DRAGON -17ページ目

生協の黒石さん(2)

5月8日

学生からの要望

「牛を置いて下さい。」

5月9日

黒石さん

「牛ですか。さっそく、検討させていただきましたが、牛を生協に置くことは無理ということになりました。ご了承ください。」

5月10日

学生

「牛を置いて下さい。」

5月11日

黒石さん

「熱意には敬意を表しますが、やはり、牛は置けないとの結論に至りました。」

5月12日

学生

「牛を置いて下さい。」

5月15日

黒石さん

「あなた様の熱意には負けました。アメリカ牛なら置きましょう。但し、極秘とするため、証拠が残らないよう全部食べてください。」

5月16日

学生

「ありがとうございます。早急の牛の仕入れ、お願いします。」

5月17日

黒石さん

「どうも冗談が通じないようですね。それを本当に実行したら、私はブタ箱にブチこまれてしまいます。」

5月18日

学生

「牛がダメなら豚を置いて下さい。」

5月19日

黒石さん

「それなら前向きに検討しましょう。その際には、是非ともあなた様が商品棚に陳列なさって下さい。」

ソクラテスの精神の具現者

記者:「グリーンピア等の施設は保険料の無駄使いではありませんか」


社保庁:「そんなことはありません。法律にも『必要な施設をすることができる』

と定められています。


記者:「13万円の家賃が1万円であったり、福利厚生としてマッサージ機やゴルフ場

を所有するという件についてはどうですか。」


社保庁:「法律の範囲内で行っているだけです。」


記者:「年金資金運用基金は単なる天下り先ではありませんか。」


社保庁:「法律に基づいて設置しています。」


記者:「違法ではないということですね。」


社保庁:「その通りです。」


記者:「違法でなければ、いいということでしょうか。」


社保庁:「法律に従っているだけです。異議があるなら、改正してください。我々は

法を遵守しているのです。それが法治国家です。法を守るのが、国民の取

るべき正しい姿勢です。

社保庁の外郭機関が架空請求 

社保庁の外郭機関が、1700万円以上の架空の人件費を請求して自分達の飲み食いにも流用していたことが発覚しましたが、この件についての監督責任を問われたところ、社会保険庁は一部認めたものの、横領ではないかという問いに対し、「返還したのだから、横領にはあたらない」と返答していました。

 この論理からすると、万引きしても返せば万引きにならないことになります。役人がいくら屁理屈の天才だからといって、全く非論理的です(子供でもそんなバカなことは言いません)。彼らは、自分達を正当化することや国民を欺くことなどに全知能をフル活用しています。

 

 自分達は正当なことをしているという主張の一つに、一般の会社だって、収益のなかから社員の福利厚生にあてており、自分達も同じことをしているにすぎないというのがあります。一見すると、あたかも正しいように聞こえますが、なにかおかしいと誰しも思うでしょう。しかし、反論に窮する人は少なくないはずです。

 このように、彼らは屁理屈の天才であり、感性が狂っているのです。一見すると、正しいことを言っているようでも、適用が間違っている例はたくさんあります。

なお、彼らの論理のどこがおかしいかというと、一つには、一般の会社では彼らのようにデタラメに自分達の福利厚生に使ってはいないということがあります。福利厚生に関して、そもそも一般の会社と同じと考えると、国民から集めた金を自分達のために際限なく使い出しとんでもないことになります(実際そのとおりなのですが)(彼らの論理がまともではないという論証は長くなりそうなので、このへんでやめます。)

そうならないためにも法整備をもっときちっとすべきです。でないと、彼らの思うがままになってしまいます。だいたいが、法律自体、官僚が作ったものであり、解釈も彼らの好きなように拡大解釈されています。

のみならず、冒頭のように、明らかに違法であるにもかかわらず、そうではないと主張するくらいです。間違いなく、横領です。犯罪です。ライブドアなどより、もっと悪質です。なぜ、警察や検察は動かないのでしょう。結局、同じ公務員だからでしょうか。メール問題などよりもっと追求すべき重大な問題がたくさんあります。何をどう取り上げるか(取り上げないか)、どの程度追求すべきか、マスコミや警察・検察に恣意的に扱われているような気がします。

