【この国の未来 2011.05.03】
僕は、この国には、
輝かしい未来があると信じている。
しかし、
今のこの国には輝かしい未来へのビジョンがない。
とても、あるとは思えない。
責任のある立場にいる者は、
自分のことを何よりも大事にされる。
そして、
力ある者、力を持とうとする者は、
お金のことを何よりも大事にされる。
この国には、
そんな者が異常なまでに蔓延っている。
そう思えてならない。
僕は、そんな現状を実に貧相だと思う。
僕には力がない。
でも、この国の輝かしい未来への“希望”と
この国の未来へ貢献する“意志”は持っている。
願わくば、
僕に関わる者だけでも、
自分のことよりも、
お金よりも大事なものを持っていて欲しい。
アメリカ、カナダ、メキシコ、ブラジル、イギリス、アイルランド、
フランス、ドイツ、ベルギー、デンマーク、フィンランド、
スウェーデン、ノルウェー、ルクセンブルク、イタリア、スペイン、
スイス、オーストリア、モナコ、バチカン市国、ロシア、ハンガリー、
エジプト、モロッコ、イスラエル、サウジアラビア、インド、ベトナム、
タイ、シンガポール、マレーシア、インドネシア、フィリピン、
ニュージーランド、中国、北朝鮮、韓国、台湾
僕が、人生の中で訪れた経験のある国だ。
いずれも仕事で訪れただけで、ゆっくり滞在したわけではない。
でもビジネスを通して、その国の人々とは交流を持った。
どの国の人たちも、この国のことに興味を持った。
僕の話によって、
あまりに特異な歴史、強靭な経済力、魅力溢れる自然美に
興味を持った。
この国の光り輝く未来を形づける
数ある道の一つが観光立国への道である。
多くの外国人が日本中を観光する。
上手くすれば、瀕死の地方も経済活性化ができる。
僕は確信している。
政府もそのことに気付いている。
「デフレ脱却には内需拡大」などと馬鹿丸出しのことを
言ってはいるが、観光立国化への選択は正しいはずだ。
しかし、
政府と自治体の間が上手くいかないことは、
万人が知っている。
ビジョンや未来への意志よりも自分のこと、お金のことが
大事な業者が割って入ってきて、一時的な漁りまくる。
よって、この施策は失敗する。
必然である。
そもそも、僕は根本的な施策が間違っていると思う。
何かを始めるとき、人はまず「1」から始めようとする。
つまり、まず先へ進もうとするのだ。
僕の仕事を通してもそうだが、
ホームページをリニューアルにおいての第一歩が、
「次は、どんなサイトにするか?」から始めてしまう。
経営者が新規事業に挑むときもそうだ。
その事業をどう進めるかを計画することから始めてしまう。
僕は最初の一歩が違うと思う。
ホームページをリニューアルするのであれば、
現状を知らねばならない。
新規事業を始めるなら、
自社の現状資産(人・物・金)を知らねばならない。
みんな頭がいいはずなのに、
何かを始める時には「夢見る夢子ちゃん」になってしまう。
政府の観光立国への施策も間違っている。
この国には、まともな観光データが何一つ存在しない。
あるのは推計データのみ。
しかも1年遅れの化石化したデータのみ。
これは、政府が、国家が本気で臨んでいない証拠だ。
この国には、世界に誇るモノ、コトがたくさんある。
観光資源は世界有数なのだ。
迅速かつ正しいデータがあれば、正しい施策が打てる。
効果的なマーケティングには、
迅速かつ正確なデータが必要なのだ。
この面でもインターネットが貢献できることは沢山ある。
この国には、
四季のある自然、歴史ある文化や祭り、古くて美しい街並み、
健康的な日本食、温泉、正確無比な鉄道、温泉、
ショッピング、最先端テクノロジー、治安の良さ、巨大都市・・・
政府が推し進めようとする
休日分散化や医療観光なんて端部に過ぎないはずだ。
こんなの完全にニッチ戦略じゃないか!
課題はソフト面である。
つまり言語、通訳だ。
この課題には、
人材育成とテクノロジーの両面でアプローチすべきだ。
人材育成においては、
在日外国人へ保障と共に門徒を解放すべきだと思う。
テクノロジーはもう揃っている。
テクノロジーは決して出しゃばってはならない。
テクノロジーはあくまでもツールに過ぎないのだ。
そして、
課題克服の陣頭指揮を行政に任せてはいけない。
それこそ非営利法人の活躍の場ではなかろうか!
今回の大震災によって、
外国人は日本人を見つめた。
そして、素晴らしき日本と日本人を発見した。
日本人も日本人を見つめた。
きっと、日本人であることに誇りを感じた人も多いだろう。
この機を無駄にしてはならないと思う。
今こそ、この国の輝かしい未来へビジョンを示すときだ。
一人でも多くの人が、
自分のことよりも、
お金のことよりも優先してもいいことに対して、
ビジョンを持つこと。
それがこの国の輝かしい未来へのスタートとなる。
こんなことを考えてしまう僕は変なのかなぁ・・・。