雪の中のシジュウカラ編 ~ツートンカラーが良く似合う~
大雪の朝、
私が庭に出て、
いの一番に騒いでいたのがシジュウカラ。
なぜかというと、
そこに餌が見えているのに、
雪のために食べられないから、
雪をどけてくれと言わんばかりの騒ぎよう。
その餌入れの様子。
雨除け用に付けてやった傘に
雪がこんもり。
餌の取り口にも
雪が積んで、
中に餌が見えているのに、
シジュウカラには取れません。
だから、
屋根の雪を落とし、
餌場の雪も取ってやり、
ヒマワリの種を追加して入れてやりました。
すぐに飛んできて、
美味しそうな餌を探します。
彼らは
ただどれでも種を咥えて行くわけではありません。
くちばしで咥えて、
瞬間的に中の種の入り具合を判断しています。
mg単位の重さの違いが分かるようです。
中身が入っているような種を選び、
梅の木の枝に持っていきます。
ほぼ決まった枝に陣取って、
種割りを開始。
両足で、
種を押さえこんでいるのがお分かりでしょうか。
スズメも、
ヒマワリの種の中身は食べますが、
殻を割ることができないので、
シジュウカラのおこぼれを頂戴します。
スズメが
種を割ることができないのは、
この
両足で種を押さえこむ技を習得できないからです。
シジュウカラのヒナは、
親から学習してすぐに覚えます。
スズメより、
シジュウカラは
足が数段器用なようです。
種を割って、
中の実を取り出すまで、
1分とかかりません。
メジロから
蜜液を飲むことを学習したスズメも、
シジュウカラから
種割りの技術は
さすがに
学習できないようです。
あっという間に取りだして食べます。
夫婦そろって、上下で種割り。
このヒマワリの種を食べるのも、
巣作りが始まるまで。
子育てを始めると、
ピタッと種を食べなくなり、
子供に食べさせるための
虫たちが主食になります。
子育てに、
脂肪分の多い種より、
良質たんぱく質の虫を選ぶのは、
生まれながらに持っている本能です。
さて
大雪の朝でも、
清潔好きのシジュウカラは、
今にも水浴びをしそうな様子を見せました。
水盤の縁に留まって、
しばし思案中。
大雪が降りしきる中、
結構寒いので、
ちょっと躊躇しています。
そりゃ~そうでしょう。
なんてったって猛烈な雪。
何もこんな日に浴びなくっても、と
みている私も思います。
躊躇している間にも雪は降り、
その雪が、
自分の頭に積もるに及んで、
やっと
「今日はやめた!」と
あきらめがついたようです。
雪を背景にしたシジュウカラ。
梅のつぼみもふくらみ始めた頃の
突然の雪。
でも、
この雪の白さに、
シジュウカラほど似合う鳥はいない。
これは2011.2.15の雪の日の写真。(2階ベランダから撮影)
白黒といってもいいような
ツートンカラーが、
奇麗に背景にマッチしています。
パンダや
海の王者シャチなどと一緒で、
シンプルイズベストの、
白黒のデザインが実に素晴らしい。
雪の日の
シジュウカラの話題でした。
雪の中のスズメ編 ~口も雪まみれ~
大雪の時の
メジロとスズメの大接近は
昨日のブログで紹介しました。
スズメは、
何もメジロの蜜液を
強引に飲まなくても、
粟を彼らのために撒いてやったのですが、
蜜液の味が
忘れられなくなったようです。
さて今日は
その雪の日の
スズメたちの様子。
スズメの餌場もご覧の通り。
粟を入れるトレーも、
水の容器も
雪で一杯。
一つかみの粟を、
雪の上に撒いてやりました。
粟を食べるのは、
スズメだけですので、
邪魔ものはいません。
餌にいち早く気付いたスズメがやってきて、
雪の中にある、
小さな粟を
懸命に咥えます。
口も冷たくなっていると思いますが、
そんなことは言ってられません。
ふとあげた顔を見ると、
くちばしに雪が付いています。
雪が解けずに
