SOZO Selection

SOZO Selection

歌わない・踊らない・戦わないが三原則。
でも必要であれば戦ったりする名古屋の劇団。
芸歴20年オーバーの年齢性別不詳のポジティバーが団長を務めるルフィ海賊団のような劇団です!
常に仲間を募集しています(笑)

HP
gekidan-sozo.net

            gekidan-sozo.main.jp/


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バタバタしてたら大分日にち経ってしまいましたが言ったからにはやらないとね!

というわけでこぼれ話


こちら照明シュート中に「お、檻が照明で出来てる・・・!?!」となった時の模様。

動きがなくなるシーンだったのでカモイもノキも立ったり座ったりしていたんですが、せっかく照明で檻を作ってもらえたのならば、と急遽座りっぱなしの芝居へと変更しました。

"宇多田ヒカルのAutomaticのPVくらいの低さの檻"という認識でやっておりましたw






こちらは役者のみの集合写真の様子。

本編にあんまり関わっていないからとミヤッチがなかなか輪に入ってくれなくて"もっと寄って"と言われる度にジワジワ近づいてくれているw

野生動物?


関わっていないどころかササラがカモイに依頼してくれなければこの物語は始まってすらいないので大切な役所です。あとノキもあのまま魔堕ちしてたので地味に功績はデカい!


そしてこちらは炎の竜・グルニと今回も衣装を作ってくれたマリーのアントワネットさん。

マリーさんの服がグルニっぽいということで、ヒクイ族のメスは衣装作るとしたらこんな感じ?と発展して並んでツーショット撮ったらグルニの母みたいになったw


そんな相楽くんはエクステつけるために髪もだいぶ伸ばしていて、空き時間に三つ編みされていました。

みんなから"女らんま"と言われてましたが・・・

いや、でけぇわww



今回色々と劇団としても新しいことにチャレンジして公演をしましたが、観に来て下さった方々から「楽しかった、また来年も観に行きます」と言って頂けて本当にありがたい事だなと心から思いました。

メインの役者である相楽くんと亮さんがいなくなってしまうのは大きいですが、ミヤッチとリノアはまだまだ伸びしろしかないですし何より若いので役者として開花するのはこれから!

また新しいSOZOを楽しんでもらえるはずなので、個人的にはワクワクしてます!


少しばかり私生活がごたついているので、次回公演の目処がまだ立っていませんが動き出す時は必ずお知らせをしますので、これからもSOZO Selectionをよろしくお願いします!


音響 希好くん

毎年毎年音響ごとからそれ以外のことまで助けてくれる最強の男。

何しろ完全中立な第三者としての意見を忌憚なく伝えてくれるので、慣れて気づかなくなってきていた部分にハッとさせられることが多い。

今回も「音もサンプラも去年よりは無い」という演出からの少ない詐欺にあって、困惑通り越して笑ってた😅

いつもありがとうございます。



照明 佐藤くん


今回初めましてで素晴らしい照明を組んでくれた亮さんの同僚の人。

そう、驚きのプロの人ではないんです!趣味で照明やっておられるのです!!

個人的に持っている機材も持ち出して頂けるということなので暗転や演出的にこだわりたい部分以外のプランを全てお任せしたら・・・大変なことになりました🤩

今回ファンタジーとしての世界観が成立したのは佐藤くんの照明の力も大いにありました!

本番始まってからももっとシーンがよくなるようにとずっと機材を調整してくれていました、感謝🥲

是非とも次回もお願いしたい逸材です!



受付 結城さん・佳菜さん・masako・岩田さん




岩田さん写真撮り損ねた!💦

日曜だけピンチヒッターで来ていただきました。ありがとうございます!


今年もmasakoが立て看板作ってくれました!

いつも下書きとかなしでパパッと作れてしまうので才能すごいなと思いました。初めて作業開始の様子をみたんですが迷う事なくまずハサミを入れていくのがすげーなと😄

土曜日も受付頑張ってくれました!ありがとう!


