あれこれ迷って、今ここ。 -40ページ目

第21話|“あれ…今日、いつもみたいに全然ダメじゃない?”


〜時間が経って気づいた、小さいけど私には大きかった違い〜

正直、
最初につけた瞬間は
「人生変わった!」みたいな感動ではありませんでした。

むしろ、

軽い。
思ったよりカバー力はナチュラル。
……これ、大丈夫かな。

そんなふうに、
少し疑いながら見ていた気がします。

今までだって、
塗った直後だけなら
「今日いいかも」と思ったことはありました。

でも問題は、
そのあと。

時間が経って、
マスクをつけて、
そして結局、

“あぁ…もう全然ダメ”

私はその流れを、
本当に何度も繰り返してきました。

最初ちょっと期待して、
でも毛穴落ちして、
崩れて、
マスクについて、
また残念。

だから今回も正直、

「はいはい、このあといつもの“やっぱりダメでした”が来るんでしょ」

そんな気持ちは、
どこかにありました。

本番はここから。
そう思っていました。

そして、
しばらく経ってから。

ふと、

“あれ…?”

もちろん、
毛穴ゼロとか、
完璧とか、
そういう話じゃない。

でも、

“あれ…今日、いつもみたいに一気に全然ダメじゃない?”

そう思ったんです。

これ、
私の中ではけっこう大きかった。

今までは、
時間が経つほど
「あ、きた…」
っていう、あの残念な崩れ方がわりと早かった。

でも今回は、
少なくとも

“もう全然ダメ”

そこに一気に落ちる感じが、
少し違う気がした。

劇的に別人、
というわけじゃない。

でも、
何を使っても
“期待しては結局ダメ”
を繰り返してきた私には、

“あれ…まだここで踏みとどまってる?”

その違いは、
思ったより大きかった。

しかも今回は、
厚塗りで無理やり隠した感じじゃなく、
少量で、
最初から“崩れ方”を意識していた日。

だからこそ余計に、

もしかして私が欲しかったのは、
“完璧に隠れること”より、

“時間が経っても、いつものように一気に絶望しないこと”

そっちだったのかもしれない。

もちろん、
まだ初回。
まだ様子見。

でも少なくとも、

“また今回も全然ダメ”

それだけじゃなかった。

劇的じゃない。
でも、
だからこそリアル。

この日最初に感じたのは、

“もしかして今回、
いつもの絶望より少しマシかもしれない”

そんな、
小さいけど、
私には意外と大きな違いでした。


第20話|“隠したい”のに厚塗りすると崩れる。だから今回は、“たくさん塗る”をやめてみた


〜毛穴・赤み・マスク崩れ。気になるもの全部あるからこそ、量も塗り方も最初から変えてみた初回トライ〜

毛穴も気になる。
赤みも隠したい。
できるなら、少しでも綺麗に見せたい。

でも、隠したい気持ちが強いほど、
今度は厚塗りになって、
毛穴落ちや崩れ方が気になる。

たくさん塗れば安心、
……というわけでもないのが難しい。

むしろ私の場合、
“隠したい”と“崩れたくない”の間で、
ずっと悩んできました。

気になるところ全部、
できればまとめて何とかしたい。
本音を言えば、赤みも毛穴も
「どうか一気に消えてください」と思う。

でも現実は、
そう簡単じゃない。

だから今回、
新しいファンデーション、
江原道アクアファンデーションを使う時は、
最初から少し考え方を変えてみることにしました。

これまでの流れの中で、
厚く塗りすぎることが
毛穴落ちや崩れ方に影響しているかもしれない。

そう考えて、
今回は“隠す量”より、
“崩れにくい土台”を意識してスタートしてみることにしました。

まず下地。

左右それぞれ、
米粒ひとつ分くらい。

最初は、
赤みが気になる頬にしっかり乗せたくなる。

本音を言えば、
気になるところにこそ
「そこ重点的にお願いします」と
多めにいきたくなる。

でも今回は、
ただ気になる部分中心にベタッと塗るんじゃなくて、
少量を指でポンポンポンポンと広げながら、
薄く膜を作るイメージ。

頬だけを重くするより、
なるべく均一に。
少しずつ。
丁寧に。

水で濡らしたスポンジも使わず、
この日は最初から最後まで全部指。

自分の指で少しずつ広げながら、
“隠したい”気持ちを少し抑えて、
“崩れにくさ”を優先するような感覚でした。

そしてファンデーション。

使って最初に思ったのは、
ワンプッシュの量、思ったより多い。

正直、
「え、初回からこの量そのままいくのは、ちょっと待って?」
と思いました。

これは最初から全部使うには多そう。
そう感じたので、
初回はまず1/3プッシュくらいから。

これも、
最初からしっかり作り込むんじゃなく、
指で少量をトントントンと重ねながら様子を見る。

正直、
ここは今までの自分とは少し違いました。

“隠したいから足す”じゃなくて、
“まずは少量で、どう崩れるかを見る”

