鷲 -13ページ目

私の読書の感想

―――人は皆 猿のまがいもの 神は皆 人のまがいもの


愛染の所に戻ってきたギン。乱菊の霊圧が消えている。愛染は ギンは乱菊に対してがあると思っていた。ギンは 肌は冷やい 情はない 舌先で獲物捜して這い回って 気に入った奴をまる呑みにする。そういう生き方だと初めに会ったとき愛染にいった。止まっていた生徒達が逃げ出す。愛染はそれを始末し 町の外の見え易い場所に吊るしてから 王鍵の創生に執りかかる。
生徒に刃をむける愛染 ギンは自分が始末しますといい愛染の刀に触れる。
ギンは後ろに立っている愛染の胸を神殺鎗で貫く。ギンは愛染に鏡花水月の能力から逃れる方法を教えて貰っていた。それは発動前に刀に触れておくこと。それを聞き出すのに何十年もかかった。護廷十三隊の中で鏡花水月の餌食になっていないのは ギンのみ。他の連中が愛染を倒せる気でいるのをみてハラハラしていた。殺せるのは自分だけなのに。知っていた愛染は ギンを側においたのは自分をどういう方法で殺すのか興味があったのだ。だが失望した。愛染はまだ死んでなどいない。ギンの刀身が一欠片ほどなくなっている。その欠けた刀身を愛染の心臓に置いてきたという。ギンの斬魄刀はそんなに迅く延びないし そんなに長く延びない。ただ 伸縮するとき一瞬塵になる。刀の内側には細胞を溶かし崩す猛毒がある。それを愛染の中に置いてきたというのだ。

ギン 「死せ――――――――――――神殺鎗
    胸に孔があいて死ぬんや 本望ですやろ」
細胞が溶け 崩玉のまわりに孔があく。その隙に崩玉を奪い持ち去るギン。これで終わり。
しかし 愛染は生きていた。また体が進化し 崩玉を持っているギンの側へ瞬間移動する。

幼い時 ギンは愛染が崩玉の造るのを陰から見ていた。流魂街から死神の才のある者の魂を愛染は造った崩玉へと与えていたが 崩玉は満足しなかった。だから 自分が持っている崩玉と浦原の造った崩玉を融合させようとした。愛染の実験で乱菊は魂を削り取られていた。
ギンの片腕を斬り落とし 胸を貫く愛染。進化には恐怖が必要だ 滅び 消え失せてしまうという恐怖が。ギンのお蔭で愛染は死神の虚も超越した存在になった。ギンの側にくる乱菊。あの時
乱菊が倒れているのを見て 死神になり 愛染を倒し 乱菊が泣かんで済むようにする。
でも 叶わなかった。乱菊のとられたものとり返せなかった。
ギン (ああ やっぱり 謝っといて良かった)
気絶した一心を背負って空座町に戻ってきた一護。ギンは彼の強い目を見て任せていけると。

たつきは目の前に現れた一護を見て霊圧が微塵も感じことができない。愛染からは圧し潰されるような霊圧を感じるのに。愛染も同じで 一護から霊圧を感じとることができない。
一護は愛染に場所を移すようにいう。彼のその言葉はまるで愛染と戦える力を身につけたような言い方だ。愛染の顔を素手で掴み 離れた場所へ連れていく一護。一護は霊力を捨てて 身体能力に全てを注いだと解析する愛染。愛染が一護と刀を交えただけで地形が変わる。これが今の愛染の力なのだ。愛染の刀を素手で受け止める一護。まったく理解ができず一護から距離をとる。そして 虚も死神も超越した完全詠唱の破道の九十一”黒棺”で彼を殺そうとするが。これもまた素手で砕かれる。地形を変えたのは愛染の力ではない 一護の力だ。一護はあの時 愛染が自分に間合いの話をしたように。今 どうして 俺から距離をとったか問う。愛染の体が変化する。

