白薩摩 ~黄金色の花器~
私の故郷は、
鹿児島は薩摩半島の西の端、
でも、住所では
南さつま市。
企業の名前や
住所などが
カタカナであったり
ひらがなであったりしたら、
それは古来からの名前ではないことが多い。
南さつま市もしかり。
つい先年、
市に併合された町で、
市とは名ばかり。
千人ほどの住民がいた村も、
いまでは過疎化が進み、
300人ほどになっている。
しかし、
この「薩摩」はしっかり漢字で、
「白薩摩」 と書く。
これは住所でも企業名でもなく、
薩摩焼の一つの種類。
薩摩焼は、
「白もん」と呼ばれる豪華絢爛な色絵錦手の磁器と、
「黒もん」と呼ばれる大衆向け雑器に分かれ、
あの有名な黒じょかは、
「黒もん」と呼ばれる
「黒薩摩」。
質素な土器で
庶民的な焼き物である。
そして、
「白もん」と呼ばれる
「白薩摩」 の花器がこれ。
有田焼や
九谷焼とはまた違う色合い。
釉薬に
細かな貫入(かんにゅう)が入り、
それが味わいを深くする。
白薩摩と呼ばれるが、
私には黄金色に見えて仕様がない。
この30cmにも満たない花器は
私が故郷を出る時、
記念にと
ごく一般的なものを購入したのだが、
それからすでに40年ほどの歳月が経過している。
今どのくらいの価格で売られているのだろうか。
我が家で、
故郷の香りを放つ
手放しがたい一品になっている。
ちなみに
初期の薩摩焼は
豊臣秀吉の文禄・慶長の役の際に、
島津義弘が捕虜として連れ帰った朝鮮人の陶芸家が
薩摩藩保護のもと発展させてきたものだが、
2002年には、
国の伝統的工芸品に指定されている。
彼らの末裔は、
今でも、
1人静かに東シナ海の海を眺め、
遠く祖国をしのんでいるかもしれない。
六本木ヒルズ展望台 ~迎賓館・国立新美術館等々~
前回のブログでは、
友人と二人で馬鹿になって
東京都庁の展望台へ
「馬鹿の高登り」をやった。
今度は、
六本木ヒルズ展望台へ
懲りもせずまた高登り。
しかし、
1日に2回も「馬鹿」にはなりたくないので、
今回は違ったものになった。
昔から言う。
「馬鹿と煙は高く登りたがる」。
そう、
今回は二人で
「煙」になった。(あんまり変わらないと思うけど・・・。)
そして
「六本木ヒルズ」 へ。
友は、鹿児島で待つ奥様の土産話に、
六本木ヒルズをバックに記念撮影。
ビルの横の空に、
ワシタカ目の鳥のような姿が写っているのは、
パソコンに取り込んでから気が付いた。
六本木ヒルズのこのビルは
正確には、
「六本木ヒルズ森タワー」 という。
入口の文字にそうあるのがお分かりでしょうか。
ただし、
展望台へはこの入口からは行けません。
ビルの外側をぐるっと回り、
別棟のビルから森タワー3階のチケット売り場へ行き、
そこで入場券を買って
高速エレベーターで展望台へ登ります。
東京都庁の展望台と違い、
ここは民間所有のビルのため、
タダでは入れません。
入場料金は1,500円。
52階の展望台に登るだけの料金ではなく、
53階にある森美術館の入場料金も混みになっています。
つまり
美術館入場料は
行きたくなくても
押し付け販売。
都民のための都庁舎展望台とは違います。
そして52階へ。
森タワーでは、
展望階も「展望台」とは言いません。
「東京シティビュー スカイギャラリー」。
でも、
展望台でもちろん通じます。
そのスカイギャラリー。
またしても記念撮影。
東京タワーを下に見下ろしているような錯覚に陥るほど高い。
地上からの高さ、
238m。
都庁の展望台202mより、
36m高い。
この36mの高さの差が1,500円。
東京タワーをズームアップ。
タワーの後方、海に面した辺りが
ディズニーリゾートなのだが、かすんで見えない。
「東京タワー」 は、
赤と白のツートンカラーが奇麗で、
更に、
足元の曲線が
なんとも言えず美しい。
東京スカイツリーにはない女性的な曲線美。
スカイギャラリーをぐるっと回れば、
いろいろなところが見える。
眼下には、
前面が曲線のガラス細工で仕上げてある
2007年開館の
「国立新美術館」。
美術館自体が美術品。
更に周ると、
これも同じく高さを誇り、
若者に人気の
「東京ミッドタウン」。
ちょっと遠くには、
緑の木々に囲まれ、