さて、給料や報酬を良くしないと優秀な人材が集まらないという意見をよく聞きますが、その優秀な人材を集めた結果がこのとおりです。つまり、国民の金をいかに自分達のところに集めるかということに頭脳を駆使しているのです(しかも、まだ足りないと、堂々と主張している公務員が書いている本が出版されているのにはあきれます)

ただでさえ、仕事が楽(少なくとも売り上げを気にする必要はありません)な上に、報酬が青天井ともなれば、優秀な人が集まること受けあいです。ここでいう優秀性とは、非論理的なことを論理的なもののようにねじ曲げてしまう論理を組み立てることをいいます。優秀な人を集めるために報酬を良くするということには、このような負の側面があることも見逃してはならないと思います。単に、報酬を良くすれば本当の意味で優秀な人が集まるとは言えないのです。

一方、NPOやボランティアの人達はどうでしょう。収入が少ない、あるいは無報酬(場合によっては持ち出しのこともある)だからといって、彼らが優秀ではないといえるでしょうか。

楽して金をいっぱいもらう、これが優秀な役人の本質とみていいでしょう。昔も今もたいして変わりません。また、普通の人達も、楽して金を儲けたいと思うものですが、それが、自分以外の存在を犠牲にし搾取するものであってはならないでしょう。それを平気でしているのが、役人といえるのです。

一文の金

ドンドンドンドン。まだ暗い朝早く、戸を叩く音がした。

与太郎は、その音で目を覚ました。

「なんだ、こんなに早く。」布団の中で呟いた。そして、布団から出るのが嫌だったので、布団の中から叫んだ。


「何の用ですか。」

「すいません、朝早く。実は、薬を売ってもらいたくて。子供の具合が悪うなったんです。」

「何の薬ですか。」与太郎は、相変わらず、布団の中から叫んだ。

「腹痛の薬ですが。」

「けっ、腹痛の薬か。一文にしかなんねえ。たかが一文のために起きるのも面倒だ。」そう与太郎は思った。

「すいません。あいにく、腹痛の薬は切らせていまして。どこか他をあたってください。」

「まったく、朝早く起こしやがって。」そう言うと、また、眠ってしまった。


そのやり取りを聞いていた庄屋の旦那は、夜が明け、その日の仕事が始まると丁稚の与太郎を呼んだ。

「これ、与太郎、この鍬で庭の土を掘りなさい。一文が出てくるまで掘るのじゃぞ。」

与太郎は、そう命じられると庭の土を掘り始めた。しかし、掘れども掘れども、いつまで経っても一文は出てこなかった。

「どうだ、与太郎、一文は出てきたか。」

「旦那様、どんなに掘っても一文なんて出てきません。」

「たとえ一文でも、お金を稼ぐということがどういうことか、よく考えてみなさい。わしが何を言いたいか、分かるな。」

「はい、旦那様。分かりました。」


冬になり、与太郎は一時、里帰りすることになった。与太郎の国は雪国で、彼が帰郷したその冬は近年まれにみる豪雪だった。


彼の両親、爺ちゃん婆ちゃんは、雪堀のため朝から懸命だった。しかし、与太郎は、ずっとコタツに入ったままだった。

「与太郎や。久々に帰ってきてゆっくりしたい気持ちも分かるが、なにせこの大雪だで。少しは手伝ったらどうかの。」


しかし、与太郎は言い返した。「一文の得にもならんことをどうしてせにゃならんのじゃ」


良い商品やサービスを提供したり信用を得ることで、その結果、お金がついてくるというのは確かですが、お金にならないことを縁の下で支えている陰の存在や尽力もあります。例えば、過疎地で生活している人達ですが、国土を保全しているという側面もあります。環境という下地があるお陰で、経済活動が支えられているということもあるのです。

