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病院にて感じたこと by 山中コ〜ジ

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年末の慌ただしい時期に、ちょっとした事からしばらく病院で過ごすことがありました。
病院で過ごすのは約2年ぶりなので、日頃行く機会が無い病院について興味がわき、暇な時間を利用して院内を見学しました。

この病院の建築としての意匠については、もはや語るにおよばないので、書く事はありませんが、色々な面白い事柄について気づかされる事が多い日々でした。

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先ずもっとも感じたのが、患者や医者や看護士など、それぞれの人によって、それぞれが感じている(持っている)時間が違うというとでした。
治療のため入院をしている人は、退屈で毎日が非常に長いはず。
手術を待つ患者は、数分の待ち時間が恐ろしく長く感じたり、手術中の患者家族は長く感じたり。
死を待つ患者は、残された時間の限られた中で、ベッドに寝ながら意外に長く感じているかもしれません。
医者や看護士はいつもバタバタしています。
彼らにとっては、いつも大忙しの現場で毎日が短く感じておられるのかもしれません。

そんな、色々な価値観や立場から来る時間の流さをもった人達が、一同に介している建築に興味がわきました。
複雑な印象を受けると同時に、建築を作るきっかけがありそうな気がします。

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もう一つは、建築のファサードには学ぶ事が無かったのですが、インテリアでは非常に合理化されており、病院建築なりの進化をとげた現在の状況を学ぶ事ができました。

大部屋の各居室を間仕切る為のカーテンにも、その片鱗を見ることができます。
僕はこのカーテンが機能的で、見た目にも軽快で非常に好きです。
これくらいの間仕切りで、十分個人のプライバシーは保たれることが分かります。
欠点と言えば、音が漏れる事でしょう。
僕の居た部屋には、中国語圏の大学生が入院していましたが、日夜を問わず面会に来る友人の中国語が非常に耳障りだった事が印象的でした。
辺り構わず大声で話すので、このカーテンで間仕切る形式は、マナーが確立されないと少し難しい事も分かりました。
しかし、それだけプライバシーが保たれていると感じる事の裏返しとも考えられます。

他にも、大量の食事を運ぶワゴンや、各居室に付いてる家具、看護士さんが持ち運ぶ様々な道具や、院内の情報機器等々、医療の現場ならではの開発が進んでいると感じました。
問題点とすえば、病院に居る人全てを、病人のような顔色にしてしまう蛍光灯の効果でしょう。

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また、建築のファサードについて少し感じた事を書くと、病院建築の工事費用を最もかける場所ではないのでしょうが、やっぱり玄関は大切でしょう。
地域に開かれた病院でなくてはいけないと、今回の経験を通して痛感しました。
怖い印象や、都市に対してネガティブな表情を構えている病院が、よく考えると意外に多く、都市にとって必要であるにもかかわらず、その存在感を消そうとさえしています。
そういう意味でも、ファサードである玄関部分は大切に設計するべきだと感じました。
僕の入った病院は、病院の規模に対して玄関は小さく、建築内部に誰も見ない日本庭園風中庭が設けられていました。
これでは、机上の設計であり、中で暮らす人々を元気づける様な設計になっていないと言わざるをえない。

市民病院のような大きな規模の病院は、地域住民の生死と実に深い関わりを持った建築です。
その役割の重要性は、僕たちの日常生活ではあまりにもリアリティーを感じない存在ではありますが、究極のリアルな存在であることも事実です。

そんな事を考えていた毎日でした。
次回はもっと気楽なブログを書きます。


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山中コ~ジ

比叡山からの景色!!絶景!絶景!! by 山中悠嗣

比叡山のそこかしこに綺麗な風景が広がっていたので
写真で紹介したいと思います。

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床一面が紅葉に覆われています。黄色の絨毯のようです。フカフカで歩き心地もよかったです。

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山頂から見上げた空です。写真からは伝わりにくいのですが、雲が凄く近くに感じられました。
自分のいる位置が地上からはだいぶ高い位置にいることを空からも感じさせられます。

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登山道へと上がっていく途中です。木々に覆われた山に自分も徐々に飲み込まれていく感覚を持ったのを覚えています。

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秋の山は、透明感があります。木々の葉からこぼれる日差しも柔らかで、心地よいです。
登山道を歩きながら少し立ち止まっては空を見上げ、深呼吸をするのが単純なことですが本当に気持ちよかったです。

$GENETO-比叡山
比叡山の山頂から見た大原の当たりです。
山に囲まれた場所に広がる街ということを俯瞰的に眺めるのも不思議な感覚です。
この写真の左の方の山の裏側に私の実家があるかと思うと、自分の育った環境は本当に山の中だったんだと再確認させられました。

$GENETO-比叡山
これは、宝ヶ池です。宝ヶ池もこうしてみると小さな「池」というように思います。小さな山に囲まれているということも初めて認識しました。

山を登るということは、それじたい清々しい心洗われる体験ですが、そこから見える景色によってこれまで自分が体験してきた都市や環境を俯瞰的に認識し直すのは他者として都市や環境に接しているようで、ほんとに良い体験でした。

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山中悠嗣

年間日本の空間デザイン2011にTANADAピースギャラリーが掲載されました

GENETO-年間日本の商空間デザイン


JCD DESIGN AWARD 2011の金賞受賞に伴い、六耀社より出版された年間日本の空間デザイン2011にTANADAピースギャラリーが掲載されました。

TANADAピースギャラリーでは、設計管理だけにとどまらず、運営についてもキュレーションやプロデュース等、現在も関わり続けております。
そんなことからも、今後の活動へのモチベーションを上げてくれる受賞にもなりました。
これからも、益々の進化を遂げるべく、TANADAピースギャラリーを盛り上げて行きたいと考えております。

TANADAピースギャラリーにまだ行かれていない方も、是非ともおいで下さい。


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年間日本の空間デザイン2011 web siteはコチラ


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