女性が痩せない食事について | 痩身サロンガリシア

以前ブログで、75年間という長期にわたる研究で

『糖質や脂質やカロリー摂取量を減らしても、肥満は増えている』

という結果が出ていることをご紹介しました。

 

「じゃ、何を減らせばいいの?」

「もう、これ以上空腹は我慢できない」

そう思った方、逆です。

増やした方がいい栄養素に目を向けましょう。

 

ということで、今回は当店の食事指導でお話ししている

『痩せる食事のポイント』をお話ししたいと思います。

 

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先にポイントを言ってしまうと

 

「自律神経と腸内細菌を整える食事」が大事ということです。

 

まずは腸が整うと、自律神経も自ずと整いやすくなりますので、腸内環境を整えるのがマストです!!

 

ただ腸を整えるといっても、実はみなさんあまり理解されていない気がします。

以下当てはまりませんか?

 

□腸活にヨーグルトを食べている

□オリゴ糖の種類にはとくにこだわっていない

□食物繊維のバランスにこだわっていない

□腸に悪いことを控えていない

 

 

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腸活にヨーグルトを食べている

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まずはヨーグルトに含まれるカゼイン。牛乳よりは少ないですが最近、医師も警告するほど控えるべきだと言われています。

カゼインは小麦のグルテン同様、腸への負担が大きく逆に腸の機能が低下してしまう可能性が高くなります。また、ヨーグルトに含まれる乳酸菌の量は厚生労働省により「1mlあたり1千万以上」と決められています。ヨーグルト100ml食べたとして10億個程度。腸内細菌は100兆個なので、ヨーグルトによる影響はかなり少ないのです。乳酸菌サプリの中には1日1兆個摂れるものもあります。個人差はありますが、数ならサプリがおすすめです。

 

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オリゴ糖の種類にこだわっていない

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腸内細菌の中でも脂肪を燃焼してくれる「痩せ薬」を生み出してくれる菌がいます。それは酪酸菌。短鎖脂肪酸(痩せ薬)を作り出してくれます。この酪酸菌のエサが「フラクト」オリゴ糖。オリゴ糖には数種類ありますが、よく見かけるのがこちら↓

*イソマルオリゴ糖(小腸で吸収され大腸には届かない)

*ガラクトースを含むオリゴ糖(ビフィズス菌は増えるが、酪酸菌はあまり増やさない)

*フラクトオリゴ糖(ビフィズス菌・酪酸菌・アッカーアンシア菌を増やす)

 

フラクトオリゴ糖を多く含む食材は、ごぼう、たまねぎ、ニンニク、アスパラ、バナナなどです。ぜひ、食事に取り入れてみてはいかがでしょうか?

 

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食物繊維のバランスにこだわっていない

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食物繊維には不溶性と水溶性2種類あります。腸内細菌のエサがになるのは水溶性のみです。

不溶性は便のかさを増す働きがあります。両方ともが欠かせないのですが、バランスが2(不溶性):1(水溶性)が良いと言われています。

 

 

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腸に悪いことを控えていない

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・グルテン(乳製品のカゼインも)

・アルコール

・抗生物質

・プロテインの常飲(量とも比例)

・いつも同じメニューになりがちな偏食・単品

・運動不足

以上は腸の活動や機能を低下されるものです。できる限り控えるのがおすすめです。

 

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最後にセロトニンについて

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実は、食事のバランスにいくら気をつけていても

女性は”セロトニン”が活性化しにくい影響で痩せにくいのをご存知でしょうか?

セロトニンは別名幸せホルモンとも呼ばれていますが、男性と比べ、女性はセロトニンの量が半分!

セロトニンを活性化させることが肥満解消につながるため、海外ではセロトニン系抗肥満薬もあります。また、セロトニンは神経伝達のコントロールに関わっているため、不足すると【慢性的なストレス、気分の落ち込み イライラ、不安を感じる、向上心の低下、不眠、攻撃性が高まる】などまるで【更年期障害と同じ症状】だらけになってしまいます。

 

女性ホルモンのエストロゲンにセロトニンを活性化させる働きがあるのですが、エストロゲンは年と共には減少していくのでセロトニンの活性化も落ちていくことに・・・

なので、女性こそセロトニンを増やすことを意識して欲しいのです!

 

セロトニンの主材料はトリプトファン(アミノ酸つまりタンパク質)なので、肉から補給できますが、トリプトファンの他にセロトニンの減少を抑えるナイアシンも含む赤身魚がイチオシです。また、セロトニン合成に必要なのがビタミンB、そしてセロトニンの分泌を促進するのがマグネシウムです。ビタミンBもマグネシウムも水溶性で尿として流れやすく不足しがち。食事でもおすすめはありますが、こちらもサプリで補うことをオススメしています。

 

 

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まとめ

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痩せやすい食事とは、腸内環境や自律神経を整うよう意識された食事のこと。

しかし、この2点に気をつけていても女性はさらにセロトニンを増やす栄養を意識することが大事。

 

増やすべき栄養素

・フラクトオリゴ糖

・食物繊維(バランスが大事)

・セロトニンの材料(タンパク質・ビタミンB・マグネシウム)

 

ちなみに、これらすべてが入っているバナナは最強です!

何から取り入れたらいいか分からない人は、まずはバナナをおすすめします!!🍌

 

ということで、今回は当店のピラティスパーソナルトレーニングを受けた方にもお伝えしている

食事のアドバイスの一部をご紹介しました。

 

13年間痩身サロン専門店として、多くの女性を診てきましたが

食べてない人ほど痩せられないです!!

痩せる栄養素ぜひ、意識してみてください。

 

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