Totoronの花鳥風月 -366ページ目

梅の花に来る鳥達 7 ~キジバトの不思議~


シリーズで、


「梅の花に来る鳥達」を紹介してきましたが、


これだけの鳥達を紹介して、


この鳥だけ、


梅の花に来ないからと言って


紹介しないのもかわいそうだから、


最後に、


特別参加で紹介したい。





それは


「キジバト」



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梅の木には決して留まらないけど、


ヨクサクスミレのそばは


通りもする。





しかし花などには


全く興味を示さない。







他の鳩の仲間と同じで、


片足ずつの二足歩行をし、


地上で餌を探すため、


人にもなじみの鳥である。






果実や種子を主食とするが、


雑食のため、


昆虫やミミズなども食べるらしい。






キジバトの名前の由来は


この色調が


キジのメスの色調に似ている(背中の羽毛の模様が似ている)ため


キジバトと呼ばれるようになったらしい。




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だけど私は、


この名前を付けた人の感覚を


大いに疑う。








キジと聞いて


メスキジをイメージする人が


100人に1人でもいるだろうか。







だから


この鳥の名前がキジバトだと聞いて


「なぜこれがキジバト?」 と思うような


そんな名前を平気で付けた人は、


連想する人の感覚をまるで無視した


自己中心的な思いこみの激しい人であったと思う。







ワカケホンセイインコも


セキセイインコも、


メジロも、


ホオジロも、


ルリコンゴウインコも、


名前を聞いたら大体鳥の色合いが想像つくのに、


このキジバトだけは


全く当たらない。











別名「ヤマバト」とも呼ばれているのだから、


これからでも、


その呼び方を前面に出した方が絶対に良い。









こんな地味な鳥の名前に


キジなどと使われたら、


キジこそいい迷惑だし、


このハトだって、


他の鳥の名前などを付けて


呼ばれたくはないはずだ。




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「ヤマバト」 。


その呼び方がずっと良く似合う。






ところでこのキジバト。


いつだって我が家の庭に2羽でやってくるのだが、


どちらがオスで


どちらがメスか


私には


全く見分けがつかない。






発情期になったら


オスの目の周りが赤みを帯びてくるらしいが、


発情期でない時には


オスメスを見分けることはできないのだろうか。







鳥同士は分かっているのだから、


鳥がどうやって見分けるのかを突き止めれば、


人だって分かるはずなのに、


現状では難しいらしい。




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人の識別眼も野性にかかれば大したことはない。







キジや


山鳥や、


孔雀などのように、


明らかにオスメスがはっきりしている鳥達と、


スズメや


ヒヨドリや、


ムクドリや


このキジバトなどのように、


オスメスが見た目だけでは分からない鳥達とは、


どのような必然性から


そのように別れているのだろうか。






なにか明確な理由があるのだろうが、


私は専門家ではないので、


不思議と言うしかない。






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よくよく見ると、


首のところの線分の太さが、


心もち違うような気がするのだが、


どなたか


オスメスの違いの分かる方はいらっしゃいませんか。







梅の木にやってくるメジロの夫婦みたいに、


餌の前で喧嘩でもしてくれれば、


強い方がオスかもしれないと


考えようもあるのだが、


ハトはなかなか夫婦仲が良くて、


人前では喧嘩もしてくれない。







小学生の頃、


ドバト(原種はカワラバト。イエバトとも言う)のヒナを育てたことがある。






オスメスを見分けるのは


胸の光輝く偏光色の羽毛の奇麗な方がオスで、


更に鼻コブが大きい方がオスだと聞いたことがあるが、


それだって、


群れになっていると分からない。







人が見て、


オスメスの見分けのつかない鳥達は、


たとえば弱い鳥で


群れて過ごし、


移動をする鳥であり、


オスメスがはっきり見分けられる鳥は、


単独か


もしくは夫婦だけで過ごす鳥である、とか、


何かありそうな気がするが、


そこまで鳥に詳しくないので分からない。







キジバトを見るたびに、


不思議な鳥だな、と


いつも思うのである。








メジロ夫婦の水浴び動画 ~朝シャンさわやか!~



朝、

水盤の水を入れ替えてやったら、

いきなり

メジロ夫婦の水浴びが始まりました。



今回も混浴ではないですが、

まずオスが浴びて、

後からメスが浴びます。



人の家庭でも

そのような順序が普通だと思いますが、

それは男が威張っているのではなく、

自然の姿なのですね。




いきなり飛んできて浴び始めましたので、

カメラを三脚にセットする暇がなく、

手持ちのままで撮影したため、

少々画面が揺れますが

我慢して見てください。








いかがでしたか?

