「私は脱落した母親」? | アラフィフ親父の戯言

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妻と高校生の娘の3人家族。20代と中高年で複数回転職。国立大学文系学部卒。仕事の人間関係と子どもの成績に頭を悩ませる、どこにでもいるアラフィフ親父です

以前のこの記事で、タキマキと佐藤ママ、そしてタキマキとサピックスとの「関係」について述べたことがあります。


その時はタキマキが自分の子どもをサピックスに通わせたことがあるなんて知らなかったのですが、その後こんな対談記事が出たようです。






これが特徴的なのは、「全くサピックスの批判をしていないのに、実質的にサピックス批判になっている」こと。


「カリスマサピママ」と呼ばれる女性が登場し、中学受験について色々指南するのですが、それに対してタキマキが自らを「私は脱落したママ」などと謙遜しています。


しかしほとんどの視聴者は、カリスマサピママではなく、タキマキ側に立っているはず。

発言の内容も、明らかにタキマキの方が至極真当です。つまりタキマキは、多くの人が感じるであろう当たり前のことを発言しているだけ。

タキマキが白旗宣言をすればするほど、多くの視聴者はタキマキに共感し、カリスマサピママ、ひいてはサピへの反感が高まる構造になってしまっています。


「サピ一強」などと言われた数年前であれば、こうはならなかったかもしれません。

しかし今は、状況が変わっています。

2年前に比べて、新4年生の塾生数が1000人近く減少しているようです。



そんな中で思わぬ形で登場したタキマキ。


先に挙げた記事でも書きましたが、私はSAPIXとVERYに一定の相関関係があると思っています。

VERYの象徴と言っても過言ではない彼女が、このタイミングでサピと距離を置く発言をしたことは、VERY SAPIXママに少なからず影響を与えそうです。