小さな恋のメロディ
曲目/
1. イン・ザ・モーニング(ビー・ジーズ) 3:53
2. イン・ザ・モーニング(リチャード・ヒューソン・オーケストラ) 2:01
3. メロディ・フェア(ビー・ジーズ) 3.:45
4. メロディ・フェア(リチャード・ヒューソン・オーケストラ) 1:21
5. スピック・アンド・スペックス(リチャード・ヒューソン・オーケストラとコロナ・スクールの学生) 1:41
6. Fのロマンス・テーマ(リチャード・ヒューソン・オーケストラ) 2:34
7. ギヴ・ユア・ベスト(ビー・ジーズ) 3:26
8. ラヴ・サムバディ(ビー・ジーズ) 2:59
9. 一日中踊ろう(リチャード・ヒューソン・オーケストラとバリー・ヒューソン) 4:06
10. 若葉の頃(ビー・ジーズ) 2:47
11. 若葉の頃(リチャード・ヒューソン・オーケストラ) 0:55
12. シーサイド・バンジョー(リチャード・ヒューソン・オーケストラ) 1:05
13. 先生を追いかけろ(リチャード・ヒューソン・オーケストラ) 2:23
14. ティーチ・ユア・チルドレン(クロスビー、スティルス、ナッシュ&ヤング) 2:53
ポリドール UICY78162
ここで取り上げているのはサントラ盤です。映像作品については以前に取り上げています。上のジャケットはCDのものでレコード時代は違っていました。
こちらがレコード時代のジャケットです。CDとは全くデザインが違いますが、世界的にはこの映画のCDは発売されていません。CDが発売されているのは日本と香港、それと意外な国ですがアルゼンチンだけです。下がアルゼンチンで発売されたサントラLPです。
小生はレコード時代はサントラは輸入盤派でしたから当然このアルバムもアメリカ盤で所有していました。この映画はイギリスで製作されていますが、公開はアメリカが先行しています。そのアメリカではポリドールではなく、アトランティックの傍系の「ATCO(アトコ)というレーベルから発売されていました。下がそのジャケットです。輸入レコードのセールでゲットしたものです。
元々のタイトルは「love Melody xxx」であったことがわかります。中央のデザインでは爆弾の中にダニエルとメロディがデザインされていて、xxxがちょうどその導火線に点火されているようなデザインになっています。しかし、このアメリカ公開は大コケでした。それもあって、イギリスでの公開は映画のタイトルも変更されてます。そして、発売されたアルバムはこんなデザインでした。
「MELODY」ではパンチ不足ということで「S.W.A.L.K」(これは Sealed with A Loving Kiss の略)というタイトルで公開されたんですね。だからジャケットにもその表記が残っています。これは初期のデザインで、最終的には下記のように変更されています。そして、このデザインは欧州やオーストラリアで使われました。
基本的にこの当時知られていたのはオーンショー役のジャック・ワイルドでしたから彼が中心に据えられています。やはり、ヒットした日本とは感覚が違ったんでしょうなぁ。
ところで、このサントラで繋ぎの楽曲を演奏しているリチャード・ヒューソン、あまり表には登場しませんが、イギリスの音楽界にはかなり影響力を持っていて、今話題になっているビートルズの「ザ・ロング・アンド・ワインディングロード」をプロデュースしたのはフィル・スペクターでしたが、このオーケストラアレンジをしたのはこのリチャード・ヒューソンでした。
確認できませんでしたが、YouTubeには効果音入りのサントラも発売されていたようです。
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