 首都圏で稼いだお金を地方に分配することで、都市圏が地方を支えているという考えをよく聞きますが、あまりにも一面的ではないでしょうか。むしろ、地方が都市圏を支えているといってもいいかもしれません。それに、東京などの大都市に本社があることが多く、各地方にあるその支社の売り上げを本社で統括して売り上げを出しているということもあり、一概に都市のお金が地方に流れているとは言えないでしょう。

 経済活動が活発になることで、それを支えているものを犠牲にしているということも、あらためて言うことでもないでしょう。

 都市が地方を支えているという考え方は、むしろ逆であり、お金という側面からのみ物事をみるのは間違っていると言わざるを得ません。全ての基準をお金という観点からみればどうなるか、恐ろしい結末が待ち受けているごく当たり前のことが、マスコミや発言力のある人達の前でかすんでしまい、それに流されているような気がします。






謝って済むならサツはいらない

謝って済むならサツは要らない

 絶対、自分達の非は認めない警察だが、裏金疑惑等で追いつめられて、ついに謝るという場面でのこと。

とにかく、形だけでも謝って済ませたいと警察は思っている。

警察:「この度はまことに申し訳ありませんでした。」

記者:「謝って済むんだったら警察は要らないだよ。」


Winny製作者を逮捕しておきながら、そのWinnyを使い、あまつさえ情報を流出させるとは何事か。警察は正真正銘、デタラメの巣窟だ。表向きは正義の面をしているだけになおさら始末が悪い。警察ども、貴様らには地獄すら生温い。


負け犬の耐震偽装涙

耐震偽装問題で、居住者がマンションを退去しなければならなくなった。TVで、マンションでの最後のクリスマスや正月を一家そろって祝う様子が映し出され、二人の女性がそれを見いる。


A子:「全くひどい話よね。」

B美:・・・・・・・・。彼女は無言で涙する。

B美が、体の震えるのを必死にこらえながら涙するのを見て、A子は思った。

「この人はなんて純粋なのかしら。他の人の痛み・苦しみを自分のことのように感じているんだわ。」


では、B美の心の内をみてみよう。

「ああ、羨ましい。だんな様がいて、かわいい子供がいて。それにひきかえ、私には彼氏もいない。クリスマスだって一人ぼっち。私はなんてかわいそうなの。マンションを出て行くことくらい何だっていうの。」


B美にとっては、結婚して子供がいることが全てに優先するのであった。それ以外のことは、取るに足らないことだった。そして、彼女はこうも心の中で叫んだ。


「ふんっ、いい気味だわ。これ以上、他の人たちが幸せになるのをみるのは耐えられない。せめて、うまくいっていた人たちが不幸になるをみるのがせめてもの救いだわ。」

生協の黒石さん


学生:黒石さん、あなたのハートをGetしたい。僕にあなたのハートを売ってくれま  

   せんか。高値買取します。


黒石さん:残念ながら既に売約済みです。しかし、たとえ未契約であったとしても、 

     悪魔に魂を売り渡すことはできません。



流れに逆らって

ああ、なんて冷たいのだ

何度も失敗し、つまずく

しかし、世間は冷たい視線を浴びせる

それにも負けず、再び立ち上がる

皆、同じ流れに乗り、

そうでないものは外に追いやろうとする

自分たちとは違うものは排除の対象にする

皆が自分に敵対しているかのようだ

他の人と違うことは、そんなにいけないのか

絶対的孤独感

でも、自分は自分でしかないのだから、

自分の信念を貫こう

どんなにつらくても

他に流されず

流れに逆らって進もう

それが自分を強くすると信じて

               アイスリンクにて

祝!荒川静香選手金メダル

荒川静香選手、金メダルおめでとうございます!