結城さんと佳菜さんにいたっては今年制作もお手伝いして頂けるということで、折込に行って頂いたり、DM用意して頂いたり、チケット予約管理をして頂いたりと大変助かりました☺️

ボクが劇団運営を独学でやってきてしまったせいでご迷惑をお掛けした部分も多々ありましたが、お二人が本番受付にいてもらえるので安心して舞台に臨むことが出来ました。本当にありがとうございました!




あと1回だけこぼれ話みたいなことも載せたいと思います。

最強寒波きてますから皆さん風邪引かないでね!

ボクは花粉症になりました🤧スギのやろう・・・

1位 人喰い魔獣・エントラ


イワゴーリ族とヒクイ族の争いの恩恵を受けながら繁栄した魔物・キバクモ族の1人。

罠を作って人間を捕って食べていたが、簡単に捕れるご飯が人間だっただけでタンパク質を持ち合わせている動物であれば何でも食べられる。

エントラ個人の感想としては人間は美味しいご飯と認識しており、ドーマと出会い言葉を覚えるまでは"人間"として認識出来ていなかった。

ドーマに言葉を教えてもらい、ベランに心を教えてもらい「皆、仲良く」という言葉を何よりも大切に考えていたエントラだったが本当の意味で「仲良く」することを理解したのはノキの血を飲んだ時。

美味しいけど美味しくない、初めて感じる人間を食べることへの違和感と不快感。

人間を本当に"大切なお友達"として理解して、人間を食べないことを決める。

しかし魔物であるため人に寄り添えるのはここが限界で、骨でもいいからドーマを連れてきてとノキに頼むことがどれほど人間にとってショックな事かは全く理解できない。


グルニとラティが敵対種のためすぐに揉めるのを仲裁するのがエントラの1番の仕事だったけれど、3匹の中で力が最も弱く、攻撃に適した特殊能力もないため2匹から力で反発されたら勝ち目は一切なかったが、400年バランスを保っていられた事が3匹の友情とベランへの忠誠の証。


演じてくれたのは夏空ユキナちゃん!

こちらも以外とレギュラー客演さんです。

よく団長と絡む役になることが多いですが、今回は読んで字の如く絡む役w

もう、蜘蛛の糸でぐるぐる巻きにするイメージで絡みついて!とお願いしたところ、それはもう絡みついてくれましたww

一部エントラファンからは自分も噛んでほしいとか腕食べられたいとか危ない扉を開かせてしまっていましたが本人はいたって健全で真面目な女の子ですからね!


本当に真剣にエントラへと取り組んでくれて、メイク・髪型・ネイルの色や形などなどセルフでお願いした事も事細かに演出に連絡相談報告をし、そのおかげできめ細やかな部分にいたるまで何の違和感も生まない誰もが好きになるエントラが出来上がったのだと思います。

まさに納得の1位!


実はユキナは今までのSOZO公演ですでに2位と3位になったことがあるので今回の1位でベストスリー全制覇です!おめでとう!


またお呼びしますので次もよろしくお願いします!

第2位 インチキ占い師・カモイ


呪い師の家系であるため魔力は通常の魔法使いと同等くらいあるが基本面倒くさがりなので魔法使いとして依頼を受けることは滅多にない。

占いで生計を立てており、話す言葉に呪いを少しだけ混ぜることで「当たらなかった」「外れた」みたいなマイナスの評判が出ないようにしている。

なので呪い無し・占いすらせず突き放したはずのノキが弟子として転がり込んできたのには驚いたものの家庭での境遇が似ていたノキに幼かった頃の自分を重ねて自由にさせている。

あと雑務をノキが引き受けてくれるので楽、というのもある。


ベランと対話するうちに、認めたくない理解したくなかった自分の本心を暴かれ激昂するものの、非常にシンプルなベランの言葉に救われる。

ノキが魔物たちと友情を育んだのと同時にカモイはベランと知らず知らず友情を育んでしまった。

なぜドーマが逃げ出した館の化け物を忘れられなかったのか、なぜ手記に言葉を残したのか。

当事者となることでカモイはドーマの心情を正しく理解し、別れの手向としてドーマの言葉をベランに伝える。


「初めて本当に喜ばれました」とカモイは言うが、カモイが心を信じていなかったため見えていないだけで、カモイの占いで救われている人は結構存在している。


演じてくれたのは椎野亮さん!

