万博夏パス戦記5発目④
8月29日(金)
未来の都市館に赴いたのち、西ゲート近くの当日登録案内所で、一軒でも取りたい執念で、
予約が取りにくいとされる落合陽一のNull²ダイアログモードの予約を取り付けたワシ。
このあと、チリパビリオンへ。
3面をLEDビジョンで囲み、その真ん中に、織物・マクンのテントが。
このパビリオンで伝えたかったのは、伝統と確信。
その伝統の象徴がマクンなんだよね~。
でも、個人的には、独裁者であるアウグスト・ピノチェトに抗議するために織られた、
アルビジェラも展示した方がいいのでは。
元ポリスのベーシスト、スティングのソロ2枚目「Nothing Like The Sun」に収録された、
「They Dance Alone」でも取り上げられられたのに。
その後、Null²まで下見のため赴き、スタッフにいろいろ不安なことを質問して聞きました。
その内容については後程。
そのあと、いろいろパビリオンを物色して見たら、ね・・・
ほとんど擦ってる。
こすってない所って、要予約のばっか。
そーこーしているうちに、Null²ダイアログモード入場。
先ほど、下見してスタッフに質問したのがこれ。
ダイアログモードの予約を取り付けた方は、専用アプリ「ミラードボディー」のダウンロードが必須か?と。
「ヌルの神」という名のAI(人工知能)に自分の個人情報をいじられ、不快になったらという懸念があり、
この場合、個人情報保護法の観点から、演出に参加しない選択もありますかとスタッフに聞いてみたら、
鏡の間でスタッフに演出に参加しない旨を伝えればいい。
この場合、専用アプリ「ミラードボディー」をわざわざダウンロードしなくてもOKとのことにホッとしたわ。
国際ジャーナリストの落合信彦を父に持つ、メディアアーティストの落合陽一がプロデュースするNull²。
般若心経の世界観をデジタルと鏡で表現し、現実社会と電脳社会が溶け合う、
「いのちを磨く」哲学的なパビリオン。
いざ鏡の間にスニーカーを脱いで入りまして、上も下も右も左も鏡に包まれた鏡の間で、傍観者として観た。
鏡の間には、真ん中にモノリス、上にご神体のキューブ。
天井や床のLEDビジョンでは、紀元前から未来への、人類の進歩と調和の歴史が、
三波春夫の「世界の国からこんにちは」をBGMに流れ、綴られたのち、
ヌルの神様がモノリスに降臨し、「ミラードボディー」に登録された参加者からランダムに選ばれ、
きごうを手放す儀式を通じ、来場客の存在の意味を問い直す、いのちを磨くパビリオン。
ワシは個人情報保護法の観点から、自分がAIでいじられるのが気持ち悪いと、あえて演出に参加しなかった。
だが、中に入れて満足やったし、
体験後の鏡の間の外で、落合陽一のパビリオン誕生の経緯を聞きつつ、
次の来場客がヌルの神様にいじられるのを見る、ダイアログモードは一粒で二度おいしいパビリオンやったわ。
このパビリオンが、1970年の日本万国博覧会のテーマ館に鎮座し、
現在も万博記念公園に鎮座している、岡本太郎が手掛けた「太陽の塔」に衝撃と感銘を受けたことに驚いた。
岡本太郎は「太陽の塔」を手掛けることにあたり、「べらぼうなものを作る」と、
モダニズムと逆行する、生命讃歌の象徴として想像された、言わば「芸術は爆発だ!」を地で行くモニュメント。
このNull²も、生きる意味を問い直し、生命讃歌の象徴として生まれた、落合陽一なりに表現したべらぼうな建物。
さらにNull²で、三波春夫の「世界の国からこんにちは」が流れたのも、
55年前の日本万国博覧会へのオマージュが込められていた。
「べらぼう」というキーワードでつながった、
1970年、日本万国博覧会での太陽の塔と、2025年、大阪・関西万博でのNull²。
日本万国博覧会の跡地を再開発した万博記念公園にある、
パナソニックスタジアム吹田をホームに置くガンバ大阪のサポーターが、
Null²のダイアログモードを訪れるのは、偶然ではなく、必然だったかも。
来年のガンバ大阪の開幕期ポスターのビジュアルと、選手紹介映像を、落合陽一にプロデュースしてほしいわ。
続く。
万博夏パス戦記5発目③
8月29日(金)
コンビニで買ったおにぎり2個をパクついたのち、ようやくオランダ館へ。
オランダのテーマは、天然資源にとって代わる、再生可能エネルギーの提言。
来場客には、ボール型デバイスを持って回遊するウォークスルー形式。
ボール型デバイスを特定の位置にかざすと色が変わり、
ドームに通されると、没入感あふれる映像に度肝を抜かれた。
随所にはオランダ生まれのキャラクター、ミッフィーの絵本があり、探す楽しみも。
で、オランダ館の入場待ちで、未来の都市館で唯一擦ってなかった未来シアターの予約を取り付けた。
7月に行ったが、スタンバイで空いていたが、未来シアターのスタンバイ入場も先着制で締め切られた。
ここなら!と。
日立製作所とKDDIが担当する、ソサエティ5.0の生活を提案するBエリア。
そこの核を担っている未来シアターは、スマホによるインタラクティブライブショー。
スマートフォンを場内の無料Wifiにつないで、専用ページにアクセスするのですが、あんまり難しくなかった。
でも、電池切れ寸前や、未だにガラケーの方は、専用スマホの無料レンタルも。
このあと、ワシは西ゲート近くの当日登録案内所に並び、執念で端末いじったら・・・
落合陽一プロデュース・Null²ダイアログ 17:20~17:30
何と予約レベルが高難度のNull²・ダイアログモード、マジで取っちゃいました!!!
