大阪・梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ -137ページ目

展示会什器搬入中!モバイルより

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21日から展示会のため搬入中です。まだ作業待ちのためチェックはこれからです。以外とみなさんがみるのは、完成した後しか見ないので、こんな感じで進んでいるんだなという報告です。現場からお伝えしました!

店そのものがブランディングの拠点となる!?ブランド戦略 店舗篇


おはようございます!


1月もあっという間にあと10日あまり、毎年のことですが、早い

ですよねぇ。

1月にスタートダッシュできるかが、今年1年を満足する一年に

できるか左右すると思います。


かなり寒い日が続いてますが、風邪には気をつけて

がんばりましょう!DASH!


では、よろしくお願いいたします。



店舗の集客効果を高める有効な手法として、ブランドを視覚的に

表現するVI(ビジュアル・アイデンティティ)。があります
これを効果的に利用し成功している店舗があります。


アディダス パフォーマンスセンター 六本木ヒルズ 」。


ブランドがもつ価値やイメージを視覚化して、

外観や店内で統一的に打ち出し、世界共通のVIで

ブランド訴求に力を入れています。

店内でまず目を引くのが、アディダス独特の黒に塗られた

天井に白くくっきりと浮き立つ3本線。



梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ-アディダス2


梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ-アディダス1


梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ-アディダス3

アディダス商品のデザインで浸透した3本線を照明として

店内にデザインすることでアディダスの店であることが

来店客には直感的に伝わります。


この「アディダス パフォーマンスセンター 六本木ヒルズ 」の

広さは660㎡クラスの大型店で国内には11店舗あるようですが、
天井の3本線は全店共通です。


店そのものがブランディングの拠点ということです。


そして、この店舗の外観を際立たせているのは小売店としては

異例とも言える面積の大きい黒です!


白抜きのロゴマークは、黒の面積からみると比較的小さめ。

文字や図案に頼るのではなく、黒一色の面だけで

ブランドを語る手法です。


実際にもアディダスは黒に対するこだわりは強いとのこと。

ちょっと調べてみたんですが、店舗物件を探す際、立地など

他の条件がそろっていても


”世界共通で決まっている黒の面積率が確保できなければ
出店そのものをあきらめる”
!!!!!!!!


というんです。


どうですか?


この黒に対するこだわり。ふふ~ん


たとえ大阪梅田のど真ん中の高立地でも断るというんです。

(大阪の人じゃないとわからないかっ・・・・・。見猿


それほどVI戦略を徹底しているということです。

みなさんの会社でもロゴマークの色をその時その時で色を

変えたりしてませんか?

ダメですよぉ。ニコニコ

みている消費者はみてますから。
消費者が混乱してしまいます。

ぜひ徹底してくださいね。


話は戻りますが、黒にこだわっている分鉄則もあります。


黒を基調にした店舗が圧迫感をもたさないように、

開口部を広めにとるということです。

新築物件ならエントランスの間口を広げる設計変更を施工段階で

オーナー側に掛け合うこともよくあるそうです。


黒以外の細かいVI戦略もあります。


例えば試着室の外のベンチ。
これはスタジアムの観客席に設置されるような木製のベンチを

使っています。

競技中や競技後などスポーツシーンに使われるアイテムを
什器やベンチに織り込むことで、ブランディングの拠点として

長期にわたり戦略的な店舗づくりを可能とします。サッカー

みなさんの会社も、それが店舗でなくてもVI戦略は可能です。

印刷物や広告、パッケージ、看板全てにおいて戦略的にデザイン
することをオススメします。

徹底なくしてブランド構築はありません。

ぜひ、早めに取り組んでくださいね。




毎週先週の寛平さんのアースマラソンを追いかけて

行くことにしました。

世の中の何を見ても刺激を受けて、自分の積極性を引き出す

きっかけにしたいからです。

感じる事ができる能力を磨き自分の栄養にしていきます。

寛平さんありがとうございます。




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色でパッケージデザインを新鮮にする!!飲料篇

おはようございます!


金曜日に近くの商売繁盛えべっさんに行ってきました。クラッカー

人が多くて大変でしたが・・・・。

感謝の気持ちを伝えてきました。

「いつも仕事をさせていただきありがとうございます。」と。

今年もがんばりましょう!


では、よろしくお願いいたします。


昨年の夏頃だったと思いますが、ビール売場で、いや確か

その前に電車の中づりで初めて広告を目にしたと思うんですが、
自分の目に突き刺さってきた広告があったんです。


みなさんもご存じだと思うんですが、


キリン スムース 」です。



梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ-キリン スムース


ビール売り場に行けば鮮やかなブルーに覆われた光景が

今でも忘れられません。

初めてこの商品をみた時は、正直この色に

ビックリしてしまいました。


ビール類では前例のない色だったからだと思います。

その色はトルコ石の緑がかった色。ターコイズブルーです。


通常、ビール類のパッケージ(缶)では、シルバー、ゴールド、

白などの下地に、黒、赤などでロゴを表示する

デザインが主流なんですが。


そんなデザインのなかで並ぶと、キリン スムースは

かなり新鮮な印象を与えています。


爽やかさのデザインの背景には、なめらかで、

低刺激の軽い味わいにあります。

従来のビールにあった苦味や炭酸に刺激が抑えられており、

軽い味わいです。


ビール好きには物足りないかもしれませんが・・・・・。

ただ、このキリン スムースは従来のビールとは異なる

新しい味を追求しました。


ということなんで物足りなくていいんです。グッド!

だから、パッケージもターコイズブルーを採用しているんです。


しかもびっくりしたのが、暑くもなく、寒くもないちょうど良い

気候の秋の空のイメージだということです。



梅田のパッケージデザイン会社ではたらく社員のブログ-キリン スムース広告


普通はビールに空と言えば夏空、秋なら紅葉じゃない

でしょうか?


この開発担当者の方は、社内の説得にかなり苦労したんでは

ないでしょうか?なんか、会議の模様が目に浮かんできます。


ただ調査の結果では、業界の常識を破って採用した新色が高い効果
を上げており、好感度を聞く質問には、約81%が好感を持つと

回答したそうです。


自分も初めてみたときは目に突き刺さってきたんで・・・・・。

消費者に驚きを与えて、思わずどんな商品だろうという心を

かき立てるほどの新鮮さがあって初めて、色だけで

これほど高い好感度を得ることができるんだと思います。


現在ビール類の消費量はピーク時に比べて半分以下にまで

減っていると言われています。

そんな状況に歯止めをかけようと、20代~30代を中心とした

若い世代をメーンターゲットに設定しているそうです。


先程の好感度でも女性で30代が最も高く、約97%、

20代で約90%、男性の20代も約83%。

ターコイズブルーが狙い通り、ターゲットに対して効果を

上げています。売上も順調に推移しているようです。


今の若い人たちは、インテリアや生活雑貨に自分の
好みの色を取り入れるのが当たり前になっている時代。


ターコイズブルーの缶は、従来のビール類の缶としては

斬新だが、若いひとたちの生活空間には違和感なく

溶け込むには違いないでしょう。



自分が思うには、

商品をデザインする上で、色はとても強い力を発揮します。

それは、色は単純な分、伝達するスピードが速いからです。


これからもデザインはコミュニケーションという観点から

色の重要性がもっと世の中では価値のあるものになっていくに

違いありません。


みなさんの会社の商品やパッケージデザインでも、

ぜひ色でコミュニケーションするという考え方で

デザインしてみてはいかがでしょうか?



この本を読んで、感じるだけでなく、行動して欲しいと思います。

自分も含めて。

当社の新人研修本です。

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