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T邸キッチン家具 レポート

今回はリフォーム工事が進められているT邸に納める家具を紹介します。

広々としたダイニングキッチンスペースにて使用されるキッチンカウンター、イス、キッチンワゴン、食器棚等、一式を制作中です。

その中の食器棚を今回は紹介しようと思います。

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高さ2メートル、幅3,2メートルという大容量の収納を確保をした大きなサイズのため、組み立ての順番や分割の方法などを考える必要がありました。

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一体で製作すると人の手では運べなくなってしまいます。

なので左の1スパンと右の3スパンとにわけることにしました。

ジョイントを綺麗におさめるために試行錯誤した結果、うまく使える金物を見つけそれを使ってジョイントする事にしました。

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製作の順序ですが、通常のサイズなら製作の工程によって、家具自体を裏返したり回したりしながら進めて行くのですが、その様な製作方法が可能なサイズではないため、部品を上から積み上げて組み立ててゆく方法をとりました。

食器がたくさん入ると言う事で強度的な面でも一見ではわからないですが、細かな工夫がなされています。

その他の家具もおって紹介していきたいと思います。

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辻井啓司

GENETO 白栄一郎

はじめまして、この度、GENETOの一員として活動する事になりました、白栄一郎です。

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GENETOのメンバーとは、以前から面識がありました。

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私自身、別注家具製作会社に勤めていた事もあり、彼らと共有できる事柄が多くありました。

時には相談を受けたり、最近どの様な活動をしているのか等、話をしているうちに彼等の活動に魅力を感じ始めました。

それで、勤めていた会社を退職し一緒に仕事をする事になりました。

GENETOの若いメンバーの考え方には戸惑いを感じる事も多々ありますが、そんな中送る第二の人生に生き甲斐を感じています。

GENETOの目指している家具は、いままでに製作していたものとは違い、毎回違うものを作るのでその都度作り方を考える等、さまざまな点で頭を悩まされます。

しかしその分、家具が出来上がったときには今までより大きな感動を感じます。

これからもこの新しい環境で新しい人生を皆で楽しく生き生きと、より良い物を世に送り出していけたらと思っております。

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白栄一郎

日経アーキテクチャー 2005 6-13号

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江坂の家

建築設計 関谷昌人アトリエ

家具(作品名:ri-ped type05/volume1612/common table/2low table/study unit)

p68~p69

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