8月の散財 | geezenstacの森

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8 月 の 散 財

 

 コロナと猛暑にもかかわらず街中には人が溢れています。愛知県は連日感染者数の更新が続いています。最近は死者数も増加していますねぇ。分母が大きいのでこれも当然と言えます。

 

 

 さて、小生は3日に4回目のコロナワクチンの接種が終わりました。もうこれで打ち止めにしてほしいものです。3回目のセットュはモデル名で翌日に発熱と倦怠感に襲われました。そんなことで今回も心配です。そんな中、当日は心配ないのでショプ巡りをし、またまた散財品のレコードを捕獲しました。今回は厳選して5枚です。

 

 

 上段の2枚はコンサートホールのレコードです。モーツァルトのピアノ協奏曲を収めたこのアルバムはピアノの独奏がフレードリッヒ・グルダです。グルダにはこんな録音もあったのですなぁ。指揮は門下生も多いハンス・スワロフスキーでオーケストラはウィーン国立歌劇場管弦楽団ということで、ほぼウィーンフィルです。曲は21番と27番が収録されています。グルダのモーツァルトといえばアバドと組んだ1973年の録音が知られていますが、こちらはそれに先立つ1963年に録音されたものです。コンサートホールはいいセンスを持っていますなぁ。

 

 

 こちらは同じウィーン国立歌劇場管弦楽団の演奏によるハイドンの交響曲第94,100番を収めたアルバムですが、指揮はデヴィッド・ジョセフォヴィッツです。この名前にピンときた人はなかなかの通です。元々はヴァイオリニストだった人ですが、なんと、このコンサートホールを設立した人物でもあるのです。ロンドンの王立音楽院には彼の名を冠する演奏ホールがあります。

 

 

 マルティノンといえばシカゴ響とはRCAに録音していたのは知っていましたが、晩年はこのオーケストラとEMIに録音したものしか知りませんでした。グラモフォンにも録音していたんですなぁ。そんなことで興味を持って捕獲しました。

 

 

 これもステレオ初期からの名盤です。オリジナルはこのアルヒーフレーベルで発売されていました。ただ、ヴェンツィンガーはなじみがありませんでしたのでレコード時代はスルーしていました。パイヤール盤は現代楽器によるものでしたが、このヴェンツィンガーはオリジナル楽器による演奏で通には決定盤と評されていましたなぁ。

 

 

 さて、唯一のポップスアルバムです。フランス人指揮者カラベリのオーケストラ「カラベリ・グランド・オーケストラ」による松田聖子のインストゥルメンタル作品集です。1983年に発売されたものですから、ヒット曲の「スィート・メモリーズ」は収録されていません、残念!!また、カラベリが特別に作曲した曲もB面の最後に収録されています。曲名がフランス語でつけられているのも粋ですなぁ。そうそう、このアルバムのデザイン、何処かで見たことがあると思ったら「葉祥明」氏の作品です。

 

 ということで、なかなか身のある散財でした。