こんばんてーん
げきみそです。
あらためまして…
昨日は、秋田市で「ねじロックフェス2024」を観て参りました。
(  ̄▽ ̄)
前段は割愛しまして…
まずは主催者のねじがステージに登場、挨拶。
ちなみに、イベント中は「禁止しても撮るやつは撮るだろうから」と写真撮影はOK、動画はNGということでしたので、私も思いっきり取らせていただきましたw
イベントの前半は第1部・若手バトルコーナーとして第2部のゲスト芸人達と同じステージに立てる権利争奪、3分ネタのバトル。(メインステージでは約10分)
ここでの優勝者を決める方法は…
約300席程が用意されていた椅子有りエリアの(当日朝から先着順で配られた)入場券、こちらの裏面に100枚だけQRコードが貼られているものがあり、それを持っている人が面白かった組に投票出来る審査員になるっていう。
投票フォーム、及び出場者はこんな感じで。
(現場で会った知人の入場券がQRコード付きだったので見せてもらいました)
東京から来た実質ゲストの方や、秋田大学の落研でやってる学生芸人、私も観たことがあるローカルタレント?の方とか、様々。
個人的に良かったなというのは、意外と秋田の落研コンビが上手かったなぁ、と。
準優勝であと一歩だったエビマウスは若干オチが雑?に見えたけど1本の漫才として纏まりが良かったし、男女コンビのメゾン曼陀羅は箱推しのアイドル=家族に置き換えた比喩と場慣れしているような雰囲気が目を引きました。
この審査集計までの間には、ねじが漫才を。
県内のイベントではよく見掛ける秋田弁ネタ、有名なチェーン店やアニメの名シーンを秋田弁で表現…で、最後は『アルプスの少女ハイジ』で「クララが立った」の秋田弁ver.なんだけど、その時間帯は快晴だったおかげでステージ上が熱されていて、クララ役で膝を付くせじもさんが短パンだった為、焼き土下座状態になってましたw
優勝者発表の後は、ねじと同じく秋田在住で活動しているのシンガーソングライターの柴田トオルさんが少しだけライブを。(ねじのササキさんとユニットやってたりするからね)
からの、30分くらい休憩時間を挟んで、いよいよ第2部となるメインステージ。
最初は前述の若手バトルで優勝した、さとーこうすけさん。
県内で主にお笑い芸人みたいな活動をされているローカルタレントさんですね。
甚平にナマハゲのお面という出で立ちに秋田弁の訛り全開で話す地元のナマハゲの日常みたいなキャラで登場、第1部では電車に乗ってトラブルに巻き込まれるコント、第2部ではそのキャラのままギャグや客イジりという形。
この日は敢えてナマハゲネタに全振りしたみたいでしたが。
ある意味ここまでは前座で、次からがゲスト芸人さんの出番。
最初はギフト☆矢野さん!
実質トップバッター、鮮やかなピンクのスーツと独特の穏やかな空気感。先日ラジオでもササキさんが「矢野さんが居るライブは良いライブ」と仰っていたのが分かる、クセが強いけど親近感のある雰囲気。
ある程度のトーク後はお馴染み“もののまね”を披露、グラスに注がれるビールやいろんな花火など、表情や全身を使って表現する形態模写。
野外の遠めでも分かる“顔”の圧は流石!
登場から早速ステージ下に降りていた虹の黄昏、わざと生声で叫んでるんだと思ったらマイクが入ってないアクシデントw
所謂キワモノに見られがちな虹の黄昏ですが意外と秋田のお客さんは歓迎ムード、ステージ上を所狭しと動きまわり半裸で転げ回るギャグとショートコントが結構ウケてましたね〜
午後からは少し曇って、せじもさんの焼き土下座(笑)の時と比べてステージの表面温度が下がっていたおかげで、しっかり地肌で倒れていましたw
ねじとは専門学校の同期、世間的には野沢雅子さんのモノマネでお馴染みのアイデンティティ、やっぱり田島さんさ野沢雅子スタイルで登場。
野沢さんのモノマネでアニメ等の予告をドラゴンボールZっぽく言うネタ、しれっと界王様のモノマネとかも上手いんですよね。
本ネタの後はお客さんからリクエストを募ってドラゴンボールのキャラクターのイラストを即興で描く、なんとか子供のお客さんから魔人ブウのお題が来て、描いた後はこれにサインを入れてプレゼントにするっていう。…営業の鉄板w
オンバト世代の私的には、同期のねじ主催イベントだからモノマネじゃない本来の漫才を視れないか…と少し期待していたけど、そこは野沢雅子さんでしたねw
ねじが呼ぼうと思っていた矢先にR-1グランプリ優勝でブレイクしちゃった、街裏ぴんくさん!…まさかのピンクスーツのピン芸人が2人も出て来るっていうw
嘘付きが何よりも嫌いだって話からの自分は電車だという、あからさまにアレな入り方で分かりやすくしてくれてましたが、ホントに人型の電車なんだと熱弁するネタはシュール。
証拠に連結部分を見せる…と言って上着を脱いだら上半身にはびっしりと入れ墨が!っていうネタ(そういう柄の薄い服を着てる)なんだけど、パッと見で信じちゃってるお客さんも居てざわざわしてる感じは逆に良かったなぁw
その格好のまま客席に降りて「電車らしく」走り回っていたけど、引かずに拍手している秋田の客層もなかなかでした。
いつかは秋田でお笑いフェスを!とねじが目標を立てた際のトークライブをツーマンでやっていた、昨年M-1準優勝のヤーレンズ!