外国からの王族などを迎える
「迎賓館」
ズームで引きよせると
このような建物ですが、
一般人は普通は入れない建物。
私は、
モロッコ国王が来日された時に、
天皇陛下が開催された歓迎式典に、
日本モロッコ協会の役員として参加し、
一度だけ入ったことがありますが、
多分それが
最初で最後のことになると思います。
墨田区の方を望めば
はるか遠くに小さく
スカイツリー。
スカイツリーの少し手前、
左側の緑地帯は
「皇居」
スカイツリーをズームで引きよせても、
都庁舎からの姿と変わりません。
ちなみに
スカイツリーの展望台の高さは、
低い方が
「天望デッキ」といい、
350m。
高い方が、
「天望回廊」といい、
450m。
何と、
この六本木ヒルズの
2倍くらいの高さです。
余り高すぎて、
私などは、
馬鹿か煙にならなければ、
とても怖くて登れない。
念のため記しますが、
スカイツリーの展望台は、
「天望デッキ」 と
「天望回廊」 で、
決して
展望デッキでも
展望回廊でもない。
ご注意下さい。
この橋が
ビルの上に丸い玉を抱いたビルがフジテレビ。
正確には、FCG(フジサンケイコミュニケーションズグループ)ビル。
更にはるか遠くにかすんで見えるのは、
「東京湾ゲートブリッジ」
この写真は
ズームでアップしていますので、
このようにはっきり見えますが、
肉眼で見るとはるか遠くで、
ちょっと確認しづらい距離です。
これは
新宿のビル群。
左端が東京都庁第一本庁舎。
左後方から
ハイアットリージェンシー東京、
住友ビル、
三井ビルと続き、
右側のコクーンタワーは
後ろのビルと重なって見えづらい。
「馬には乗ってみよ、人には添うてみよ」 と
昔の人は言いました。
人は一緒になってみて始めてその人が分かるものだ。
馬に乗って見て、高いところから眺めると考え方が変わるものだ。
およそそんな意味の言葉ですが、
都庁舎も、
森タワーも
馬どころの高さではない。
まだ行っていない人は
是非行ってみてください。
自分の世界観が変わるかもしれません。
少々欲張りすぎて
随分長くなりましたが、
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
懲りずに
またお越しください。
東京都庁舎展望台 ~スカイツリーと六本木ヒルズ~
友が、
鹿児島から娘さん夫婦のところへ遊びに来ており、
都内をあちこち案内したことは
前のブログ
「無二の親友」 をはじめとして、
「日本モロッコ協会講演会」 で書いた。
その友を案内して、
東京都庁展望台と
六本木ヒルズスカイギャラリーに
久しぶりに高登りしてきた。
その模様の
今日は、
東京都庁舎展望台編。
新宿駅西口から、
歩行者専用地下道を西へ向かい
数分歩いて、
地下道の屋根が途切れると、
突然に高層ビルが出現する。
友は、
鹿児島で待つ奥様への土産話用に
都庁舎を背景に記念写真。
筆者は
カメラマンに徹する。
歩いて来た方向を振り返れば、
住友ビル、
三井ビル など
四角い高層ビルの間に
斬新な形のビルが1つ。
モード学園ビルで、
通称
「コクーンタワー」という。
竹ひご細工のようなデザインが目を引く。
通常
都庁舎に行くには、
この庁舎の横合いから接近するのが普通だが、
今日は見学者を連れているので、
堂々と
正面から入る。
真正面からの写真。
これは
東京都庁第一本庁舎。
第一があるなら、
当然第二もある。
一番最初の写真に戻ってほしい。
その写真の
第一本庁舎の左側に
小さく写っているのが
第二本庁舎。
第一本庁舎は
頂きが2棟になっており、
右側45階に北展望台、
左側45階に南展望台がある。
北展望台から見る スカイツリー。
都庁舎は、
都民のための庁舎だから、
展望台への入場は
無料。
45階の高さは
202m。
高速エレベーターが
40数秒で運び上げてくれる。
年間の見学者が、
南北合わせて
195万人と言うから驚き。
スカイツリーを
ズームで引きよせてみよう。
昨日完成し、
無事工事業者から
所有者に引き渡された。
スカイツリーの高さは、
634m。
武蔵野の地に立つ
世界一のツリーであることから、
武蔵(634)mと決まったもの。
次の写真のビルは、
