離婚よりも悪質な家庭内別居 | アラフィフ親父の戯言

アラフィフ親父の戯言

妻と高校生の娘の3人家族。20代と中高年で複数回転職。国立大学文系学部卒。仕事の人間関係と子どもの成績に頭を悩ませる、どこにでもいるアラフィフ親父です

最近、リアルでもネットでもこういう事例を複数見聞きしているので、思うところを書いてみることにしました。

 

  • 妻が夫を徹底無視 (期間は数か月から10年以上まで様々)
  • 妻が子ども(大抵の場合は娘)にも、夫(子どもにとっては父親)を無視するように圧力をかけ続けているので、夫は自分の子どもとも長期間に亘り会話をしていない状況
  • 家族で食卓を囲むことは決してなく、夫だけがボッチ食事
  • 妻は四六時中「離婚したい」と口にしたり態度に出したりはしてはいるものの、経済的に独立しようと外に働きに出る様子はなく、家に居座り続けている

 

要は、家庭内別居が無期限に続いている状態。

この場合、妻から離婚に向けて積極的な行動を起こす可能性は少なく、夫から離婚を切り出さない限りは、同じ屋根の下で、夫婦どちらかが死ぬまで我慢比べをすることになります。

 

こんな日々を送っていて、一体人生の何が楽しいのでしょうか?

「子どものために我慢している」と言うのかもしれません。

でも、本当にそうでしょうか。

 

一方の配偶者が他方の配偶者の悪口を子どもに四六時中吹き込んで洗脳する行為は、子どもに対するDVです。

こういう親の場合、子どもの独立や結婚を妨害しようとするケースも少なくありません。

夫婦二人きりでの生活に耐えられないので、子どもを自分の味方につけておく必要があるからです。

子どもも、自分が親にコントロールされていることに気づいていないようです。

 

たとえ子どもが結婚したとしても、こういう母と娘の場合、平日の日中に毎日のようにお互いの家を行ったり来たりしているケースが多いようです。

娘はいつの間にか実家依存症になり、娘夫婦は離婚し、娘は実家に戻ることになります。

母と娘が共謀し、娘婿のDVをでっち上げることもあります。


娘は母親の言いなりで、自分の子ども(娘の母親にとっては孫)の面倒を母親に押し付けるようになり、母親も喜々として孫の面倒を見るようになります。

口にこそ出さないものの、娘が孫を連れて帰ってきて、母親は嬉しくて仕方がありません。

 

 

長年夫(父親)の悪口で盛り上がっていた母娘は、今度は娘婿(夫)の悪口で盛り上がるようになります。

長年無視され続けたきた夫(父親)も、まるで市民権が回復されたかのように娘婿(夫)の悪口に加わる場合もあります。

(いじめられていた人が、自分がいじめられないようにするために更に弱い立場の人を一緒になっているいじめるのと同じ構図)

 

そして、今度は孫が、祖父母と母親からDVを受け続けることになります。

 

 

「自分の父親の悪口で四六時中母親と盛り上がっている女性」は、男性にとって最も結婚を避けるべき相手です。

 

自分の娘をそうしないためにも、またあなた自身の人生を取り戻すためにも、あなた自身から行動を起こすしかありません。

 

かといって、あなたが一人で家を出ていくべきではありません。

自分がローンを払っている家なのに、鍵を変えられて入れなくなってしまい、子どもにも会えなくなるリスクがあるからです。

相手はあなたとの離婚を拒否し、かといって別居だけを続け、ATMとしての役割を果たさせ続けようとします。

 

まずは弁護士に相談し、必要に応じ調停を起こす、といったところが現実解だとは思います。

 

今のままでは何も変わりません。

憎しみ合う夫婦が同じ屋根の下、相手が先に死ぬのをお互いにひたすら念じ続けるだけの人生を送ることになります。