ガンバボーイ2号のGuerrilla Radio -15ページ目

いいことなかったけど、ガンバ大阪を応援するきっかけを与えてくれた恩人。

 

 

 

惜しい人を亡くしました。

現役時代は、メキシコ夏季オリンピックの男子サッカーで日本代表の銅メダル獲得に貢献した、

ヤンマーディーゼルサッカー部(現:セレッソ大阪)のすごいストライカーで、世に出るのが早すぎたくらい。

もし、1993年ごろに20歳若かったら、三浦知良と対等に当たってたかも。

 

ワシは”Jリーグ元年”期から、ガンバ大阪を応援しているが、

そのきっかけを与えてくれたのが、初代監督の釜本邦成。

松下電器サッカー部を母体とするガンバ大阪が、Jリーグ初年度メンバー10チームの中で、

ヤンマーディーゼルサッカー部を差し置いて、唯一の関西から参戦したのもあるが、

(ヤンマーディーゼルサッカー部の場合は、ホームスタジアムの観戦環境に問題が大ありだったから!)

ビッグネームが監督を務めるとなりゃ、話は別!なわけでして。

だが、指導者としての経験が浅かったことと、

歯に衣着せぬ言動でフロントとの衝突が日常茶飯事だったことが災いして、チームとして機能せず、

2年間4ステージでBクラスと低迷。

(”Jリーグ元年”期の3年間は、総当たり2ステージ制。1995年の時点でリーグ戦だけで年間52試合!)

その時、当時ホームに使っていた万博記念競技場は多くの観客が来て、

チケットもプラチナペーパー化したんですが、コスパに合わない試合内容に不満続出。

当時の観客は、ガンバ大阪目当てではなく、Jリーグ目当てのミーハーが多かったんだよな~!

でも、ワシは、ガンバ大阪目当てで、金と時間がある限り、ガンバ大阪の試合に通い詰めた。

ヤンマーディーゼルサッカー部を母体とし、

大阪市をホームに置くセレッソ大阪のサポーターに転身する考えはなかったね。

釜本邦成がガンバ大阪の初代監督になってなかったら、ワシの人生大きく狂ってたかもな。

 

結果、監督としては2年間と長続きしなかったが、釜本邦成がまいたガンバ大阪の種は大きく成長した。

万博記念競技場にホームを置いたことで、大阪モノレールの彩都線に、競技場前の公園東口駅が開業。

南側のスポーツ広場に、天然芝と人工芝各1面の練習グラウンドと、

当時としてはJリーグ最大級のクラブハウスが開設され、クラブの機能を集約。

現役引退後に立ち上げた少年世代特化の「釜本FC」は、ガンバ大阪の下部組織の礎となり、

世界に通用する選手、日本代表に上り詰めた選手を生み出してきた。

これらの要素が、後の西野朗体制につながっていくんだよね。

 

監督としての2年間はいいことなかったけど、

ワシがガンバ大阪を応援するきっかけを作ってくれた釜本邦成は恩人や。

ガンバ大阪が北摂・北河内地区に活気と誇りを持たせてくれた釜本邦成は恩人や。

合掌。

今シーズン最低試合。「サッカーは点を取ってナンボ」ってわかってます?

明治安田J1リーグ2025

第25節

(パナソニック吹田/あめ/35245人)

 

ガンバ大阪 0<0-2/0-1>3 ファジアーノ岡山

前半10分<岡山>岩渕

前半36分<岡山>岩渕

後半44分<岡山>木村

 

午前中は家の墓参りに行き、帰宅後いきつけの整骨院で施術を受けた後、

メトロで大日駅に向かい、イオンシネマ大日で映画観て、

モノレールで万博記念公園駅へ。

この天候の悪さが、この日の試合の展開を予見していたとは。

 

この試合は、毎年夏恒例の「ガンバエキスポ」で、Jリーグが来年秋春制に移行する関係で、

春冬制での夏場での開催は今年が最後ということで、か~な~り~気合い入れてました。

この試合は、ビジターゴール裏を除き、チケット代に500円を追加した限定Tシャツ付きで、

大阪・関西万博に着て行こうと、タオルマフラーも新調していざ!

