(Since 2017.5.31 from Yahoo!JAPAN)
今日は「駅」レビューの千代田線に関する内容です。この路線は特急を除く種別(急行・通勤準急・準急・各駅停車)は全て各駅に停車します。
千代田線自体の内容は以下のリンクを参照して下さい。
では、スタートします。なお、順番は駅番号順に並べております。ちなみに、各駅よりバスで行ける駅に関しては当路線及び乗り換え路線で行ける駅を省略しています。
【全体マップ】
※特急(ロマンスカー)停車駅は特急で示す。
【C-01】代々木上原駅
井ノ頭通りの上にある駅で、当駅より小田急線と直通運転を行う。ただ、駅前は小さな商店街があるぐらいで、特に目立つ建物や商店は存在しない。そのため、当駅で一番人が多いのは2面4線のホームである事は間違いない。
小田急線とは同じホームで乗り換えが可能。なお、千代田線直通のロマンスカーは当駅に運転停車するがドアは開かない。前述の通り特急以外の種別は千代田線内では各駅に停車するので、上り方面は当駅で種別を各駅停車に変更する。
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- JASRAC本部
- 東海大学渋谷キャンパス ほか
【C-02】代々木公園駅
山手通り直下の地下に入ってすぐのところにある駅。鉄道利用客以外だと「富ヶ谷」と呼ぶ事が多い。少し南の井ノ頭通りを通ると当駅と渋谷駅の間にNHKの放送センター(本部)が見えてくる。それ以外は代々木公園へのアクセスに特化している。冬になると「青の洞窟」と呼ばれるイルミネーションが楽しめるが混雑には注意が必要。
小田急線と直通運転を開始する前は当駅が乗り換え駅として指定されていた。なお、小田急線の代々木八幡駅との距離は50mほどしか離れてない。そのため、運賃の関係上、代々木上原駅以西からの乗降客はいないと考えてもよい。
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- 代々木公園
- 織田フィールド
- NHK放送センター
- NHKホール
- NHKスタジオパーク
- NHK渋谷フレンドシップセンター
- 国立代々木競技場第二体育館 ほか
【C-03】明治神宮前<原宿>駅
明治神宮の表口としての機能を持つ駅。しかし、現在では原宿のイメージが強くなってしまったため、2010年から副駅名で<原宿>の名が追加された。なお、原宿は渋谷に次ぐ若者の街として全国的に知られており、海外ブランド店の日本第1号店が当駅周辺になる事も少なくない。ただし、全体的にゴチャゴチャした街なのでいざ探すのに迷う可能性はある。
当駅は副都心線のS-TRAINを含めて有料列車は全て通過する。
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- 明治神宮
- 国立代々木競技場第一体育館
- 竹下通り
- 東郷神社
- 東郷記念館
- 神宮前タワービルディング
- セコム本社ビル
- 渋谷区立中央図書館
- 原宿リハビリテーション病院 ほか
特急【C-04】表参道駅
青山学院大学最寄駅。駅を降りて西に歩くと明治神宮の表参道となり、クリスマスのイルミネーションで有名。駅名は「青山六丁目駅」⇒「神宮前駅」と変遷して千代田線開業と同時に現在の駅名となり、今や「表参道ヒルズ」という商業施設まで誕生している。駅周辺は明るい雰囲気のお店が多く、芸能人の目撃情報も多く寄せられるオシャレな街だ。
銀座線と半蔵門線は同一ホームで乗り換える事ができる。なお、特急は当駅を出ると小田急線内の成城学園前駅まで停車しない。
【バスで行ける駅】
【駅周辺施設】
- 表参道ヒルズ
- 青山学院大学
- 国際連合大学
- 善光寺北青山分祠
- 根津美術館
- Avex本社
- パソナスクエア
- 都民の城(こどもの城跡地) ほか
【C-05】乃木坂駅
ご存知「乃木坂46」の聖地。これもあってか当駅の発車メロディは生田絵梨花によるピアノ演奏となっている。東京ミッドタウンをはじめ、国立新美術館や日本一の墓地・青山霊園も当駅を最寄りとし、あのスマイルアップ(旧ジャニーズ事務所)の本部も近くにある。駅周辺は全体的に閑静なイメージがあり、その影響か乃木坂46も上品な印象を周囲に植え付けているように感じる。
大江戸線の六本木駅には徒歩7分で到達する。ただし日比谷線まではさらに3分前後多く時間を要する。
【駅周辺施設】
- 乃木坂
- 乃木公園
- 旧乃木邸
- 乃木神社
- 乃木会館
- 乃木坂倶楽部
- 東京ミッドタウン
- 檜町公園
- サントリー美術館
- ザ・リッツカールトン東京
- 2121 DESIGN SIGHT
- 青山霊園
- 都立青山公園
- 国立新美術館
- 政策研究大学院大学
- 山王病院
ジャニーズ事務所ほか
【C-06】赤坂駅