その方向にしてみた。

そして、
実際につけた瞬間の第一印象。

まず思ったのは、

「あ、軽い」

想像していたより、
サラッとしていて重たくない。

そこは正直、
少し意外でした。

もっと“しっかり系”を想像していた分、
思ったより軽い。

ただその一方で、

“あれ?思ったよりカバー力は強くないかも”

とも感じました。

もちろん、
今回はかなり少量スタート。

しかも、
あえて全部指。

だから単純比較はできないかもしれない。

でも、
第一印象としては
“しっかり隠す”というより、
“軽く整える”に近い感覚。

ここは、
今までの“とにかくカバーしたい”気持ちだけで見たら、
少し物足りなさを感じる人もいるかもしれない。

でも今回は、
最初からそこだけで判断するつもりはありませんでした。

大事なのは、
塗った直後より
このあと。

時間が経った時、
この“少量×指でポンポン”が
毛穴落ちにどう出るのか。
赤みにどう見えるのか。
マスク移りはどうなのか。

“今どれだけ隠れるか”より、
“崩れた時にどれだけ汚く見えにくいか”

私が本当に知りたいのは、
そこでした。

だからこの日の私は、
カバー力だけで一喜一憂するより、
むしろ
“この軽さが、数時間後どう変わるのか”

そこをかなり冷静に、
でも内心ちょっとだけ期待しながら、
見ようとしていました。


第19話|崩れにくいって、本当に私にも当てはまる? そう思いながら、やっと最初の一歩を踏み出した


〜期待したい。でも、また違ったらどうしよう。その気持ちのまま迎えた“最初の日”〜

崩れにくいと評判のファンデーションほど、
最初に使う時は少し怖い。

本当に自分に合うのか。
マスク崩れや毛穴悩みに、少しでも変化があるのか。
期待して、また違った時の残念さを考えると、
嬉しいだけではいられない。

マスクを外すたびに、
内側にしっかり付いたファンデーション。
崩れた肌。
鏡がなくても、一瞬外したその時に
“今どんなふうに見えてるんだろう”
そう気になってきた時間が長かったからこそ、

“次こそは”

と思う気持ちと同時に、

“また同じかもしれない”

その不安も、どうしても残っていました。

ここまで悩んで、比較して、
ようやく「一度試してみよう」と決めたものが、
ついに手元に来た。

本当に、やっとここまで来た。
そんな感覚でした。

もちろん、
届いた瞬間に毛穴が消えるわけじゃない。
マスク移りがなくなるわけでもない。

それは分かっている。

でも、
ここまで悩んで選んだものが、
実際に今、自分の手元にある。

それだけで、
少しだけ気持ちは違いました。

正直に言うと、
嬉しさはありました。

でもそれ以上に強かったのは、

“お願いだから、少しでも合っていてほしい”

その気持ちだった気がします。

今までだって、
崩れにくいと言われるものを調べて、
比較して、
期待してきたことは何度もありました。

でも、
“これだ”と思えるところまでは届かなかった。

だから今回は、
期待したい。
でも、期待しすぎたくない。

また違った時に落ち込むのが嫌だから、
なるべく冷静でいようとしている自分もいました。

手に取って、
これから試すんだと思う。

その瞬間、
もっとテンションが上がるのかと思っていたけれど、
実際は思っていたより静かでした。

たぶんそれは、
勢いで買ったわけじゃなくて、
ここまで何度も迷って、悩んで、考えてきたから。

“やっと試せる”

その気持ちは確かにある。

でも同時に、

“これでまた違ったらどうしよう”

その不安も、
まだちゃんと残っていました。

嬉しい。
でも怖い。

期待したい。
でも期待しすぎたくない。

そんな少し複雑な気持ちのまま、
私はようやく、
新しい一歩を踏み出そうとしていました。