 前回は女子フィギュアの憎まれ口を叩きましたが、素直に喜びたいと思います。


オリンッピクの度ごとに、別にどうなろうと自分には関係ないと思い、しかし、いざ日本人が活躍しだすと喜んでいました。でも、今回だけは最後まで無関心のままだと思っていたところ、やはり、今までどおりになってしまいました。


なにしろ、女子フィギュアで金メダルを取ったのですから。これが、例えば、ハーフパイプやスピードスケートなどで金メダルをとったり、里谷が金をとったりしたら、むしろ苦々しく思ったでしょうが。


本当に、今朝まで無関心でした。というより、安藤美姫などに対しては、惨敗を期待していました。今朝、620分頃目を覚まし、「そういえば女子フィギュアが3時くらいに始まったんだな。結果が出ているだろうから(ミキティの惨敗を期待して)確かめよう」と思いながらTVをつけました。すると、ちょうど荒川選手が演技を始めたところでした。そののびやかで優雅な滑りに魅せられました。TVを通してさえ、強烈なオーラが放たれているようでした。私は寝ながら、スタンディングオベーションをしていました(訳が分からない)


そこから一気に、頭の中はその喜びで一色になってしまいました。その後、就職の不採用通知が届いたにもかかわらず。もっとも、その会社に対しては、もし採用されたらどうやって断ろうかと考えていたので(面接は大体うまくいき、おそらく合格するだろうと思っていました。ただ、一つ、ネガティブなことを言ってしまい、その心証は良くなかったようですが)、むしろ、すっきりしたくらいでした。


さて、オーラについて少し考えてみたいのですが、やはり、何かに情熱を注ぎ込み、そして困難や挫折があっても(そのときは気落ちしたとしても)諦めず、絶えず向上を心がけている人というのは魅力的ですし、オーラも強いようです。ともすると、様々な重圧に押しつぶされると、そのまま流されがちになりますが、そこを気力をしっかりもって負けず、がんばり続けたいものです。障害にも負けず、重圧にも負けず歩み続けられる人というのは本当に少数でしょうが、重力に負けないことが若さを保つ大きな要因であると思っています。


4回転のないミキティなんて

「今日は必ず4回転を飛びます。」



今日も飛ばなかった。



「今回は4回転飛びます。」



やっぱり飛ばなかった。週間現代も顔負け。



ああ、4回転4回転4回転4回転・・・・・・・



回転、回転、回転、回転、ライブドアオート。回転、回転、回転、回転、ライブドアオート。



この際だから、ホリえもんに代わってもらおうか。



おっと、彼は今、塀の中。



4回転飛びたい。4回転飛ばなきゃ。なにがなんでも飛びたい。絶対飛ぶんだ。飛んでみせる。飛んでイスタンブール(古い)



口が裂けても、4回転は飛ばないなんて言えない。



口裂け女の4回転ジャンプ。口裂けスマイル。



ホリえもんに代わってもらいたい。



だからダメだって。



彼が出てきたら、ペアを組むっていうのは?



だめだめ、ペアを組むんだったら、口裂け同士でないと。



織田信長が嫉妬しちゃう。



それでも、ホリえもんを待つわ。



だから、どうしてホリえもんにこだわるの。



それに、その頃にはもうカンペキなおばさん。



今だって腹がぽっこり出ているのに。まさか・・・・。



「あんなに重くちゃ、4回転なんて飛べるはずがない。99.9%不可能。」だなんて。



あの渡辺絵美に言われちゃお終い。でも、妙に説得力があり。



99.9%不可能でも、残りの0.1%にかけるんだ。



99.9%発覚しないと言っていたのに、発覚して捕まったじゃない。



99.9%カップル。回転ペア。やっぱりホリえもんとタッグを組むしかない。



今年の流行語大賞は、「回転」で決まり。



2年連続で、ホリえもん、流行語大賞受賞!・・・なんてことあるわけないか。



そんなことより4回転。



4回転のないミキティなんて・・・うっかり八べえのいない水戸黄門。



もとい。印籠のない水戸黄門。



もとい。助さん格さんのいない水戸黄門。



助さん格さん、もういいでしょう。



よかない。まだやめないぞ。



ミキティから4回転取ったら、4回転できないんだったらどうしてオリンピック出るの。



中野の方が適任じゃないか。中野の方がうまい。



トリプルアクセルを2回転半とジャッジしたり。



そこはそこ。白い巨塔のフィギュア版ってところか。



人気もあり、宣伝効果も高いし。



所詮、人間の世界なんて、どこも同じなのよさ。



「真央ちゃんが出られないことをどう思いますか。」なんてインタビューをしていた記者がいた。まさか、その質問だけはしないだろうと思っていたが、本当にした馬鹿記者がいやがった。それだけはご法度だろう。