「TBS前」という別名まで付けられた赤坂サカスの最寄駅。年2回放送されるオールスター感謝祭になると当駅周辺で赤坂五丁目ミニマラソンが開催され、一流の芸能人やランナーの姿も見る事ができる。赤坂通り沿いを中心に商店が多く点在し、それも東側に進む度に店の数がどんどん増えてくる。住宅は一等地なので流石に高級なものが多く、駅西側に進むと数が増えてくる。
【駅周辺施設】
- 赤坂サカス
- TBSホールディングス
- 赤坂Bizタワー
- 赤坂パークビル
- 赤坂Actシアター
- サカス広場
- 国際新赤坂ビル
- 港区立一ツ木公園
- WOWOW
- 鹿島KIビル
- 氷川公園
- 赤坂氷川神社
- 港区立赤坂子ども中高生プラザ ほか
【C-07】国会議事堂前駅
もはやこの駅名を言うだけで他の説明はいらないぐらいにアピール度が強いのがこの駅。他にも首相官邸・公邸及び内閣府があり、日本の中枢が全てここに集まっている。なお、当駅のホームは長らく工事が行われていたが、2015年に終了してかなり綺麗な感じに生まれ変わった。ちなみに、日本一の公立高校である都立日比谷高校は当駅を最寄りとする。
溜池山王駅は別駅名であるが、駅西側で直接繋がっているので乗り換え駅として指定されている。
【駅周辺施設】
- 国会議事堂
- 首相官邸
- 内閣総理大臣公邸
- 衆議院第一議員会館
- 国会記者会館
- 内閣府
- 特許庁
- 国会前庭
- 憲政記念公園
- 日枝神社
- 山王パークタワー
- 東急キャピトルタワー ほか
特急【C-08】霞ヶ関駅
日本の省庁が全て集まっているのが当駅付近で、ある意味で都庁のある新宿以上に「首都」東京を感じられる地域といえる。この説明を全部しようとすると原稿用紙30枚ぐらいは必要となり、それもかなり文句が多くなりそうなので省略する。なお、駅西側には有楽町線に繋がる線路が存在し、特急の一部がこの線路を通った事がわずかながらある。
間違っても東武東上線の霞ヶ関駅と間違えてはいけない。ちなみに、霞ヶ関駅(東武)⇔霞ヶ関駅(当駅)の定期を持っている人はそれなりにいると思われる。
【バスで行ける駅】
- 東98は清水バス停で同系統の等々力操車所行きに追加運賃なしで乗り継ぎが可能(日中時間帯以外では当駅からの目黒駅以西直通もある)。
【駅周辺施設】
- 中央合同庁舎
- 農林水産省
- 林野庁
- 水産庁
- 総務省
- 観光庁
- 国家公安委員会
- 国土交通省
- 海上保安庁
- 財務省
- 国税庁
- 消費者庁
- 内閣法制局
- 厚生労働省
- 人事院
- 法務省
- 最高裁判所
- 東京高等裁判所
- 東京地方裁判所
- 東京家庭裁判所
- 公正取引委員会
- 文部科学省
- 江戸城外堀跡
- 文化庁
- 会計検査院
- 科学技術・学術政策研究所
- 農林水産省
- 経済産業省
- 資源エネルギー庁
- 産業技術総合研究所東京本部
- 外務省
- 日比谷公園
- 日比谷公園大音楽堂
- 日比谷図書文化館
- 日比谷公会堂
- 日比谷中日ビル
- 中日新聞東京本社
- 日比谷パークフロント ほか
【C-09】日比谷駅
東京都「旧」総合庁舎下車駅。日比谷通りを境に西側が皇居を含めた緑地帯、東側がビル群と両極端な風景が非常に目立つ街並みとなっている。その中で最も名が知られているのはやはり帝国ホテルだろうか。それ以外にも著名な建物が多くある上に銀座も近い位置にあるため、すれ違いとかで有名人や偉い人に会う確率がかなり高い。
有楽町駅とは同一駅とみなしており、正式な乗り換え駅とカウントされている。なお、北は大手町駅、東は東銀座駅まで通路が繋がっている。
【駅周辺施設】
- 帝国劇場
- 東京国際フォーラム
- 東京交通会館
- 第一生命館
- 有楽町ビル
- 有楽町電気ビルヂング
- DNタワー21
- 新東京ビル
- 丸の内二重橋ビル
- 東京會舘
- 日比谷公園
- 帝国ホテル
- 東京ミッドタウン日比谷
- ザ・ペニンシュラ東京 ほか
【C-10】二重橋前<丸の内>駅
皇居に入る「二重橋」がある駅。皇居の施設は当駅が最寄りの場合が多い。隣の日比谷駅と風景のパターンは変わらないが、当駅の方が建物が高い傾向が強く感じられる。丸の内の中心部が近く、丸ビルも実質的に直結している。2018年から副駅名として<丸の内>の名が追加された。
東京駅とは地下通路で繋がっている。京葉線のホームへは1番出口が近い。
【駅周辺施設】
- 馬場先門
- 和田倉門
- 丸ビル
- 明治安田生命ビル
- 明治生命館
- 丸の内MY PLAZA
- 丸の内パークビルディング
- 丸の内仲通りビル
- 丸の内二丁目ビル
- KITTE
- 三菱商事ビルディング
- 郵船ビルディング ほか
大手町駅以降は次回投稿します。それにしても、写真だけで見ると代々木公園~乃木坂が今の時期にピッタリなイルミネーション4連発!!……個人的には人形町=水天宮前みたいに二重橋前=東京になってくれれば、新幹線や京葉線の乗り換えが今より楽になるんだけどなあ。