梅ノ木に来る鳥たち 6 ~三度ワカケホンセイインコ~
酉年だからでもないだろうが、
ワカケの訪問が増えた。
そして、
ほとんど興味を示さなかった
蜜液にも
今日は接触。
しかし
たまに接触しても
その接触の方法が悪い。
一応
くちばしを入れて
舌でぺろぺろ舐めてはみるが、
少しずつしか飲めないので
まどろっこしい。
インコならではの強引なやり方。
容器が
外れることを知っているのか、
中身を丸ごと
口に流し込もうと思っているのか、
容器を咥えて外します。
外すのはいいのだが、
咥えて反対側に傾けても
蜜液はみんな外に流れ落ちるだけ。
足で掴みなおしてぺろぺろしても
もう蜜液は入っていない。
咥えている外側をなめてみても
蜜液はありません。
何だこんなもの、と思ったかどうか、
要らないものはポイ。
何の収穫もないまま
容器は無残に下に落ちます。
時々
下に落ちた容器を見つけて、
何物がこんなことをするのかと
不思議に思ったのだが、
ワカケの仕業だったようだ。
ま、仕方ない。
ワカケのくちばしは
小さな容器の中には
入りづらいので、
他の鳥たちのように
くちばしを突っ込んで
ごくごく飲むというわけにはいかない。
容器を外すのはいいが、
くちばしで咥えて
容器を上にあげ
自分の方に傾けて飲む方法を考え付かなければ
何回やっても無駄だな~。
梅ノ木に来る鳥たち 5 ~メジロ夫婦~
メジロのためにつけた
蜜液入れ。
ヒヨが来て
飲み放題になっているため
なかなかメジロの出番がない。
ヒヨを追ったわずかなスキに
やってきましたメジロの番い。
おいしそうな蜜液が入っています。
左端には連れ合いが待っています。
今の時期
柿の実などもなくなって
お腹が空いています。
早く譲ってくれないかな。
充分飲んで
連れ合いが去ると
自分の番。
思いっきり飲みます。
順番は後だけれど、
後には後のメリット。
なんてったって
後ろからせかされることがないので
ゆっくりと飲めます。
危険がないことだけを確認すれば、
この蜜は自分のもの。
だけど
いつまでも密に執着をしないところが
自然界で生きるものの判断。
執着は命取りになります。
必要なだけでいいのです。
人も心すべきことです。
梅ノ木に来る鳥たち 4 ~再びワカケホンセイインコ~
年末年始、
晴天が続いているので、
庭の梅ノ木にやってくる鳥たちも、
入れ代わり立ち代わりで
忙しい。
ワカケの
今日はオスの出番。
首に輪があると
やはり締まります。
色調も
メスより心持ち美しいでしょうか。
鳥でも動物でも
自然界では
メスよりもオスが
人の感覚で見ると美しい。
動物の感覚だと
目立つ、と言った方がいい。
なぜオスのほうが
メスより目立つのか。
オスが目立つということは
メスが目立たないということだから、
自然界では
オスが目立つことで
敵からメスを守る役目を果たしているのかもしれない。
しかし人だけは
メスの方が目立とうとする。
自然の摂理に反するが、
これは単純に
メスの虚栄。
ワカケは
番い(夫婦)だと
餌も仲良く食べる。
しかしこれが
メスだけだと
白目をむいて争う。
これは虚栄ではなく、
生きるための餌の取り合い。
強い方が勝つ。
人の世界には
これがないから平和。
(もちろん例外はあります)
我が家の正月料理 ~質素にワンプレートのおせち~
貧しかった小さな頃は
正月が来るのが楽しみだった。
珍しい正月料理を食べるのが
嬉しかったから。
あの頃と比べると
何でもある現代になって
我が家の正月料理は
むしろ質素になってきた。
夫婦二人だけの
元旦の朝食。
ちょっとずつのおせち料理。
ワンプレートに
一口ずつの
いろいろな食べ物。
酒の肴になりそうなものばかりで、
おかずにはならない。
