過去記事の修正48
自分でも過去記事を検索すると思いもよらないCDを取上げていた事に驚きます。このブログのテーマが「徃去来今」ですから、それに即していると言ってもいいのでしょう。
先日取上げたイ・ムジチのヴィヴァルディの全集の最後の番号付の作品集のCDです。レコードはボックスで発売されましたが、CDはバラで発売されました。
レコード時代は、この「幻想」は録音が良いことでも話題になりました。また、コルネット入の版で演奏されていた事でも注目されました。
ジュリーニはレパートリーはそんなに広くないので、同じ曲を何度も録音しています。このベートーヴェンの第九もそんな曲です。
ジュリーニの数ある第九の録音でも、やたら再発回数の多いDGへの録音です。天下のベルリン・フィルとの録音ですから、期待はさせますがさもありなんです。
シェルヘンは色々なレーベルに複数の録音を残しています。ステレオ初期はこのVANGUARDへの録音は丁度過渡期になりますが、レーベルの関係であまり露出されていません。
下が元記事ですが、レコード時代は日本盤だけ不可解なリリースがされていました。その経緯を書いています。
この真っ赤なジャケットはインパクトがありました。ただし日本盤だけのデザインです。でもCD化されてもこのデザインは使われ続けました。
ハイティンクは売れない指揮者でした。新譜が出ても、すぐ廃盤になりやがてパイロットシリーズで安く再発されました。でも、良い録音が多かったので、学生には重宝した指揮者でした。
バーンスタインの協奏曲ボックスに収録されている一枚です。市販ではこういうカップリングのものは発売されていません。
アンセルメのモーツァルト自体が珍しい録音ですが、今となっては良い遺産です。これはモノラルですが、何も足さない、何も引かないスタイルのアンセルメの良い味が出ています。