楢原さんは初の秋田、出井さんはあまり公表されていないらしい(数週間前にねじのラジオに電話ゲスト出演の際には言っていた)が新婚の奥様が秋田出身とのことで縁があるという。
そんな話題からネタは歯医者、楢原さんの「気を付けなはーれ」から出井さんの「大丈夫でしょ」でコントに入るところの待ってました感。
会場のリアクションから、今回は主催のねじや他のゲストより何よりヤーレンズを目当てに来てるお客さんが多いのかな?って雰囲気のもあり。…私も今年度から月一レギュラーになったANN0を毎回聴いているので、やっぱり生で観れたのは嬉しかったですけどw
そして大トリは、主催のねじ!
先に秋田弁ネタをやっていたのもありますが、個人的にはこのメンバーが集まるライブなら本ネタをやってくれるのではと期待していたので、しっかりコントで来たのは嬉しい!
ネタは彼女役のせじもさんにアーティスト?な彼氏役のササキさんって構図、彼女の為に曲を作ったから聴いてほしい…の流れや言動からビジュアル系とかのバンドマンか何かと思いきや、かなり独特な形態でやっている変な音楽グループで…
妙な民族音楽みたいな曲にのせて白い仮面とスケスケの服でコンテンポラリーダンス?で迫る彼氏と、それに戸惑う彼女。
水の神・ボジャノーイに捧げる踊り…ってネタでやってたら、天気予報を撥ね退けてなんとか保っていた天気も僅かに雨が降ってくるっていう奇跡w
最初は思い出さなかったけど踊り出した瞬間に「あ、アレだ!」と知っているネタだったことを気付いて、なんか感動しちゃいましたよね〜!
( ;∀;)
ちなみに、秋田県内ではそれこそ秋田弁ネタが中心だったりせじもさんも“タモツさん”のキャラがあったりで、ねじを知ってる秋田のお客さんでもコントでせじもさんがツッコミをしてることが意外だったのでは?
今のねじはなかなかガッツリと本ネタのコントをやる場面が無いんだろうけど、だからこそ(ゲストの有無に関わらず)こういう機会があるのは有り難いですね。
なんていうメインステージ、各組のネタが終わったら最後は全員登壇でのトークコーナー。
ここでも虹の黄昏のクセは強め、ちょうど矢野さんと街ぴんさんが並ぶとピンクの色味まで被ってるなぁとか、ここのトークだけ長尺でやるライブでも良いよねってくらいの面白さ。
やっぱり、メンバー的に「ねじの友達を呼んだ」と称されるのが分かる和気藹々としたところも観てて嬉しくなるというか、ホントにこれが秋田県で実現していることが夢のようです!
いや、マジで…
お笑い過疎地と言っても過言では無い秋田県で、売れっ子のアイデンティティ、直近の賞レースでブレイクしたヤーレンズや街裏ぴんく、名高いが地方では御目にかかれないギフト☆矢野や虹の黄昏…って、揃えられるだけで凄いことな訳ですよ。
今年を初回として、来年以降も毎年恒例に…と目標は掲げられていましたが、それは観てるこちらも心からそうなって欲しいと願うばかり。
また同じメンバーでも嬉しいし、更にゲスト増えてイベント自体が大きくなってくれたら、秋田県民のいちお笑いファンとしてそれほどの僥倖はないですよね!
( ≧▽≦)
これでも簡単な感想だけですが、ホントに最高のフェスでした!!
主催のねじの御二人、秋田くんだりまで来てくれたゲストや若手ステージに挑んた方々、そしてほぼ全員がノーギャラだという運営・スタッフ等の皆さん、お疲れ様でした!
そして、ありがとうございます!!
\( ;∀;)/
げきみそ☆パーンチッ!! ΣO( ̄□ ̄ o)