正月だから
雑煮だけはある。
これはおすまし風雑煮。
3日目の朝になると
これが味噌汁風の雑煮になる。
めでたさの代表
カズノコ。
毎年食べていたのに
我が家は息子一人で
子沢山ではなかった。
黒豆もあるが
これは甘いので
私は数粒も食べない。
いつも飲む焼酎ではなく、
妻が張り込んで特別買ってきた
濁り酒。
無味無臭の焼酎のお湯割りだけを飲んでいる私には
甘すぎておいしくないが、
せっかくだから一杯だけ飲む。
夕方帰ってきてくれた息子夫婦との夕食は
毎年恒例のカニ鍋。
私が勤めていた会社は
水産物をたくさん扱っているところなので、
今でもOBに対して
年末に社内販売の案内がある。
その時に
タラバガニとイクラと
スモークサーモンとカズノコを買う。
そのタラバガニ。
食べやすいように
妻が殻の一部を切ってくれているので
鍋でちょっと温めるだけ。
スモークサーモンは
サラッとした洋風ドレッシングと合わせていただく。
息子夫婦が持ってきてくれた
特別製の獺祭(だっさい)。
数量限定の
そして期間限定の特別品。
焼酎がメインの私には
味か濃すぎておいしいと思わないが、
せっかくだから一杯だけいただく。
正月だけ泊って帰るので
2日の朝は正月料理。
1日の朝食とほぼ同じだが、
皿に頭つきのエビが余分に乗っている。
これが朝食のすべて。
ただし雑煮はお替りができる。
ご飯と味噌汁が食べたくなるので、
三日目の朝食の雑煮は
味噌汁風になる。
正月の我が家の料理でした。
我が家に「雉」がやってきた! ~雉の七変化~
酉年を前にした
12月30日自分の誕生日に
我が家に雉がやってきた。
桃太郎のお供をした
あのキジである。
ついこの前のブログに
岩手県陸前高田市の友から
鹿肉が送られてきたことを書いた。
詳細は
に詳しい。
その時に送られてきたのは
綺麗にさばいたロースやモモ肉だったのだが、
その友から、
今度は雉が捕れたから
もし食べるのだったら送ろうか、と言ってきた。
二つ返事で
「食べたいので是非頼む」と言ったら
すぐに宅急便が届いた。
酉年の自分の年の前に
雉の贈り物。
これも何かのご縁だろうと
荷物を開いて「びっくり」。
段ボールの中で
新聞紙にくるまれていたのは、
なんとそのまんまの雉が一体。
「おいおい、これをどうしろというんだ?」
私は
漁師町育ちなので、
魚なら
マグロでもきびなごでも
大から小まで何でも捌くが、
鳥や獣は捌いた経験がない。
だけど解体の方法は
魚でも獣でも鳥でも一緒。
魚をさばく時に、
頭を切り落とし
尾を切り落とし、
ヒレを落とし、
うろこをすべて落としてから
肉を三枚におろすのと同じように
雉の頭を落とし
尾を落とし、
足を落として
羽をすべて引き抜き、
体を二枚に切り分けた。
このような状態にすると
もうただの肉の塊。
妻も
調理するのにためらいはない。
ただ、
鳥の羽を引き抜くのにはコツがある。
生のまま羽を引き抜くと
皮がついて来たり肉がついて来たりで、
なかなかスムーズにはいかない。
簡単に皮や肉から
羽を抜くためには
バケツに入れた羽つき肉に
沸騰したお湯をたっぷりとかけて
しばらく置いてから羽を抜くと
面白いように簡単に抜ける。
このことだけを知っていると
簡単にさばける。
翌日半身の肉を
調理して
雉の煮込みが出来上がった。
味は鶏肉と変わらない。
自然界で飛んでいた雉だから、
鶏肉よりも固く締まっている。
「雉も鳴かずば撃たれまい。」
この雉は
友の前で鳴いてしまったのだろうか。
鳴かずに友の懐に飛び込んでいれば
「窮鳥懐に入れば猟師もこれを撃たず」
助かったかもしれない。
酉年を迎えて
一つの鳥の話題でした。



