もはや 愛染の面影はなく 身体3つの孔が空いていて 背中には瞳 口のついた羽がある。羽の口から放たれた攻撃により一護の片腕が使えなくなってしまう。進化した愛染の攻撃さえも片腕を失うことなく 受け止めることができる。愛染は一護の首を掴み持ち上げる。一護を倒すことによって死神と虚といった低劣な存在から完全に訣別する。
一護 「終りだ・・・・・・・・・・・? こんなもんかよ。
愛染の腕から逃れ 最後の月牙天衝へと。
一護はあの暗い海の中で天鎖斬月と戦っていた。彼はどうして一護を殺そうとしないのか 訊きだされたくなければ 黙っていればいい。身を隠せばいい。どうしてか 彼の剣からは悲しみが流れ込んでくる。 一護は自分の剣を捨て 天鎖斬月の剣を体で受け止める。思っていた通り痛みはない。涙を流す天鎖斬月 一護の護りたいものは自分の護りたいものではない。彼が護りたいものは”一護自身”なのだ。最後の月牙天衝を教え去っていく―――――――。
一護の髪が黒く長くなっていく。剣はない。

一護 「――――――――――――俺自身が月牙になることだ。
この姿になってもまったく霊圧を感じない。愛染は気付く 彼は私より更に上の次元にいるということに。
愛染 「馬鹿な!!そんな筈があるか!!人間如きがこの私を超えるなど!!
    そんな事が―――――――――――」
一護 「―――――――――――――――――――――――――”無月”」
この技を使えば一護は死神の力を全て失うことになる。
地に伏している愛染。一護の髪が元の色に戻り 彼の霊力が消えていく・・・・・・・・・・・・・・。
両膝をつく一護・・・・・・・・・。愛染が立ち上がる 彼の斬魄刀は折れている。これを崩玉が自分には剣は必要ないと下したのだと。突然 愛染の体からが放たれる。無数の小さな光、これを仕組んだのは浦原だった。浦原は二人の前に現れる。彼は愛染が油断している時に他の鬼道に乗せて撃ちこんでいた。愛染が崩玉と完全に融合したら倒すことはほぼ不可能と考え、彼を封印するために新しく開発した鬼道だ。

今 ようやくその意味をなしたのは 愛染の力が弱まっているから。
浦原 「崩玉はアナタを主とは認めないと言ってるんスよ」
愛染は彼を蔑如する、彼ほどの頭脳を持ちながら何故動かないのか。 何故 霊王などという者に従っていられるのか。浦原は霊王をと例える 霊王がいなければ尸魂界は分裂すると。
しかし それは敗者の理論だ。勝者とは常に 世界がどういうものかでは無く どう在るべきかについて語らなければならない。
愛染 「私は――――――――――――――――――――。」
何かを語ろうした愛染だったが、封印されてしまう。愛染は四十六室に転送された。
浦原は世界を救ったのにちっとも嬉しそうな顔をしていない一護を気にする。一護は正しいことをした。そんな顔をする必要はない。
一護はいう。愛染は本当に崩玉に拒絶されていたのか。親父が教えてくれた 崩玉は周りの心を具現化すると。もしかしたら 愛染は自ら望んで力を失ったのではないかと。そして 彼と対等な力を身につけ刀を交えた時 愛染の刀には”孤独”しかなかった。生まれた時から飛び抜けた能力を持っていた愛染は同じ目線に立ってくれる人を捜していたのではないか。そういった人がいないと諦めた時から ”ただの死神”になりたいと願ったのではないか。
一護の前に 織姫たちがくる。皆 無事虚園から帰ってきた。突然 からだに異変が起き その場に倒れてしまう一護―――――――――――。
愛染は四十六室から目と口を塞ぎ 牢獄地下最下層にて二万年 閉じ込められる。
総隊長も片腕がないが 元気だ。他の隊員たちはもう修行を始めている。
乱菊はギンの 形見一つ残さず消えていくところが嫌いだった。だけど もし形見を残していたら乱菊はそこから動けずにいた。きっとギンは乱菊のそういうところを見抜いていた。乱菊はギンのそういうところが好きだった。
自分の部屋で目を覚ました一護。1ヶ月経っていた。目の前には織姫 ルキア 雨竜 茶渡。
浦原からは話しは聞いている。一護が死神の力を失ったことも。
外に出る一護 霊の気配を感じることができない。普通の人間になっていく・・・・・・・・・・・・。
ルキアの姿が消えていく・・・・・・・・・・。

一護 「じゃあな ルキア――――――――――――――ありがとう。



―――君が明日 蛇となり 人を喰らい 始めるとして 人を喰らった その口で 
    僕を愛すと 咆えたとして 僕は果たして 今日と同じに 君を愛すと 言えるだろうか