今日も良い天気になりそうです。




天気と同じように、

皆さんにとって良い一日になりますように。

梅の花に来る鳥達 6 ~ムクドリの功罪~


我が家の庭には


ムクドリ達も複数でやってくるが、


彼らは梅の蜜などを飲むわけではないので、


ほとんど梅の木には留まらず、


いきなり庭に降り立つ。





でも、


中にはこのように、


梅の木に


興味津津留まるものもいる。。




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ムクドリの餌は、


地面にいる虫などが主食であるが、


柿の実が熟したら、


それらをついばむこともあるので、


花の蜜を必ずしも飲まないということはないかもしれないが、


少なくとも


そのようなシーンを見たことはない。







ムクドリの歩き方は、


人と同じ片足歩行である。





それはすなわち、


地上が生活圏であることを意味する。




だから


我が家の梅の木の写真などは


珍しい部類に入る。





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ではムクドリに


地上の花が似合うかというと、


さてそれは


人の考え方それそれだろう。





決して


ムクドリに花は似合わないと


言っているのではない。






花は人にも小鳥たちにも


相手を選ばず似合うのだが、


でも、


花の中のムクドリなんて、


生活感がなくて


イメージが一致しない。








やはり、


こうして地上で餌さがしをする姿が、


ムクドリには良く似合う。



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前にも書いたが、


この口は、


餌を咥えるために開いているのではない。






芝の中にくちばしを入れ、


口を開いて芝をかき分け、


驚いて飛び出してくる虫を探しているのである。



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オレンジ色の足と、


オレンジ色のくちばしは、


秋口に


熟した柿の実を食べすぎて


このような色になったのではないかと思わせるほど


奇麗な色をしている。





ムクドリは、


大群をなして群れ飛び、


ギャァ、ギャァ!と大声で鳴き叫ぶから、


うるさい!と言って嫌われ、


群れるが故に、


その糞害でまた嫌われる。





しかし、


ムクドリの平均的一家族、


親2匹と子供6匹が


1年間に捕食する虫類は、


百万匹に達すると言うから、


相当な益鳥であることを、


ムクドリの名誉のために書き添えておく。






それが自然の姿であるにもかかわらず、


その姿を嫌う人は、


考え方の根底に、


自分に対する利害が潜んでいるので、


できるだけ受け入れられるような


広い心を持つように


心がけたいものである。






臨時ニュース! ~JR吉祥寺駅で人身事故発生!~


昨夜、


知人2人と


西麻布のインド料理屋で軽く一杯やりながら食事をとり、


隣の英国風酒場で


スコッチを流し込んで帰路についたのだが、


井の頭線の終点吉祥寺で


JR中央線に乗り換える時、


そのホームから


大勢の人がどっと降りてくる。





確か夜の11時頃のことだったから、


何事があったのだろうといぶかっていると、


構内放送で、


「当駅の中央線ホームでつい先ほど人身事故があり、列車が止まっています。

お急ぎの方は総武線をご利用ください。」


と言っている。




ホームに上がってみると、


駅員が総出で、列車の前の線路に降りて


懐中電灯で車体の下を照らしているではないか。




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まだ、救急車も来ていない


つい先ほどの出来事のようだ。





近くで目撃していた人に


様子を聞いてみたら、


「ホームをふらふふらして歩いていたが、


突然線路に転落し、


電車にはねられ車体の下に引きこまれた。」


とのこと。





電車は、


その跳ねた所から15mほど前進した所に止まっていたが、


最悪の事態を想像して


「で、その人はまだ車体の下ですか」と聞くと、


「いえ、自分ではい出してきて先へ歩いて行った。」 という。





そしてその人は続けた。