くっついているということは、
くちばしも結構冷たいもののようです。
だからむしろ、
冷たさを感じなくていいのでしょうか。
雪の中に
体ごと埋没させて、
一生懸命粟を探します。
上の雪の上に留まっているスズメは、
素足が冷たそう。
顔を上げると、
やはり雪がくっついています。
大雪の朝の
餌さがしも楽ではありません。
少したくさん粟を入れてやり、
水の容器の水も、
飲みやすいように
新しいものに入れ替えてやりました。
周りにいたスズメたちも集まってきます。
喉も渇いているだろうけど、
何かしら冷たそうで、
みているだけで飲みません。
素足のスズメたち。
スズメの足を見てお気づきでしょうか。
メジロやシジュウカラの足と違い、
スズメの足は、
こんなに細い足でも、
ちゃんと赤い色をしています。
赤い血が通っているのは、
メジロもシジュウカラも同じですが、
スズメの足だけが
赤い色が透けています。
雪の上のスズメの素足が
冷たそうに感じるのは、
人と同じ赤い血の色をしているからなのでしょうね。
小鳥の体温は、
人よりも高いのに、
足やくちばしが
寒さや冷たさを感じないと思われるのは、
どのような構造によるものなのか。
どなたかご存知の方があったら
教えてほしいものです。
雪の朝の、
スズメたちの様子は、
餌を奪い合う邪魔ものがいないので、
ごく普通の朝食の様子でした。
雪の中のメジロ編 ~スズメの図々しさ~
武蔵野は
大雪と言ってもいいくらいの雪が
降り続いています。
我が家の庭は
お昼現在で、
最高20cmの積雪。
小鳥たちは
餌が探せず大変です。
だから、
私が庭に姿を見せると、
メジロも
シジュウカラも、
スズメも、
みんな飛んできて、
自分達がここにいることを
アピールします。
まず最初は
その、
メジロ編。
メジロ用の蜂蜜液入れの
雨防止のための傘にも、
こんなに雪が積んで、
今にも壊れそう。
容器の中にも、
少しだけ雪。
みんな取り除いてやり、
止まり木になる枝の雪や
周りの雪も、
彼らの視界が利くように
落してやります。
そして
蜜液を入れてやると、
待ってましたとばかりに、
金木犀の木で待機していた
メジロが飛んできます。
一口二口飲んでいると、
蜜液の味を
学習で知ったスズメが、
お腹が空いているので、
後から割り込んできます。
頭の毛を逆立てて、
「なぬっ!」 と
威嚇しますが、
いかんせん体が小さい。
スズメは、
メジロをいじめる気は全くありませんが、
まだ飲みたいメジロの気持ちを
気遣う気配はありません。
夫婦で蜜液の容器に接近。
多勢に無勢で、ちょっと場所を譲りますが、
ありがとうと言うでもなく、
図々しく夫婦で占拠。
メジロとスズメの
貴重な大接近画像。
以前のブログで発表した時よりも、
もっと近い。
というより、
ほとんど接触しています。
雪が降って食べ物がなく、
メジロだってお腹が空いているので、
この場所を去りがたく、
じっと我慢しています。
スズメは
そんなメジロの気持ちは
全く意に介さず、
夫婦でマイペース。
メジロは、
「おい!もうちょっとあっち行け!」
と言っていますが、
そんなことには無頓着で、
知らん顔。
結局は、
スズメの図々しさに押しやられて、
一時ヤブツバキの枝に退避。
スズメは
メジロほど蜜を主食にしていませんので、
適当に飲んだらこの場を離れます。
メジロは、
それを待って、
また飛んできますが、
お互いに敵意がないので、
接近の距離がうんと縮まりました。
雪が取り持つ
種を超えた仲良しの図。
次は、
スズメ編と、
シジュウカラ編を、
連続でアップします。
またお出で下さい。
武蔵野の雪 ~小鳥たちが困ります~
外出が続いて、
ブログ更新ができなかった。
今日こそはと思って、
朝起きたら、
びっくり!
