GENETO factory shizuhara2期工事 レポート

昨年から今年にかけて完成させましたGENETO木工部の核になる工房を人員の増加と、年末から始まるいくつかのプロジェクトをこなすため、既存施設では機能しない恐れがあり、拡張工事をする事となりました。







今回は小さいスペース（7m×3.5m）ですが、ここでは主に組み立て行程とオイル塗装等をいたします。






材料は単管と波板で、一期工事で作った部分と連結して作る事にしました。


制作メンバー

辻井啓司・白栄一郎・岡田拓也・永来結子・島本愛美

「旅立ち」

8月1日ついに山下麻子がスウェーデンに旅立つことになりました。

ご両親、在京スタッフで見送りに関空まで行く事に。




飛び立つ飛行機が雲に消えていくのを眺めながら、寂しくもあり期待もあり複雑な気持ちです。






山下麻子の成長を楽しみに一同祈ってます。


GENETO
辻井啓司

「おもちゃ箱」

私達がこのデザイン活動を初めて約6年くらい経ちます。

最初の4年間はほとんど仕事が無く、一月だいたい5000円くらいメンバーの手元に入れば大満足という悲惨な状態で、漠然と将来に対して不安もあったと思います。

その状態に耐えられず挫折した仲間も居ました。

そんな中、私には仕事に対する楽しみや達成感は人一倍大きく、その気持ちが今でも続けられる原動力である事は確かです。

昨今、ようやく仕事らしい仕事を頂き、以前でしたら1年分の仕事を一月でこなせるようになりました。

初めて2年目くらいに大きく仲間が入れ替わった時期があり、その時に入った「山下麻子」は今年で大学を卒業し、来月からスウェーデンに留学、それと入れ替わりのように「白栄一郎」という仲間やバイトの学生も2人加わり、約4年目でメンバーがまたも入れ替わる事になりました。

今は仕事があり、新たに入るメンバーは始めた頃の事は知るよしもありませんが、これから機会があるごとに話していきたいと思います。

私や当時からのメンバーの活動に対する楽しみや達成感は、当時と何ら変わる事無く、いつも新鮮な思いで仕事に対峙し、仕事ごとに挑戦を続けて行く気持ちがGENETOのクオリティーを向上させる基になると思います。

今まで我々にチャンスを与えてくださったクライアントの方々に心から感謝をすると共に、助言をくださった先輩達と力を貸してくれた仲間にも感謝をしたいと思います。

毎月、毎年色々な物が我々から生まれ、社会に浸透して行くという事は、考えるだけでとても刺激的で、これからも向上し続け、社会の為になる物、クライアントに喜ばれる物を生み出していきたいと考えています。

先月から今月までの作品の写真です。












GENETO
山中コ～ジ