・・・でしたが、強風は来るわ、スタグルを食べようとしても、長蛇の列の上、お目当てのものが売り切れ。

 

仕方なく焼肉でんの夏限定メニューを注文し、食してキックオフ。

この日の対戦相手であるファジアーノ岡山は、前回の対戦(岡山JFE)で、何もできずケチョンケチョン。

この試合も、一枚上手なファジアーノ岡山のハイプレスで守備陣を手こずらせ、

シャドーに陣取ってたFW岩渕が理不尽すぎるゴールを立て続けに決めやがった。

ガンバ大阪も、一時期ハイプレスに取り組んでいたが、うまく行かず投げ出した過去があり、

これがハイプレスだということを思い知らされた。

 

後半は、ファジアーノ岡山の木山隆之監督の青写真通りに、

守備偏重、FWルカオ投入の「勝利の方程式」を組み、完全にガンバ大阪を手こずらせ、

3点目決まったところで、ガンバ大阪、ハイ詰んだ。

 

まさにガンバ大阪、今シーズン最悪最低の試合。

チケット完売してんのに、最悪じゃん!

もう、ダニエル・ポヤトスは、今シーズン限りで切ることが既定路線になってきた。

3年間でよかったのが、天皇杯準優勝を決めた昨シーズンだけ。

徳島ヴォルティス時代、J2に降格させた監督じゃいいとこなし。

 

戦えない、いや、戦うことを放棄しサボった選手が多く、これじゃ心酔できねぇのは当然。

獲得した選手のほとんどが、「補強」ではなく「補充」、すなわち数合わせだということを。

これじゃ限定Tシャツ配る目的が、

強化部門が勝つチーム作りを放棄し、カモフラージュのために行われたと勘繰っちゃうわ。

それに幻滅して、MFネタ・ラヴィがガンバ大阪に見切りをつけ、町田ゼルビアに行ったのは当然やわ。

「フロントがアホやからサッカーできひん」ってな。

 

何のためにガンバ大阪が存在してんの?

何のための「BE THE HEAT,BE THE HEART.」なの?

野球偏重の日本にサッカーを根付かせるんでしょ!

日本万国博覧会(1970年)開催以降、衰退が続いていた北摂・北河内地域を活気づかせるためでしょ!

周辺地域を含めた地域住民に、娯楽の選択肢を増やすためでしょ!

赤字ローカル線寸前の大阪モノレール沿線を活気づかせるためでしょ!

日本代表に選出されるよう、下部組織から自前で選手を育てるためでしょ!

地域住民の健康増進に貢献するでしょ!

それらを怠ったから、何も知らん穢れた部落の山猿どもから侮辱されるんだよ!

タイトルとるだけが全てとでゃうで!

サッカーは点を取ってナンボのスポーツや。

今こそ、何のためにガンバ大阪が存在してんのか、見つめ直すべきだ。

「TOKYO MER」映画第2作は「医療ドラマの仮面をかぶった戦争映画」

10日、3連休の中日。

ワシは午前中、家の墓参りに赴き、一度帰宅後、いきつけの整骨院で施術を受け、

メトロを乗り継いで大日駅前のイオンシネマ大日へ。

ここで観た映画は、「TOKYO MER 南海ミッション」。

 

2021年、TBS系日曜劇場枠で放送された鈴木亮平主演の「TOKYO MER」。

都知事の肝いりで始動した移動救命室チームが、救命と、政治的圧力の狭間で戦うという、

反響を呼んだ新感覚の医療ドラマで、

2023年には映画に進出。

絶対に火事にならない構造になっている横浜ランドマークタワーがタワーリングインフェルノ状態の中、

東京チームと横浜チームのMERが衝突してしまう展開で、興行収入45億円を稼ぎ出した。

今回の映画第2弾は、ドラマ版のキャスト続投の上、新たなメンバーを入れて、

沖縄にあるトカラ列島の島が噴火し、流れてくるマグマの恐怖におびえながら、救命するという、

現実でトカラ列島で群発地震が起こり続けてんのに、

「不適切にもほどがある!」とツッコミ入れたくなる内容です。

 

2025年、東京MER主任医師の喜多見幸平(鈴木亮平)の手腕により、日本の主要5都市でMERが本格稼働。

その煽りを受け、離島が多い鹿児島・沖縄地区で、離島医療に特化したフェリー型の南海MERが試験運用。

幸平は、看護師の蔵前夏梅(菜々緒)とともに、

主任医師候補の牧志秀実(江口洋介)率いる南海MERに出向し指導に当たっていた。

何も起こらない状況で、運用は無駄・・・かと思われた。

トカラ列島のとある島で、大規模な噴火が発生、流れるマグマが居住区に侵食。

南海MERは独断で島に上陸し、イチかバチかのミッションに挑むことに。

マグマ、巨大な噴石、土石流の襲来という恐怖におびえながら。

 

東京に構える厚生官僚の音羽尚(賀来賢人)と連携しつつ、無謀なミッションに立ち向かう南海MERの姿勢は、

まるで戦争映画を思わせてくれた。

まさに「医療ドラマの仮面をかぶった戦争映画」やったなと。

ヒットメーカー、黒岩勉のなせる業。

 

前作の映画版は、TBSテレビが制作プロダクションを務めたが、

今回の「南海ミッション」は、テレビドラマ同様、大映テレビが制作プロダクションを務めた。

大映のテレビ部門を前身とし、大映の経営難から回避させるために創設された会社で、

そうゆう経緯から、本格的な映画を手掛けるのは必然やったかも。

まさかのVaundy急襲!!!