目の前を通りすぎる乱菊に止まるように呼びかけるイヅル。まだ 彼女の体は動ける状態ではないのだ。おそらく 乱菊が向かったのはギンの所。舞踏連刃によって 破面も破壊され 膝をつく一護に、もうこの戦場から逃げなさいというギン。夜一は浦原の造った対鋼皮用の装備をつけている。愛染は自分を超える頭脳を持っている浦原を言葉一つ一つに何か策があるのではないかと警戒している。夜一の瞬光で白い体を砕く 浦原の紅姫により拘束し発火。煙の中から一心が現れ 月牙天衝で愛染の体を斬る。

すると その中は空洞みたくなっていた。斬っても斬ってもそこに居ないような感覚。今の愛染に力は感じない。感じることができるのは 愛染に近い者だけだ。つまり 一護だけが 愛染の力を感じることができる。目の前にギンがいるのに 愛染のいる方角をみる一護。もう 戦いに集中していない。そんな彼を もう戦士じゃないと 人でもない 死神でもない。そんな状態で愛染に勝てるはずがない。逃げろという警告を無視した一護、止めを刺しに近づくギン。愛染が現れる。浦原たちはやられている・・・・・・・・・・・・・・。これから 穿界門を開け 尸魂界にある空座町へ王鍵を創りに向かう。愛染の体の白いモノが剥がれていく、瞳が黒い

一護は全てが終わった後に喰らいにくるという。愛染が去った後 一心が一護に空座町を護るために穿界門へ行くようにいう。断界の拘突が愛染の下へと進んでくる。これは理の側の存在で 霊圧でどうこうなる問題じゃない。しかし その理を破壊する愛染。
愛染 「理とは 理に縋らねば 生きて行けぬ者の為にあるのだ 
    さあ 行こうか――――――――――――――――――理の涯へ」
愛染の力を感じている一護は一心のように空座町を護るということを容易に口にできない。
はっきり言って あんな化け物と相対できるはずがない。勝てるわけがない。

一心 「・・・・・・・・・・泣くのか・・・・・・・・・また 護れなかったって そこに座って泣くのかよ!?
一護がここで引き下がったら皆 が死ぬ。織姫も。穿界門の中へ入っていく二人。
断界に拘突の姿がない。本来 なければまずい存在なのだが 今回は好都合だ。断界の時間経過は断界での2000年は現世では1年。この中で”最後の月牙天衝”を会得する。会得するというかあの世界にいき斬月の教わる。
愛染は少し 遠くに出てしまったので歩いて空座町へとむかう。空座町では眠っている人の他にまだ意識の残ってい一護のクラスメイト数名の姿が。これが一護の仕業だと知っている。だから一護が解決してくれると知っている。一護は斬月の世界へと来ていた。海の中に建物が沈んでいる。黒い服を着た子供の姿が、手に持っているのは天鎖斬月だ。

彼の名は天鎖斬月、一護がここに来た理由も知っている。だが 教える気はない。一心の”剡月”がそうだったように今回のソイツはかなり暴れるという。俺たちに最後の月牙天衝を教えたくないからだ。一護の守りたいものが天鎖斬月の守りたいものではない。
意識が残っている住人を殺す愛染・・・・・・・・・・・・・。一護のクラスメイトを発見する。
昔 斬月は一護に自分の力を貸してくれるといった。それは勘違いだったのか。周りをみるようにいわれる、希望に満ちた天を衝かんばかりの摩天楼の群れだったこの世界は 一護の身近にあった小さな町へと成り下がった。そして その町も海に沈んでいる。一護が絶望し歩みを止めたからだ。天鎖斬月は一護の体から ウルキオラを倒した時の虚を取り出す。

その虚と一体化する天鎖斬月二人で一つ。たつきは目の前に現れた愛染の霊圧により立ち上がることすらできない。そこに現れたのはドン 観音寺だった。勝ち目はないのは分かっているが正義の味方は屈しない。殺されそうな所を乱菊が止める、苦しそうだ。
ギン 「―――――――――――――・・・・・・・・・・・・・乱菊」
観音寺を生徒達と共に遠くに逃がし 愛染と対峙する。口はきかない。ギンはそんな彼女を連れ去りどこかへ姿を消す。
愛染 「・・・・・・やれやれ 相変わらず 面白い子だ」
ギンの霊圧を感じて先回りしたという乱菊。そんな彼女になんでフラフラな状態で来たのか。答えはギンがいるから。どうしてイヅルを裏切ってまで愛染に下ったのか問う。
ギン 「信じてたのに裏切った・て ほんまに それ イヅルのこと言うてるん?
    なァ 乱菊―――――――――――――――邪魔や」

