生國魂神社~いくたまさん 【後編】
かなり間が空きましたが、生國魂神社~いくたまさん【前編】 の続きです。
<境内社> 城方向(きたむき)八幡宮
大阪城鬼門の守護としてお祀りされていたことから、
城方向(北向き-きたむき)と称される。
鞴(ふいご)神社
鞴(ふいご)とは火おこしの道具のこと。金物業界の守護神
として、また各家庭のカマドの神様として信仰を集めている。
家造祖(やづくりみおや)神社
家造りの祖神をお祀りする。
浄瑠璃(じょうるり)神社
近松門左衛門を始め文楽関係物故者をお祀りする。
鴫野(しぎの)神社
【ご祭神】 市寸島比賣神(いちきしまひめのかみ)
大宮賣神(おおみやのめのかみ)
淀姫神(よどひめのかみ)
現在の大阪ビジネスパークのある鴫野の地にかつて弁天社が祀られ、淀姫が
大阪城からお参りされてました。のちに大阪城と縁深い生國魂神社に遷座し、
鴫野神社となったそうです。
大阪夏の陣で火の手が迫る中、白い大蛇に姿を変えた淀姫が城を抜けだし
天に昇ったとの伝承から、俗に「巳さん」とも呼ばれています。
鴫野神社背後に存在感のあるご神木があります。
その根元には巳さんの祠が祀られている。
【ご祭神】 事代主神(ことしろぬしのかみ)・比咩大神(ひめのおおかみ)
新天皇即位に行われる大嘗祭の翌年に、平安前期から鎌倉初期にかけて
即位儀礼の一環として「八十島祭(やそしままつり)」という祭祀が
難波の海辺で行われていたそうです。
この八十島祭では生國魂神社のご祭神である生島神・足島神が祀られ、
その他に住吉神なども祀らていました。
このあと、住吉神が祀られる住吉大社に向かいました

石上神宮 【玉の緒祭】
2月2日 節分前夜に石上神宮では『玉の緒祭』という神事が
行われました。
「玉の緒」とは、人の「玉(魂・生命)」が絶えないように繋ぎとめて
おくための「緒(紐)」のことです。
玉の緒祭は、神宮の祭神、布留御魂大神の神威により、体についた全ての
邪気や穢を祓い、守護、国家の繁栄を祈る祭典です。
午後5時過ぎ 石上神宮に到着
駐車場にはすでに車がいっぱいで他府県ナンバーの車も多かった
ぼくは今回が初めての参列になります。
あたりも少しづつ暗くなりはじめ、献燈に明りが灯ります。
午後5時30分 宮中と同じ時間に『玉の緒祭』が行われました。
宮中でも、初代天皇の神武天皇を守り建国を助けた「布都御魂(ふつのみたま
)」を感謝し、さらなる国家の護持と繁栄を天皇自らが行っているそうです。
厳かに執り行われた神事が終わったあと、立派な食事をいただきました。
生かしていただいているすべての恵みに感謝します。
ありがとうございます。
生國魂神社~いくたまさん 【前編】
前回記事の梅谷天神神社 を出てからその足で、大阪市天王寺区生玉町に
鎮座する生國魂神社(いくくにたまじんじゃ)にやって来ました
まわりはラブホテルが立ち並び、陰の氣が漂う独特な雰囲気。
「聖」と「俗」が共存していて、いい意味で大阪らしいって感じです。
そして、神社や神様のことを「~さん」づけする大阪人だけあってこの
生國魂神社も『いくたまさん』と呼ばれています
鳥居をくぐれば外と打って変わって雰囲気ががらりと変わります![]()
生國魂神社社殿配置図
外の喧騒を忘れるほど静かで、手入れが行き届きとてもきれいな境内です![]()
【ご祭神】 生島大神(いくしまのおおかみ)
足島大神(たるしまのおおかみ)
大物主大神(おおものぬしのおおかみ)(相殿神)
生島・足島大神(生國魂大神)は『古語拾遺』に「大八州之霊(日本列島の
御神霊)」と記され、国土大地の守護神であり、大地に生を受けるもの
すべてを守護される広大無辺の御神徳があると略記にあります。
なお、生・足の「生(イク)」はイキ(息・生き)と同根で生命力が広がって
いく働きを表し、「足(タル)」はそれらが充分に満ち溢れている働きを
さしています。
由緒書きによれば、「神武天皇が九州より難波津にお着きになった際、
現在の大阪城付近(のちの石山碕)に、生島大神・足島大神を祀られたのが、
当社の創祀と伝えられています。そののち、相殿神として大物主大神を
お祀りされています。」とあります。
生國魂神社の正史上における初見は、『日本書記』第三十六代孝徳天皇の
条冒頭に「佛法(ほとけみのり)を尊び、神道(かみのみち)を軽(あなず)り
たまふ。生國魂社の樹を斬りたまふ類、是なり」という記述がありますが、
孝徳天皇は生國魂神社の森の樹を伐採させたということで、神道を軽蔑したと
日本書記に書かれてしまったのですね![]()
境内には「生玉の杜」といわれる少しながら木々に囲まれた静寂な雰囲気の
場所があるんですが、都会の喧騒に囲まれた神社でもちょっとした自然が
あるとなんだか心がほっとします:*:・( ̄∀ ̄)・:*:
やはり神社には鎮守の杜は大事ですね![]()
後編につづく