前回のおさらい。

1[19↑] 再会(Vaundy)

2[1↓] breakfast(Mrs. GREEN APPLE)

3[16↑] Blue Jeans(HANA)

4[→] LUCKY(TOMOO)

5[20↑] JUMP(BLACKPINK)

6[7↑] Hello(Furui Riho)

7[6↓] Hachiko(藤井風)

8[9↑] DUMBAI(CA7RIEL & Paco Amoroso)

9[5↓] 主人公(SUPER BEAVER)

10[2↓] ある未来より愛を込めて(back number)

 

◆この週のHOTTEST ENTRY◆

17[NEW] 残酷な夜に輝け(LiSA)

 

 

 

Vaundy・・・なぜ突然上がってきたんだ?!

19位からいきなり上がってきて、おかげで萎えたやないかい!

おまけにミセスはもう一曲ぶち込みやがって(怒)

下位を見てみたら、2組のガールズグループが急に上がってきて、荒れるのは目に見えてる。

1位予想は・・・

 

Blue Jeans(HANA)

 

でハメます。

関西地区、天気が危ういが、体に気を付けろよ!カブロン!

【KICK OFF!ピックアップ】クラブの60年、すったもんだありました。

YouTubeのJリーグ公式応援番組チャンネルで配信されている、

全国の「KICK OFF!」ブランド番組から、ワシが気になったことをピックアップしてお届けする、

「KICK OFF!ピックアップ!」。

今回は7月27日OAの山梨放送、

「KICK OFF!YAMANASHIスペシャル ヴァンフォーレ甲府名シーン20連発」を。

 

今年、ヴァンフォーレ甲府は、前身の甲府クラブ時代からクラブ創設60周年を迎えましたので、

芸能界屈指のJリーグウォッチャーで有名な平畠啓史と、

「ミスターヴァンフォーレ」として親しまれた石原克哉をゲストに迎え、

サポーターから募集した、ヴァンフォーレ甲府の歴史で絶対外せないシーンをベスト20で発表。

その中から、ワシの心を揺さぶったのは以下の通り。

 

財政難に喘ぐ地方クラブに勇気を与えた、J2クラブ初の天皇杯制覇。

昇格プレーオフで柏レイソルをJ2に叩き落した、FWバレーの6ゴール。

J初勝利は、現コーチの大柴克友の活躍から。

J1初昇格への足掛かりとなった、コンサドーレ札幌相手に大逆転劇。

日本代表MF伊東純也も、かつてはヴァンフォーレ甲府でプレーしていた。

クラブ初の日本代表FWハーフナー・マイクがブレイク。

旧国立競技場初のホームゲームで、MF石原克也の目の覚めるスーパーボレー。

初代コールリーダーの裏話。

 

どのシーンもワシの心を揺さぶってくれた。

チームは財政難に喘ぎ、法人解散の危機に瀕していたが、

山梨放送の取締役を務めた海野一幸が代表取締役社長につくと、汗をかき続けての営業活動の甲斐もあり、

JITリサイクルインクスタジアム(小瀬スポーツ公園陸上競技場)には、所狭しとスポンサーボードの嵐となり、

Jリーグでスポンサーボードの多いクラブに。

努力を積み重ねれば、いつかは報われる。

それが、J1昇格だったり、J2クラブ初の天皇杯制覇を呼び込んだ。

まさにヴァンフォーレ甲府は、奇蹟のクラブだと。

 

都会と比べると、地方クラブはハンデが多すぎる。

ヴァンフォーレ甲府における、はくばくの様な、スポンサーを地元企業で固め、

下部組織を充実させたり、出場機会に飢えた他のクラブの若手選手を受け入れ、

そこで結果を出したら、上のカテゴリーにいるクラブに(移籍で)売る。

地方クラブは選手を「育てて、売る」ことで、バランスを保つ。

ヴァンフォーレ甲府の影響を受けて、他の地方クラブが活気づくとな。

 

J2クラブで初めて天皇杯制覇を制覇した時の金言を言おう。

「財政難に喘ぐ地方のクラブでも、天皇杯を制することがあるので、皆さん、諦めないでください!」

信玄の国、甲斐のクラブの誇りを持って!