こんにちは!彩苑です。初めての方はこちらもどうぞ→プロフィール



同じ桜は二度と見られないとか

人生に同じ日はないとか


一期一会いちご 

的なことわざがいろいろと存在します。


書道において

それを実感するのは


同じものは書けないということ。


一方で

何枚書いても

「どれも同じ」というのは


一つのお手本に忠実に

真似して書いている場合に

起きる現象です。


しかしよく見ると

必ずどこかに違いはあります



今回は

同じものが書けなくて

ショック…チーンなお話。





半紙に漢字を書いていたら


不意に

こんなひ弱な字じゃダメだ!

と直感する


ひ弱な字 


私はもっとワイルドで

激しさのある字が書けるはず

思い込んで 

書いてみると…




ちょっと近付けた気がするキラキラ

個人的感想です


だけど惜しい!

最後の文字が左にずれてます

隣の字とのぶつかりを避けた結果です



で、

ズレを修正して

同じ字を書こう!

とトライするも


もう二度と書けないという不思議悲しい

気力が無くなったのだろうか…


書けば書くほど

腕は上がるはずなのに


何度書いても

超えられないのは

もどかしいものです。


AIなら

修正すべきところは直して

全く同じ字が

何枚でも書けるんだろうな


そう考えると

負けられないメラメラ気がして


同じものを書こうとするのが

間違いなのだ


執着は捨てて

全然別のタイプの字を

書いてやる と

闘志を燃やしているところです。


書けないところが

苦しみではあるけれど


次は思いもよらない字が

書けるかもしれない

いや書ける!という期待が

続けられるもとになっています。






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