第96回国展 名古屋展 2 | geezenstacの森

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第96回国 展

名古屋展 2

 

 

 

 美術の春を代表するのが国展です。この「国展」は5月4日から16日まで東京は六本木の国立新美術館で開催されていました。その後巡回展として名古屋に来たわけです。

 

 

Iris 野口智弘

 

夜の雨、明日の海ー22.03ー 福井路可

 

VOICE-ワニガメ 成田淑恵

 

吹き抜ける風'22 浜田公子

 

trigonia-2022 姫野芳房

 

鳥の歌(希望) 半田強

 

 下の2展は立体作品ですが、これでも絵画です。

 

あしあと 菊池憲

 

心を向けるもの 長瀬いずみ

 

息づくものたち 河原和美

 

時のゆらぎ 長尾多可史

 

 目は4つしかありませんが鼻は3つあります。

 

考えすぎてはいけない 山岡美佐子

 

方舟 東條新一郎

 

穏やかな風の吹く星・III 松宮純夫

 

刻の流れ 椎名久夫

 

 この作品も昨年と同じタイトルです。昨年は波の上下に顔写真が2列づつ配されていましたが今年は中央に3列です。しかし、波間にはカモメがたくさん描かれています。

 

時を告げる島 嶋村貴志

 

花火 横江昌人

 

 花火の画面というと漆黒の闇に浮かぶというのが相場ですが、この絵は黒い闇がありません。

 

作品-2022 佐藤㓛

 

風景 安藤禮子

 

 現代的にいうならドローンで見る風景なんでしょうなぁ。

 

迷石 木村禮子

 

 さて、ここからは版画の世界です。版画作品は全てガラスの額に収まっていますので、反射があり、遠景のみです。

 

善光寺ロープウェイ いいずな号 波岸康幸

 

 こちらは彫刻作品です。

 

 

MASS 三浦樹一

 

 

 東京の開催状況が写真パネルで紹介されていました。おびただしい数の作品が並んでいます。

 

 

 

 

Meditative Landscape 菊池信治

 

まいうぇい。2022 鈴木琢磨

 

 これはユニークな作品でした。猫まで含めてが作品です。位置関係はこうなっています。

 

 写真の部です。

 

白い時 堀江孝子

 

汀 渡辺久子

 

蝶蛾 松尾香龍

 

隙間 荒牧良一

 

明日へ 新栄宏和

 

 

暮 塚田行孝

 

 故人の作品で遺作です。

 

残照 大橋正彦

 

心事 佐橋清志

 

月の砂漠 吉田孝次

 

存在 中村二郎

 

厳冬のフォルム 三宅道男

 

human being 原崎宗典

 

雨上がり 品川礼子
 
 これCAPA賞です。
 

 ここからは工芸です。

 

 

 中央には陶芸作品が並びます。織物前の椅子も作品です。

 

 日展とほぼ匹敵する規模の国展ですが、同じ新聞社が共催していますが、こちらは全く告知されていません。それでも最近はwebで全ての作品を鑑賞することができます。
 
 この国展、第60回の「中部国展」が同じ会場で11月1日から6日まで開催されます。こちらも楽しみです。