生徒達を歩きながら追う愛染。楽しんでいる。空座町に在中している”車谷”という死神も一緒に逃げる。愛染の下に戻ってきたギン・・・・・・・・・・・・・・・。
ギン 「・・・・・・・・・・只今戻りました 愛染隊長



―――不幸を知ることは 怖ろしくはない 怖ろしいのは 過ぎ去った幸福が 戻らぬと知ること


焦げた腕がひび割れる。自身の片腕を犠牲にして発動する禁術 一刀火葬。
これは予想外だった愛染 何とか炎の餌食にならなかったが 煙の外に出た時 一護の月牙を身に受ける。左肩に傷を負った愛染。一護に今のが私の最後の隙だと伝える。愛染の体の傷が元に戻る。これは超速再生などではない 虚化でもない 愛染のお腹に崩玉が埋め込まれている。

崩玉の主に対する防衛本能だ。一護の霊圧を手に取る愛染 思い通りだと。朽木ルキアに会ったのも 石田との戦いで死神の力に目覚めたのも 恋次との戦いで自らの斬魄刀の名を知り 剣八との戦いで卍解への足掛かりをつかみ 白夜との戦いで虚化へと踏み出した グリムジョーとの戦いで虚化をマスターし ウルキオラとの戦いでそれ以上の力を手に入れた。全ては愛染の掌の上。
一護 「何だよそれ・・・・・・どういうことだって訊いてんだよ!!」
そう 声を荒げるな。そんなに驚くことではない。一護が探究の最高の素材であると確信した愛染は成長の手助けをした。別におかしなことではない。全ての戦いの勝利は一護の努力の成果ではい。一護の刀を素手でとめる愛染。一護は愛染に自分が最高の素材だといったその理由を訊く。一体いつから確信してのか。

愛染 「私は君が生まれた時から君の事を知っている。
なぜなら君は人間と―――――――――――――――。
一心 「―――――――――喋り過ぎだぜ愛染。」
その言葉の続きは目の前に現れた。一心に愛染から離れるために連れていかれる一護。一心に説明は求めない。話す時がきたら話してくれたらいいと。父親の殴られて帰ってきた気分になる。ギンは帰ってきた一護と別の場所へと移動する。
最初 一護と出会ったときのことを覚えている。兕丹坊の片腕を斬りおとした時 一護は突っ込んできた事。その時から一護のことおもしろい子やと思っていた。一護は成長するにつれて 相手の剣から気持ちを読み取ることができるようになった。だけど ギンと剣を交えた時 何も感じなかった。まるで 自分と戦っていながら別の場所を見ているような。
ギン 「なんや・・・・・・・おもろい子やと思うてたけど なんや気味の悪い子やなぁ
神鎗の延びる長さは刀100本分。それなら卍解はどのくらい延びるのか・・・・・・・・・・・・。

ギン 「―――――――――13㎞や。 卍解――――――――――――”神殺鎗”」
街中の建物を横に真っ二つにする。延びた刀身が一瞬で短くなる。その瞬間を見逃してしまった一護。彼の斬魄刀の切っ先が自分に向いたら終わりだ。一護は神死鎗はどれだけ延びるかではなく伸縮の速さが一番の能力だと。一回の打ち込みでそれに気付いて二回目で躱す。
ギン (怖い 怖い これはまだ伸びるなぁ せやけど まだまだや)
胸の前で手を叩くギン。その音が一護の耳に届く速さの500倍が伸縮速度。
愛染は動きがどんどん鈍くなってきた。それは崩玉が愛染を理解し始めたからだ。崩玉の能力は死神と虚の境界線を支配することではい、自らの意思で周囲にあるものの意思を取り込み具現化することだという。崩玉自体が意志を持っていると。織姫に力が現れたのも彼女が力のなさに絶望したからだ。ルキアが死神の力を失ったのは 海燕の死の苦痛から逃れるためだ。
崩玉と一体化し始める愛染を鬼道で撃ち抜く浦原。