別に、誰が出ようとどうでもいいことなんだけど(この非国民)。第一、フィギュアの選手なんてみんな感じ悪い。気位ばかりがやたら高そうで。モデルも兼ねているのがいるが、いかにもプライド高そうだ。



でも、本当にプライドがあるんだったら、「自分は怪我してます。」なんて言うのはどうか。



骨折でそこまでできるなんて大したもんだね~。



でも、やっぱり、寝ても覚めても4回転。



ああっ、4回転。



やったあ、できたぞ。妄想が駆け巡る。



頭の中でぐるんぐるん回る。空回り。



この文も、小生の頭の中もぐっちゃぐちゃ。こんなあたしを罵倒してネ!

   

      補記:4回転成功したら、セップクします。


堕ちたヒーロー

タイトルは違いますが、前回の続きになります。前回は、それ自体で完結したつもりでしたが、ふと思いついて、続きを書くことにしました。できれば、前回のものも御覧になっていただけたらと思います。

彼は今、空中を急降下の最中である。

「ぼくは、今どこにいるんだ。確か、奈落の底に落ちて、暗く狭い空間に閉じ込められたのではなかったのか。」

そこに、どこからともなく声が聞こえてきた。

「私が時間を戻したのだ。」

「誰だ。」

「私はルシフェル。」

「ルシフェル?堕天使か。」

「哲学科に入ったのは伊達ではないようだな。実は、私もお前と同様に墜ちている。横を見てみろ。」

その言葉通りに横を見ると、翼をつけた人間のようなものが、自分のジェット機と並んで墜ちている。

「時間を戻すなんてことができるのか。」

「私は天使だぞ。」

「でも、カミに逆らって、その罰として地獄に堕ちたのだろう。」

「伝説ではそういうことになっているようだが、本当は違う。カミが不正を働いてい

るのをみて、それを咎めたら、口封じのために私を落としたのだ。カミは、正義の顔

をしているが、とんでもない。強欲で、しかも、自分を正義と信じている。下界の者

や自分に異を唱える者に対しては情け容赦ない。その上、無知で無能だ。そのカミを

戒めるため、長年、待ってきたのだ。ただ、時間を戻しても、そこに託せるものがな

かったら無意味だ。依然と同様に墜ちていくだけだ。そこに君が現れた。私と君を同

時に、時間を戻したのだ。とてもカミにはできない芸当さ。」

「同時に時間を戻してどうするつもりだ。何をぼくに託そうというんだ。」

「私はもう、弱っている。しかし、私の残っている力を君に与える。そうすれば、君は、今乗っているジェット機をかろうじてコントロールすることができる。そして、カミのところまで行き、突っ込んでほしいんだ。君も、決して良いだけに人間ではないようだが、カミに対する反逆精神は持ち合わせているようだから、それを見込んでいるんだ。どうだ。条件を飲むか。」

「随分、調子がいい話じゃないか。自分で突っ込んで行けばいいじゃないか。それに、オレに命を落とさせておいて、自分は助かろうというのか。」

「さっきも言ったように、私はもう弱っている。カミに突っ込んでいっても何のダメージも与えられない。それに、君に私の力を託したら、そのとき、私の命も尽きてしまう。」

「断ったらどうなる。」

「私はこのまま墜ちて命が尽きる。君は、時間が戻る前と同じになる。つまり、奈落の暗黒の世界に永遠に閉じ込められるわけだ。」

「いずれにしても、バラ色の未来は待ち受けていないようだな。暗黒の世界に閉じ込められるくらいなら、望んでいたように死んだ方がましだ。最後に、カミの野郎に一泡吹かせてやろうぜ。それしかないようだしな。」

「その通り。それしかないんだ。」

ルシフェルは、彼に命を託すと、そのまま燃え尽きた。

命を託された彼は、カミを目がけて飛んで行った。カミを撃つために。