久しぶりに雪。
窓を開けて
庭の梅の木を見たら、
ふんわりと雪化粧。
芝の上にも、
餌入れの上にも、
蜜入れの屋根にも、
そして
梅の木の枝にも、
こんもりと雪が積んでいる。
写真を撮るために
玄関から出ます。
出て来た時の足跡だけで、
帰りの足跡はまだありません。
自慢の
ドラゴンロード(青龍の道)も
今日はみごとな
白龍の道に。
風がなく、
静かに降る雪は
こんな繊細な積もり方をします。
プラスチックチェーンの上にも
こんもり。
チャリの上にも
同じくこんもり。
木々にも
庭にも、
ふんわりと積んでます。
雪はすべてを浄化してくれます。
足跡のない純真無垢な世界。
子供達も大喜び。
ちょうど通学時間。
家々の入口の
穢れない雪に手が伸びます。
学校に着くまで、
いつもの倍くらいの時間がかかりそう。
人の心を
やさしくしてくれる
そんな雪だが、
小鳥たちにとっては、
そんなことは言ってられない非常事態。
何しろ
餌がみんな埋まってしまって、
見つけるのが大変。
私が通りに姿を見せたら、
早速小鳥たちが
喜びの歌声。
というか、
餌を欲しがって鳴いています。
その小鳥たちの様子は
後のブログで。
シジュウカラの春 ~巣箱への接近~
庭に来るシジュウカラ達は、
春から夏にかけて、
巣立ったが最後、
自分の巣箱には全く興味を示さず、
素知らぬ顔で
ヒマワリの種だけを求めて飛んできていたのだが、
ここにきて、
態度に変化が出始めた。
今まで
何匹も入り乱れて飛んできていたのに、
ペアのシジュウカラが
他のシジュウカラを追い払い、
自分たちの縄張りを主張し始めた。
そして今日は
こんな行動を取った。
巣箱に興味を示し始めたのである。
いつ見ても、美しい姿ですね。
黒いネクタイと
オールバックの髪型が似合っている。
中を覗きます。
中は、
昨年ヒナが巣立った後に、
奇麗に洗い、日光消毒をして
空っぽにしてあります。
午前中土砂降りの雨が降っていました。
特製屋根を乗せて、
レンガのかけらで押さえてありますので、
中は濡れていないはずですが、
子育てをするための巣箱を選定する時は、
彼らは事前に
相当入念なチェックをします。
毎年、
巣作り前の彼らの動きを見ていますので、
良くわかります。
秋口から冬の間を通して、
まず敵になる小動物や
カラスなどの外敵がいないかどうかを見極めます。
雨の後には
巣の中を覗いて、
雨漏りがないか、
水が中に流れ込まないかどうかを見ています。
巣箱の出入り口の、
前が開けているかどうかも見ています。
とにかく、
卵を産んで抱卵し、
ヒナが大きくなって巣立ちするまでの間に
ヘビや猫や、
カラスやネズミや、
そのような敵が来ないことを確認しないと、
子育てが
安心してできないからです。
中を確認して、
雨漏りはないことが分かったと思います。
ここでは
いつも水浴びをしますので、
小動物の敵がいないことは確認済みです。
あとは
仲間内で縄張りを主張し、
他の仲間を寄せないようにして、
場所を確保します。
大雨のあとでも、
水浴びは必須です。
どんなに雨が降ろうと、
自分の体を洗ってくれるわけではないので、
いつもここにきて
奇麗にします。
シジュウカラは、
スズメと違って、
羽繕いが念入りで、
いつ見ても姿がピシッと決まっています。
雪が降ろうが
氷が張ろうが、
ほぼ毎日水浴びを楽しみます。
さっぱりした後は
簡単な羽繕いをしますが、
いつもいつも浴びているので、
体はほとんど濡れることがなく、
奇麗なものです。
この後、
梅の木の枝に飛び乗り、
プルプルッと体を震わせて、
小さな水滴を跳ね飛ばしたら、
それで終わり。
体がきれいになると、
次は食事。
ヒマワリの種を咥えて、
いつもと同じ梅の枝に留まり、
種を割って
中の実を食べますが、
殻を割るのに、
30秒もかかりません。
この時期には
毎日たくさんのヒマワリの種を食べますが、
子育てが始まると
全く食べなくなるのは
見事な変化というしかありません。
そしてもっとびっくりするのは、
水浴びする姿を見なくなることです。
卵を温めたり、
小さなヒナを温めてやったりする自分の体の、
体温を下げないためではないかと思うくらいに、
卵やヒナに
やさしい体を保ちます。
子育て中は、
だから、少し汚れた感じになりますが、
こんな小さな鳥だって、
子供のためなら、
自分の欲望はすべて捨て去り、
子供最優先の考え方を徹底しますので、
人の親だったら、
なおのこと
それに徹しないといけない。
シジュウカラの春はもうすぐ。
そんな気配を感じさせる
今日のシジュウカラの行動でした。










































