿発着と線内折り返しが半数ずつある。
  • 新宿発着は小田原線内で急行となる。

【朝ラッシュ時】

上り:最大12本/時通勤急行が5本)

  • 通勤急行に限り小田急多摩センター始発がある。

下り:最大10本/時(優等種別が4本)

  • 新宿始発の快速急行が3本運転される。

【夕方~夜】

平均6~9本/時で、下りの方が本数が多いです。この時間帯は多摩線内でも急行運転を実施し、平日の下り1本が快速急行となっています。

 

  運賃・所要時間

 

新宿~箱根湯本の所要時間は特急で最速73分です(運賃1270円)。ただし、これが北千住からの「メトロはこね」だと最速120分(運賃1470円)と長くなります。各区間の所要時間は概ね次の通りです。

 

【所要時間表】

※JR線は省略(冒頭の全体図を参照)。

 

【各区間の所要時間】

 

【相互連絡路線】

※相模原・上溝は多摩線の延伸予定区間。

 

【もし間違えたらマズイだろうシリーズ】

※所要時間が短い順に並べ替えてある。

 

最後に小田急の距離別運賃を記述します。

 

【運賃】

 

【ロマンスカー】

  • 小児運賃はICカード利用時に限り50円均一となる。ただし、特急券購入時は切符購入時と同様に大人の半額が徴収される。
  • オンラインサービスで電子特急券を購入すると50円引きとなるが、車内での購入だと逆に250円が加算される。

 


 

こんな感じでしょうか。2023年に新横浜線が開業しましたが、ダイヤ自体は「修正」に留めている辺りで、少なくとも相鉄・東急直通線による影響はそれほどないと思われます。

 

今日はここまでです。なお、直通先の千代田線のダイヤについては以下のリンクを参照して下さい。