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今日は横浜市を通る環状2号線についての内容を投稿します。
横浜市の環状2号線は、磯子区の屛風ヶ浦を起点とし、上永谷・東戸塚・羽沢横浜国大・新横浜の各駅付近を経由していき、川崎市境の末吉橋より先の区間はルート未確定となっています。横浜市街から約7~8km離れた位置にあり、4環状の内側から2番目を通ります。それでは、この環状2号線の概要を書いておきます。
【路線データ】
【全体マップ】
- このマイマップでは環状1号の記載がないので、この環状2号が最も内側のように見えるはず。
上の表の通り車線はほとんどが6車線以上ですが、磯子区内と大豆戸交差点以北は4車線、末吉橋が暫定2車線となっております。そして、県道では珍しく立体交差点が多いなど高速並みの規格を持っており、国道17号と言われても違和感がないような道路規格となっております。
各区間の開通年は以下の通りです。
- 全線で4車線以上になったのは2001年。
- 立体交差化はほとんどの区間が1998~2001年の間に実施されている。
環状2号線の大まかな特徴は次の通りです。なお、これは自転車ロードにおける状況と中心とし、全て外回り方面へ向かう事を考えて記載する事をご了承下さい。
路線状況
(磯子区)
前述の通り起点が2つあります。1つは横浜市営バスの磯子車庫前、もう1つは国道357号の新森町高架橋です。ただし、国道357号側の「屛風ヶ浦バイパス」は自転車及び歩行者が入る事ができません。京急の屛風浦駅を過ぎると上り坂に入り、しばらくすると2つの道が合流します。
(港南区)
何と言っても「ラーメン街道」でしょう。ブルーラインの上永谷駅を西に歩いていくと歩道にはラーメン屋がズラリ!!これが環2の真骨頂であり、家系ラーメンをかじった者であれば知らぬ者はいないと言われるほど有名なスポットです。上永谷駅から国道1号までの間に10店舗以上のラーメン屋が存在しております。道自体はアップダウンが多く、ラーメン街道が見えたところから平坦となります。
(戸塚区)
国道1号から旧武相国境(東戸塚駅周辺)まで坂を一気に上っていきます。途中2つの高架橋があり、車で行く場合は快速を飛ばせるのですが、自転車の場合は側道を通る事となり、より勾配のきつさを感じられるでしょう。
(保土ヶ谷区)
ここから先は下り坂となり、国道16号まで坂を下っていくため特にスピードが出ます。途中で横浜新道と保土ヶ谷バイパスのICと直結し、ここの合流はかなりの注意が必要です。少しだけ旭区を「跨ぐ」のですが、これはあまり区間が長くないので割愛します。この区間は完全に歩道と車道が分かれております。
(神奈川区)
羽沢横浜国大駅から先の2km以上に渡る三枚高架橋が最大の特徴です。途中で第三京浜の羽沢IC(上りのみ)があります。国道16号から羽沢横浜国大駅までは上り坂になりますが、それ以外は平坦な道なりとなっております。
(港北区)
環2とは新横浜駅のためにあるのか!?そんな感じの風景が新横浜駅から伝わってきます。それもそのはず、駅前は8車線ぐらいあり、国道でもそうそうないぐらいの高規格です。直下には相鉄・東急直通線(新横浜線)が通っており、2023年に開通。そのため、工事による車線規制が実施されています。大豆戸交差点までは平坦な道が続くのですが、ここからトレッサ横浜まではアップダウンがあります。
(鶴見区)
三ッ池公園を上手くかわしながら(?)末吉橋まで進んでいきます。この間にアップダウンがあるのですが、ここは最後の踏ん張りどころです。なお、末吉橋は暫定2車線で狭いので注意が必要です。
ちなみに、当初の環状2号の計画では大豆戸交差点から先が現行ルートとは異なり、横浜北線に近接しながら南東へ進んで、大黒町入口交差点(国道15号交点)から先は産業道路へ進む予定だったそうです。
これが横浜環状2号線の全容です。ちなみに、環2沿いでは上永谷駅付近の「藤山屋」でスタミナラーメンを食べた事があります。
家系ばかりなので、家系を食べても逆につまらないと思い、このラーメンを食べてみました。650円でしたが、醤油でもなく、韓国風でもなく、何と言っていいか分かりませんが味自体はおいしかったです。流石環2ラーメン街道!!
なお、環2にはこのラーメン街道と呼ばれる区間以外にもラーメン屋はいくつかありますが、これほどラーメン屋が集中しているのも珍しいです。似たような感じでは国道246号終点付近の沼津ぐるめ街道あたりでしょうか。
今日はここまでです。なお、環状1号線は以下のリンクを参照して下さい。