「なんとも言えない不思議な事故だ、これは。」





奇跡だ、とは言わないで、


不思議な事故だと言っているところが


その人の、


信じられない気持を物語っている。





さて、


しばらくして


跳ねられた人が歩いて行った先へ行って見ると、


1人の男性がホームの端の建物に寄りかかって座り込んでいる。





その後救急車が到着し、


救急隊員がその人をとり囲んで対処していたが、


とにかく今のところ命に別条はないようだ。






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中央線上りホームでの事故だったので、


遅れながらも下りの列車が入ってきて、


かろうじて我が家に帰り着くことはできたが、


酒を飲んだ後の事故だとしたら、


自分もいつそのようなことにならないとも分からないので、


気を付けなければいけないと、


心に誓った出来事だった。





なにはともあれ、


無事でよかった!












梅の花に来る鳥達 5 ~スズメの花見~


いつも庭でたむろしているスズメたちは、


ほとんどが同じ一族だと思う。





我が家の軒下の


手作り巣箱からも


たくさんのスズメたちが巣立っていった。





だから、


彼らにとっては


ここは自分の家の庭みたいなもの。






みんなが集まると


13羽くらいになるが、


スズメはいつだって


群れているため、


ペアの特定がなかなかできない。






しかし、


ここにきて


カップルが分かるようになった。







スズメだって、


梅の木に留まって


花見くらいはするのです。


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ただ、


体の色が梅の幹と同じ色だから、


今一つ似合わない。





スズメも


読者の話によれば、


梅や桜の花びらをちぎって


中の蜜を舐めようとするらしいが、


我が家のスズメたちは、


メジロから、


蜜容器から蜜を飲むことを学習したからか、


梅の花の蜜には、


余り興味を示さない。



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だから、


シジュウカラみたいに


花をちぎってしまうこともない。





そんなことをしなくったって、


この容器に


蜜が入っているのだから。





花は静かに愛でるもの。



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このスズメの視線の先には、


赤い奇麗な梅の花。




あいにく、


スズメはそんな殊勝な心理は持ち合わせていない。



彼の視線の先にあるものは、


写真左上に静かに控えるメジロ。




そのメジロに対して、


「何か用か?」と


ガンを飛ばしている。




メジロは


そんなスズメに対抗して


同じくガンを飛ばすような愚かなまねはしない。





じっと静かにスズメがそこを去るのを待っている。






スズメはというと、


もう一羽が加わって、


庭の梅で二羽で蜜飲み。(しゃれにもならないですが笑ってやてください)




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いつだってこの2羽。


そしていつだって同じスズメが同じ位置。




写真左がきっとメス。


後からやってきて蜜を飲んでいるのがきっとオス。





なぜなら、


後から来たスズメが


必ず先に飲んでいたスズメをわきに押しやる。





それって、オスのやる仕草ではないかと思う。






お腹がいっぱいになると


ペアでしばしくつろぎの時。



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ゆっくりと花見をしているのか、


あるいは休息か。





梅の木では


来る鳥達が必ず心を開放し、


このような隙だらけの姿を見せる。







梅の花の醸し出す


自然の雰囲気。






かすかに漂う芳香が


鳥達を


そういう気持ちにさせているのかもしれない。





でも、


そこってシジュウカラの巣の出入り口。






そこで休憩を取るのは止めてくれないだろうかと、


脇の方からシジュウカラが、


ジュクジュク鳴いても知らぬ顔。





我が家の庭で、


春の日の


のどかな時が過ぎてゆきます。