第96回国展 名古屋展 1 | geezenstacの森

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第96回  国 展

名古屋展 1

 

 愛知県美術館ギャラリーで開催されている「第96回国展」へ出かけてきました。昨年も出かけていますので2年連続の鑑賞ということになります。

 

 

 

 

 入り口横Aスペースは対策が並びます。

 

日月山水拾遺譚 加藤茂外次

 

竹林・・・緑陰・I・II 大島幸夫

 

 昨年の作品は同じ竹を描いても奥行きがありましたが今年は平面で攻めてきました。

 

INSIDE 大島聖

 

刻ー刻 久保田 裕

 

 昨年は「シマナミ」という作品でしたから、ヒレも瀬戸内を描いたものでしょうか。予備知識なしにシャッターを切っていますから琴線に触れるのでしょうなぁ。

 

転生の世界 森田靖久

 

通り過ぎる風景 岩間喜代美

 

 この作品、昨年も同じタイトルで発表されていました。 ハンディ扇風機とスマホそして、その後ろに未知の深海魚?地下鉄の車内なんでしょうが壁面の広告も全部魚になっています。ファンタジーでいいですねぇ。今年の作品は右端に男性が一人と忘れたスマホが追加されています。

 

ミステリアスワールド 川路郁美

 

勇敢な騎士 山口静治

 

 ドン・キホーテの世界ですな。できればサンチョ・パンサも描いて欲しかったですなぁ。

 

景・22・01 城康夫

 

2022-室内風景 松岡滋

 

 室内風景と言いながら扉を開け放ち屋外まで描いているのがいいですなぁ。

 

Integration pass 米田貫雅

 

 新会員にして賞を受賞しています。

 

ラ・ロッシェル 天春永次

 

白昼夢(城ヶ島公園) 徳弘亜男

 

絵馬'22(馬−1) 坂谷和夫

 

Compressor−2022 上野健三

 

風神雷神の図 弥富節子

 

 若者の感性で描くと風神雷神図もこうなるのでしょうか。

 

ジョバンニのいる風景 白神裕彦

 

 タイトルに惹かれて写真を撮りました。ショパンとジョバンニを取り違えました。

 

運命 嘉陽美彌子

 

 この作家も昨年と同じタイトルで出品しています。赤の岩肌が好きなんでしょう。

 

誰も私を愛さない 池田愛花里

 

時を超えて 宮本英雄

 

ひととき 麻田征弥

 

 この作品会場で一番引き込まれた作品です。メタリックな色調が次元の歪みを表しているようで不思議な感覚になりました。

 

Pandemic 黒川麻里子

 

塔から 関口佐紀子

 

 等と木々がモノクロでコラージュしています。

 

叫びの中で 2022 本木京一

 

風の影(2022-B) 石井豊太

 

 今年はやたらネカ号をタイトルに持つ作品が多く入選しています。コロナがたくさん描いたのでしょうなぁ。

 

時間と空間 山本美佐子

 

光の隙間 長谷川宏美

 

 左右の絵は関連がありませんが真ん中の狭いインターバルがいいトランザクション効果を生んでいます。

 

鼓動 大西孝幸

 

 これ立体作品です。

 

 この国展は29日の日曜日まで開催されています。

 

 続きます。