愛染は崩玉を融合ではなく従えたという。愛染を”六杖光牢” ”鎖条鎖縛” ”九曜縛”で拘束し 
そして 破道の九十一 ”千手皎天汰炮”を愛染に撃ちこむ。しかし 愛染は無傷。浦原の背後から攻撃するが 昔の愛染なら浦原に何の策もなく2度も触れることなどあり得なかった。愛染の両腕にある霊圧の排出口を塞ぎ 自らの霊圧により爆発する。浦原さん強い。

が 煙の中から出てきた愛染は身体中 白い何かで覆われている。夜一も登場し 愛染のその白い殻を砕いていく。そんな4人の戦闘を見ている一護 背後からギンがもう戦うのやめればという。もう無理だと。あんな愛染見た事ないと。
ギン 「君―――――――――――もう どっかでこの戦い諦めてるんと違うの?」 
一護は否定はしない、今の愛染の力を感じているからだ。ギンはしょうもないといって、刀を胸の前に固定し 切っ先を一護に向ける。
ギン 「神殺鎗――――――――――――――”舞踏連刃”」
倒れている吉良 ギンの霊圧を感じている・・・・・・・・・・・・。目の前を通りすぎる乱菊の姿が。

―――伏して生きるな 立ちて死すべし


平子の逆撫の能力は上下左右 前後 見ている方向 と斬られる方向が逆になる。
しかし 愛染の五感を全て支配する能力には及ばない。簡単に攻略される平子。東仙は元に人間の姿の戻っていた。風死の影響でが潰されているが、まだ息がある。それに 目がまだ視えている。狛村はそんな東仙を許すという。刃を交え 心から解り合う運命だったのだ。東仙は涙を流し、檜佐木の顔を見たいと言い彼に近寄るようにいうが。爆散する東仙。それを見て微笑んでいる愛染。一護が現世に戻ってきた、彼は決めていた現世についたら一撃で決めると。愛染の背後に出ることに成功し 月牙を放つが生物の弱点である首に愛染が何もしていないわけがない。バリアによって弾かれる。一護は後悔した、初めの一撃は虚化して放つべきだったと。愛染は一護が虚化して放つべきと後悔しているの知っていて、なら ”虚化して私に月牙を月を放つといい”と。愛染に攻撃を当てることさえできない一護。間合いをとるが、間合いが意味を持つのは対等の力を持つ者同士。一護の前に移動し 彼の胸に手をそえる愛染。

愛染 「ほら こうすれば 今すぐにでも心臓に手が届きそうだ。
一護の刃には憎しみがない。織姫を救出でき 仲間は一人も死んではいない。彼が今 剣を振るうのは責任感だ。愛染の言葉を遮る狛村。他の死神達が一護の前に現れる。何も一護だけに全てを任せるわけじゃない。全員 愛染の敵なのだから。日番谷は雛森の件で 愛染を斬れればそれだけでいいと。かなり 熱くなっているが、愛染は日番谷など見ていない。鏡花水月を遣う暇を与えないというが、ギンはそれを聞いてほくそ笑む。違う 皆 愛染の力を履き違えている。愛染が十刃全員を従えたのは単純に強いから。死神が知恵を総動員して あらゆる不運に用心しても、愛染の力はその用心の遥か上。雀蜂の弐撃決殺さえも通用しない、霊力の差だ。日番谷が愛染の腕を凍らせ その氷にできた影から京楽が貫き、その隙に日番谷が追撃しようとする。愛染は日番谷が平子の能力で背後から迫っているのに気付いた時には胸を貫かれていた。が 一護は叫ぶ。皆 何やってんだよと。

愛染の姿が雛森に。
下で治療されていた雛森が立ち上がり近くにいた死神を斬り 愛染に。一体 いつから。
平子 「せやから 一体いつから・・・・・・・鏡花水月を遣うてたかって訊いてんねん!!」
愛染 「・・・・・・ならばこちらも訊こう 一体いつから
     ――――――――――鏡花水月を遣っていないと錯覚していた?
全員 地に落とされる。全員 死なない程度の傷でギリギリ生きながらえる深さで。この戦いの行く末を見届けさせる。ついに 総隊長が戦うことに。愛染の腕を掴み 町から炎の柱が出現する。”焱熱地獄”その柱に包まれてここにいる死神の命と共に愛染を葬る。 そこに ワンダーワイスが現れたので 剣で始末しようとしたら 斬魄刀の炎が消える。”滅火皇子”これがワンダーワイスの名前だ。総隊長の炎を消すためだけに造られた破面。 