午後から行こうとしている
六本木ヒルズタワー。
昔から、
「馬鹿の高登り」 と言うが、
今日は友と二人で、
大いに馬鹿になってみた。
この展望台からは、
遠く富士山も望めるのだが、
富士は霞のベールに包まれて、
あいにく見ることができなかった。
自然はもう、
霞のかかる春である。
雨の中のシジュウカラ ~雨が降っていても水浴びします~
以前のブログに、
小鳥たちは
雪が降ろうと、
氷が張るほど寒かろうと、
寒さを気にせず水浴びをする、と書いた。
その時、
本当は雨が降っていようと
雨が体を洗ってくれるはずではないから、
必ずどこかで水浴びをしているはずだ、とも書いた。
一昨日は大雪、
昨日は残雪の中の晴天、
そして今日は
もうすぐ春、を感じさせる雨。
その雨の中での
シジュウカラの水浴びを
遂に捉えた。
雨の日のシジュウカラの
水浴び証拠写真。
あわててカメラを構え、
手持ちでシャッターを切ったのだが、
雨で外が暗いために、
オートのシャッタースピードが
自動的に遅くなっているのに加え、
手ぶれがひどくてボケているが、
まぎれもなく雨の中。
思いっきり水をはね上げて、
水浴びをします。
跳ねあがった水の流れが
痕跡を描いて写っているのは、
シャッタースピードが
遅くなっているためと思われます。
しぶきほどの塊りの雨なら、
雨もカメラに写りようもあるのですが、
春雨とも言えるような今頃の雨。
残念ながら
カメラで雨を捉えることはできませんでした。
でも、
今雨が降っている証拠は捉えました。
雨に濡れた駐車場(駐輪場になっていますが)。
幾分か水が浮いているので
雨であることはお分かりでしょうが、
もう少し良く見てください。
雨が、
その濡れた路面に落ちて、
ぽつぽつと
白い点を作り、
大きなものは
波紋を作っているのがお分かりだと思います。
これで、
シジュウカラは、
氷が張ろうと
雪が降ろうと、
寒さをものともせず水浴びをし、
そして、
やはり雨の中でも
水浴びをすることが分かりました。
植物に恵みをもたらす春の雨。
その雨の中での
シジュウカラの水浴びの様子でした。
雪解けのシジュウカラ ~思いっきりの水浴び~
昨日のブログで、
大雪の降る中、
シジュウカラが
水浴びの気配を見せたが、
余りにも雪が激しいからか、
やっぱり今日は止めた、と
水浴びを断念したことを書いた。
見ている私も、
何もこんな時に浴びなくても、と
思ったものだが、
浴びたい気持ちが余韻として残ったのだろう、
今朝は
朝日が射す良い天気なので、
いきなり
うっぷんを晴らすかのように
いつもの水浴びが始まった。
文中の今朝とは、
2012.3.1 9:30
のことである。
いつも見ていただいている水浴びだが、
周りにはまだ残雪がいっぱい。
でも、
暖かい日射しの、
良い天気。
残り雪も
急ぎ足で解けそう。
昨日浴びなかった分だけ
思いっきり浴びます。
見ている方も気持ち良くなるような浴びっぷりです。
こんもりと
体を膨らせて、
フェザーだけではなく、
中の羽毛にも水を通します。
久しぶりに浴びる時には、
良くこんな恰好をします。
蕾も膨らみ始めた
遊び場の梅の木に飛び移り
そこで羽繕い。
今日は羽毛も良くお手入れ。
フェザーは濡れていませんので、
折りたたみの調整だけ。
こうやってまず体をきれいにしますが、
一回では飽き足らなかったのか
昼から二度目の水浴び。
2012.3.1. 14:33
スズメがこの場所を去るのを待っています。
5時間で
残り雪はすっかり融け去ってしまうほどの
ぽかぽか陽気。
首をひねり、
羽をはばたかせて、
水しぶきを上げます。
水浴びが
気持ちよくてしょうがない、といった様子で、
思いっきり浴びます。
大人のシジュウカラの水浴びのやり方です。
今年巣立った子供は
水へ入る深さが
こんなに深くはありません。
昨日浴び損なった分も、
これで取り返したというような
満足げな顔、
本当にシジュウカラは
奇麗好きな小鳥です。
いつも見ていただいている水浴びの姿ですが、
筆者の心の中でも
昨日の未練が尾を引いていたため、
敢えて皆様にも見ていただきました。
これで
雪の日の小鳥たちを終わります。
