実は役者人生で初の主役なんだそう😳

台本を読んだ瞬間に「カモイは亮さんしかないな」と直感した役でした。

情緒豊かに人と寄り添う芝居が得意分野の人に、人でなしの役をやらせるというSOZOクオリティ。

「カモイとベランは寄り添ってもいけないし、話が噛み合ってもいけない」

という演出にギャバさんと2人でそれはそれは苦しんでいました。

普通役者は相手に寄り添って話は噛み合わすもんですからね、さらに2人が寄り添う芝居が得意なものだから気を緩めると寄り添っちゃうという😅


でもいい感じに調節して噛み合わない会話をしっかりと成立させてくれました!

稽古中にみんなからイケボ!言い方カッコいい!と絶賛されるカモイでした。


今回で亮さんもSOZO卒業となります。

最後を主役で飾れてよかった!

フリーで役者は続けていくそうなので見かけたら応援してくださいね!

お疲れ様でした!


第3位 炎の竜・グルニ


全身に炎を纏う竜・ヒクイ族の1人。

そのままの力でいると辺りを燃やし尽くしてしまうが、ベランの眷属になった時に普段の炎の力は周りに害がない程度に制御出来るようになった(それでも400年以上たてば木造建築の館は灰になる程度の火力はある、ベランの力によって館を何とかその姿を保っていた)


3匹の魔物の中では1番力も強く、直情型。

思っている事と話している事のズレが一切無く、ムカついたから怒る、楽しいから笑う、知りたいから話すという魔物らしいシンプルな性格。

イワゴーリ族とは犬猿の中だが"ラティ"と認識してからは嫌うことはしない。だが竜の本能的なものからかライバル的なものが芽生えており"言葉"をラティの方が上手く扱えているのをどこか悔しく思っている。

とはいえ「皆、仲良く」を維持するためにまとめてくれるエントラや氷で様々なことが出来るラティへ素直に尊敬の気持ちも持っている。


ずっとただただ暴れることでしか消化できなかった気持ちを言語化して理解させてくれたベランはまさに天啓を授けてくれたような存在であり、絶対。

木と炎という相手に危害を加えやすい属性のため、ベラン様に直接触れることを自らも禁じており、人形になってからも不用意に近づいたりしない。


演じたのは相楽祐輔くん!

今回はとにかく裏表も含みもない、小学校低学年男子みたいなグルニを!という演出のオーダーに四苦八苦しながらグルニを作り上げてくれました。

・ぶっきらぼうだけど素直

・怒りっぽいのではなく思ったことを発露するだけ

この2点が地味に相反する性質のため本人的にはだいぶ混乱していたみたいです。


衣装案の1発目が上裸だなと思いつき、相楽くんに上裸いける?と確認を取ったところ「鍛えます!」と言って約一年ほど節制と筋トレに明け暮れてくれました!うん、鑑賞に耐える身体!

筋トレの成果でノキを担いで階段を上がることも余裕で出来ました。実際180cmくらいの人に担がれるとめっちゃ高くてあのノキの悲鳴の最初の1発目は心からの恐怖の悲鳴でしたw


やはりアクションが出来るのでグルニが暴れるシーンは特に演出しなくても見栄えするシーンになるのは流石。


相楽くんは今回で一旦SOZOを卒業となります。

存在感のある愛される役をたくさん演じてくれてありがとう!

大道具隊長として今回の開くパネルを作ってくれたり、建て込みではみんなに指示を出したり大活躍してくれました!

3月にはMAKO企画さんへの出演が決まっているそうなので、皆さんこれからも相楽くんを見かけたら応援してあげて下さいね☺️