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思い切るためにやること
書作品を書くことにおいて
注意されるのは
お手本を見ながら一字一字書くのではなく
ある程度書いたら
見ないで書くこと
とはいえ私は全く見ないのは不安のかたまりなので
一応お手本は机の上に置いています
注意することを
頭と手に覚えさせて書くと
思い切った線や形になる
これは
ピアニストが楽譜を覚えて
見ないで弾くのと同じかな?
覚える量が桁違いだけど
思い切って書いたつもりが
臨書は別ですが
アドリブが効く作品には
この字を大きく とか
この字を強く といった
ポイントがあります。
そこが思い切りをぶつける場所!
と思って力を入れて書いたら
筆の入り方がおかしいと
注意を受けました。
左側の丸が付いているところ
筆の入り方が変な例です。
右側の丸(朱墨)のように
訂正されました。
気持ちは熱くても手は冷静に
いくら気持ちが熱くても
勢いだけでぶつかって行ったら
引かれます。
思い切り書くにせよ
筆の入り方や
終わり方
そこはきちんと処理をして
見る人が心地よくなるように
整えます。
これは
情熱だけで突っ走っても
相手に引かれる告白と同じ?
おまけに
思い切り
勢い
力強くで書いていると
書くスピードが早くなって
上面の浅い線になってしまいがち
ゆっくり息を吐いて
熱い気持ちはあるけど冷静に
基本を思い出しながら
書くようにします
良い線が生まれますように。
※書き方はいろいろな方法があります
今回の例は私が所属する会の指導方です
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