前行ったときは、ウォークスルーモードでいいやと思ったら、まさかのダイアログモードとは。
でもダイアログモードって、専用アプリにダウンロードの上、個人情報を入力しないといけないんだよな~。
AIで自分がいじられると思うとゾッとする。
どないしよ~
続く。
万博夏パス戦記5発目②
8月29日(金)
まずは、英国館。
サッカーの母国、シェイクスピアの母国、ビートルズの母国。
オランダ館まで時間があるので、2時間待ちは余裕!と思われたが、行列がホイホイ進み、
気がつけば1時間ほどでエントランスに到着。
このパビリオンでは、イングランド、スコットランド、北アイルランド、ウェールズで構成される、
大英帝国の創造と発展の歴史を、キャラクター・PIXのナビゲートと、プロジェクションマッピングを多用した、
没入型ツアーで、のめり込めそう。
この調子で小物系のパビリオンを。
エントランスに飾っていたミャクミャクのぬいぐるみが盗まれたことで注目を集めた、
リトアニア&ラトビアが参戦したバルトパビリオンを。
300種類の薬草が展示されたり、国が力を入れていることを紹介。
バルト諸国って、バスケットボールが盛んだったとは。
次はセネガル館。
いたって普通。
コモンズレベル。
続く。
万博夏パス戦記5発目①
8月29日(金)
この日は有給取って、夢洲まで。
行くと決めたのはかなり前で、15日(金)24:00に7日前予約を入れて、
見事に・・・
NTTパビリオン、夜8時00分(受付開始は夜7時45分)の回を取りました!
夜5時代~7時代にかけて、同じ時間帯で予約を受け付けるパビリオンを集中的に入れました。
Better Co-Being、住友館、電力館、いのちの未来、そして、NTTパビリオン。
世間では盆休みが過ぎ、親は仕事の時間帯、子供が行動できるには制限や条件が出来るため、
バンバン入れました。
そんで、3日前予約で大惨敗を喫したのに、来場2日前の水曜日に、偶然にも・・・
オランダ館、昼1時00分の回を取りました!
NTTパビリオンにつづき、オランダ館と、予約競争率の高いパビリオンの予約を取り付けたのって、何かよさげ。
何だかイケそうな気がする~
ワシはタカをくくって、朝8時15分過ぎに家を出て出発し、大阪メトロを乗り継いで、夢洲駅まできたものの・・・
なんやワレ!
午前9時台なのに、クソ暑く、
午前10時の入場でもこの長蛇の列、キチガイにもほどがあるやろ!
お前らどんだけヒマやねん!
ワシは、以前万博の案内所で貰った、サラヤの塩ラムネを15分おきにパクついて、時間つぶし。
ようやく午前10時の分の入場が始まったが、前の客が手荷物検査で手こずっとるやないかい!
ゴチャゴチャしすぎやろ!
シンプルにまとめんかい!
で、ようやく会場入りし、10分後より当日予約できることを見越し、
関西パビリオン近くの当日予約案内所に行ったものの、
「今日の予約はおおむね埋まっております」のアナウンスが。
スマホでも当日予約は出来るんですが、
スマホだと、タイムラグの影響で「△(大変混雑)」でも、「予約が取れませんでした」が出る始末。
腹立つ!
で、自分の分が回ってきて、3分間1本勝負に。
これで、「EARTH MART」や「ブルーオーシャンドーム」の予約を取り付けたんだと信じて挑んだものの・・・
釣果ゼロでギブアップ。
下手したら既に予約した2館だけでTHE END。
だって、この日の来場客数、15万4千人だもん。
この時点で、死亡フラグが立った。
続く。
10月、ブラジル戦決まったことだしね。
9月の第2次”森保ジャパン”アメリカ遠征メンバーが発表になった。
来年のFIFAワールドカップ(TM)ノースアメリカ2026のメイン国となるアメリカ。
息を吹き返したメジャーリーグサッカー人気で、アメリカのサッカー人気が復調しており、
今回の遠征は、アメリカの風土に慣れるため。
そして、森保一にとっては、現役時代の1994年、”ドーハの悲劇”で立つ事が出来なかったアメリカの地。
開催国であるメキシコ代表とアメリカ代表を相手に、どうやって爪痕を残すかが楽しみやな。