第95回国展 名古屋展 | geezenstacの森

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第95回国展 名古屋展

 

 

 愛知県も現在は緊急事態宣言が発令されていますが、東京は新国立美術館での開催が東京都の緊急事態宣言で開催が中止となったことで、この25日から始まった名古屋展が最初のお披露目となりました。これは展覧会にはあまり口を出さない愛知県知事の英断のおかげでしょう。名古屋展は5月25日から30日まで開催されています。

 

 日展は今まで出掛けていましたが、この国展は初めての鑑賞になります。そんなことで初日に出かけてみました。まあ、名古屋も緊急事態宣言中なので、会場はガラガラでした。そういう部分ではじっくりと鑑賞できます。

 

 この「国展」も取り扱い範囲は「日展」とほぼ変われありません。強いていうなら「書」と「洋画」がないということでしょうか。日展の癌は特に「書」でしたから、鑑賞する側からすればすっきりまとまっているという印象です。特に名古屋展は東京会場に比べてスペースが狭いですからそういう点では濃縮された作品群が鑑賞できます。

 

 
 昨年も「国展」はコロナの影響で中止になっています。つまりは、2年分の凝縮された展覧会といえます。目を惹く力作が並びます。
 
 

シマナミ 久保田裕
 
 この国展も作品の撮影はOKになっています。例によって小生の琴線に触れた作品のみ取り上げています。画像はクリックすると拡大できます。
 
景・21・01 城康夫
AIR・縫う 村田澄江
運命 嘉陽美彌子
 
 この作品の前ではしばし佇んで見とれてしまいました。数ある新人賞の中でも小生にとってはピカイチでした。
 
膿溜まり 山田美智子
青い空の下で 小池凌一 遺作
全ては夢の中 嶋村貴志
ローズカラーウォール 大楫和美
希望の彼方へ! 花嬢舞妃子 
 
メリーゴーランド 水谷誠孝
ASAMA 吉井章
月明かり 津地威汎
VOICE-ELEPHANT 成田淑江
通り過ぎる風景 岩間喜代美
竹林・・・何処へI・II 大島幸夫
時の流れ-2021:故郷 川井一義
色彩降臨A・B  大沼映夫
Zouk2021 神奈川沖浪裏より 小川浩司
TEtropolis 大森啓
escaping girls 宋貴美子
吹き抜ける風-'21 浜田公子
ケルト物語 渦巻く草地 古畑由理子
torigonia-2021 姫野芳房
木霊たち・説法 徳弘亜男
信燦正道 II 平田貴子
 
 つづきます