以前のこの記事で、タキマキと佐藤ママ、そしてタキマキとサピックスとの「関係」について述べたことがあります。
これが特徴的なのは、「全くサピックスの批判をしていないのに、実質的にサピックス批判になっている」こと。
「カリスマサピママ」と呼ばれる女性が登場し、中学受験について色々指南するのですが、それに対してタキマキが自らを「私は脱落したママ」などと謙遜しています。
しかしほとんどの視聴者は、カリスマサピママではなく、タキマキ側に立っているはず。
発言の内容も、明らかにタキマキの方が至極真当です。つまりタキマキは、多くの人が感じるであろう当たり前のことを発言しているだけ。
タキマキが白旗宣言をすればするほど、多くの視聴者はタキマキに共感し、カリスマサピママ、ひいてはサピへの反感が高まる構造になってしまっています。
「サピ一強」などと言われた数年前であれば、こうはならなかったかもしれません。
しかし今は、状況が変わっています。
2年前に比べて、新4年生の塾生数が1000人近く減少しているようです。
そんな中で思わぬ形で登場したタキマキ。
先に挙げた記事でも書きましたが、私はSAPIXとVERYに一定の相関関係があると思っています。
VERYの象徴と言っても過言ではない彼女が、このタイミングでサピと距離を置く発言をしたことは、VERY SAPIXママに少なからず影響を与えそうです。