しかし 元柳斎は死神の長、素手でも十分戦える。ワンダーワイスを素手で殺し、次は愛染に拳を向けようとするが ワンダーワイスの体が膨れていく・・・・・・・・・・・・。愛染は 元柳斎にあの炎は一体どこに消えたと。炎が一瞬で炸裂すれば どうなるかを元柳斎は知っている。爆発を抑えて 自らの炎で負傷する。

愛染は 尸魂界の歴史である彼には自らの剣をつかって止めを刺そうと近づく。元柳斎は片手で愛染の足を掴む。
元柳斉 「破道の九十六――――――――――――”一刀火葬”」


―――人は皆すべからく悪であり 自らを正義であると錯覚すつ為には 己以外の何者かを
    己以上の悪であると錯覚するより 他に無いのだ 確信した正義とは 悪である 
    正義が正義たり得る為には 常に自らの正義を疑い続けなければならない



解放したヤミ―に敵わないルキア達。そこにウルキオラとの戦いを終えた一護が現れるが、その目は戦いに勝利した者の目ではなく これから敵を斬ろうとする目ではない。虚化する一護だがまた仮面の模様が変わってる。それに何か違和感を感じる。ヤミ―の前で虚化が勝手に解けてしまう一護。ヤミ―は仲間をゴミという、ウルキオラが死んだとき 織姫はとても辛そうな顔をしていたというのに。

白夜と剣八がヤミ―の相手をする。一護はすぐに現世に向かうように。それには浦原の黒膣が必要になるのだが、今それは消されている。そこに研究材料を運んできたマユリ。
黒膣の解析に成功しご機嫌だ。だから 一護を実験材料にして現世に向かわせる、卯ノ花も同行する。マユリが浦原みたいに高い所から話してくるので、やっぱ似てるよという一護。それを聞いてたマユリは黒膣の中で閉じ込めるのもありだと思っていたが、戦いを終えたあとたっぷり拷問してやることにする。白夜はマユリが現世に向かおうとしないので理由を聞くと、戦いが終われば現世から黒膣が開くし ここには研究材料がたくさんある。白夜は何かいいたげな顔でマユリを見つる・・・・・・・・・・・・・。まるで一護が戦場についたら戦いが終わるという 一護の勝利を信じていると聞こえると。マユリは否定しなかった。卯ノ花から鏡花水月の能力について教わる一護。一護は自身の霊力について話す。彼の霊力は変化した死覇装も含めて卍解なのだ。今 一護の死覇装は半分もない それを卯ノ花は隊長格に匹敵する霊力と勘違いしていた。卯ノ花は一護の霊力の回復を行いながら現世へと進む。

平子は上半身だけのひよ里抱え 愛染を睨んでいた。愛染は特別に平子には剣を抜くという。
狛村と檜佐木と対峙する東仙。自身の顔に手をやる・・・・・・・・・・。

虚化だ。彼は虚化を会得していたのだ。狛村はそこまで堕ちたかというが、一護が虚化して東仙が虚化することはダメなのか。虚化した東仙を卍解で戦う狛村。
平子はあの時から一度も自分の能力を愛染にみせたことはない。
五感を奪う能力は鏡花水月だけではない。
平子 「倒れろ――――――――――――”逆撫”」

東仙は狛村に堕落といわれたがそうではない。東仙は初めから復讐の為に死神になったのだ。彼が死神になったのは死んだ友の想いを汲み取った正義の為だと思っていた。違う 復讐が正義なのだ。復讐を成し遂げず安寧に身を任せることこそが悪だ。
東仙 「清虫百式――――――”狂枷蟋蟀”(グリジャル・グリージョ)」

もう原型は留めていない。昆虫というかなんというか。目が視えるようになった東仙。狛村の姿を醜いという。狛村は世界を憎んでいる東仙の友になろうとした。悲しむことがあれば受け取ろう 喜びがあれば分け与えよう 道誤てば叱ろう 過ち犯せば許そう 世界を愛せなくなった東仙が再び世界を愛せるように。
卍解を砕かれる。狛村の前に歩み寄る。
東仙 「正義とは言葉で語れるものなのだ。

檜佐木 「刈れ―――――――――――――――――風死」
東仙の頭に刀を刺し 形状を変化させ倒す。目が視えないときの彼なら躱せていた。