広峯神社
兵庫県姫路市の広峯山山頂にある『広峯神社』に参りました。
全国にある牛頭天皇の総本宮として天平6年(734年)に創建されたと
伝えられている。
もともとは、貞観11年(869年)に広峯神社から八坂神社に牛頭天皇
(素戔嗚尊)を分祠したとする説があり、今もなお八坂神社と本社争いが
くすぶってるらしいです。
【主祭神】 (正殿) 素戔嗚尊、五十猛命
(左殿) 奇稲田姫尊、足摩乳命、手摩乳命
(右殿) 宗像三女神、天忍穂耳命、天穂日命
本殿の裏側にまわると、「神秘なる九つの穴」というものがあった。
案内板によると、『この九つの穴は、生年月日により運命数が定められている
現代暦上の「九星」に相応します。穴深くには自分の守護神が鎮まって
おられますので自分の穴に向かって参拝ください。』ということらしいので、
自分は‘九紫火星‘のところで参拝しましたm(_ _ )m
この神社の創建者である吉備真備は陰陽師だったらしいので、
こういったものを作ったんでしょうね
この九つの穴と向かい合うように摂社が7社祀ってある。
【冠者殿社】 カミムスビノミコト、タカムスビノミコト、コノハナサクヤヒメ
【熊野権現社】 ククリヒメ、速玉男命、瀬織津姫
【稲荷社】 倉穂魂命
【天神社】 菅原道真
【庚申社】 猿田彦大神、アメノウズメノミコト
【山王権現社】 金山比古神
【大鬼社】 イザナギノミコト
【荒神社】 素戔嗚尊(荒魂)
境内展望台からみた姫路市内
広峯神社の周囲には「大歳」という名がつく神社が結構多い。
ご祭神の大歳神は饒速日尊と同一神とされ、そして素戔嗚尊の
御子である。 古代日本のこの土地で、素戔嗚尊と饒速日尊は
とても重要な役割を果たしたんでしょうね。 ・ ・ ・
実際の人物だったか神話のなかだけの人物なのか ・ ・ ・
何が真実なのかは神のみぞ知るですかね
大神神社
前回の石園坐多久虫玉神社(竜王宮)から車で30分ほど走り『大神神社』に到着しました。
この日は、土曜日ということもあって夕方にもかかわらず参拝者が結構おられました。
そういえば、私は朝から金剛山を登り、石園坐多久虫玉神社に立ち寄り、
そして今、三輪山を登拝するために大神神社に来ています。
(金剛山登山①~高天彦神社 、石園坐多久虫玉神社(竜王宮) 参照)
老体!?にムチうって一日に2回山登りしようとしている自分に正直驚きです( ̄□ ̄;)
しかしここに到着したのが午後4時をまわっていたので、三輪山の入山が終了しているのではないかと内心あせりながら、参道を足早に歩いていきました
【主祭神】 大神荒魂神
【配祠神】 大物主神
事代主神
ヒメタタライスズヒメノミコト
セヤタタラヒメノミコト
大神神社拝殿で参拝したあと、登拝入口がある『狭井神社』に到着。
真っ先に、狭井神社社務所へむかうと「本日の入山受付は終了いたしました。」の張り紙が! ∑(゚Д゚)ガーン
受付は午後2時で終わりで全然遅かったみたいですね
登拝道入口で手を合わせ、また今度来ることにしました。
帰りに、大神神社末社である『神宝神社』に寄りました。
【ご祭神】 家都御子神(ケツミコノカミ)
熊野夫須美神(クマノフスミノカミ)
御子速玉神(ミコハヤタマノカミ)
案内板によると、「祭神は、室町時代の神社資料に熊野権現と記され、
熊野三神をお祀りしています。
正月元日未明、繞道祭の十八社巡りにおいて、三ツ鳥居 から出た
御神火が捧げられ、最初に祭典が営まれる 神社です。
古くから三宝荒神の信仰もあり、また財宝の神として 広く崇敬されています。」
私はここの神社に参拝するととても落ち着くので、好きな神社のひとつです。
今日も一日ありがとうございましたm(_ _ )m
石園坐多久虫玉神社(竜王宮)
金剛山を下山してから、以前葛城に来た時に気になっていた『石園坐多久虫玉神社(いわぞのにいますたくむしたまじんじゃ)』通称『竜王宮』に行きました。(葛城紀行①~長尾神社 参照)
近鉄南大阪線高田市駅の北、約30メートルにあり、高田市唯一の延喜式内社です。
駅の近くなので比較的繁華な地に、この神社だけひっそりとたたずんでいます。
【ご祭神】 建玉依比古命、 建玉依比賣命、豊玉比古命、豊玉比賣命
以前訪れた、長尾神社が龍の尾としこの竜王宮を龍の胴、そして大神神社を
龍の頭とする伝承があります。
竜王宮末社の白龍神社を参拝させていただいた時に、私は直感的に大神神社
御神体である三輪山の中腹に鎮座されている白龍神を思いだした。
竜王宮を足早に去り、大神神社に向かうことにしました