Totoronの花鳥風月 -362ページ目

豪快、椿とモクレン ~一本で事足りる花見~


武蔵野には


園芸農家が多いので、


自宅の庭といわず、


畑と言わず、


いろいろな花木が植えてあるが、


この二本は


通りすがりといえども、


ちょっと見ごたえがある。





まずこれ。




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これは白モクレンではない。


だからと言って、


普通の紫色をしたモクレンでもない。


コブシでもない。





花びらの外側が、


白でもなければ紫でもない、


ピンクのモクレン。





こんな色のモクレンが


新しくできたにしても、


この木は大きすぎる。





そして今頃、


こんなに満開。





なんというモクレンなのか


ちょっと気になる。





ちなみに


木の下にあるチャリは


私の27インチの愛車。







次はこれをご覧いただきたい。



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何も植えてない畑地。




真ん中にぽつんと椿。




この畑地は


カメラのうんと手前まで


100m余り続き、


左側に


同じく100m余り続く。





おそらく旧家だろう。






そのぽつんと植えられた椿に接近。





どちらが正面とはいえないが、


こちら側から見ると


こんな花模様。


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前の写真の家との比較で、


木の大きさは想像していただきたいが、


花もでかい。







それを


もう一方から見ると


このような花模様。



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私の好きな


紅白の花が満載なので、


自分の庭に植えてみたくて、


移植したところを想像したら、


我が家の庭は


半分無くなる。






それに、


美しいけれども


人好みに改良されていて


自然ではなく、


鳥も寄せないようだから、


やはり我が家には不向き。






花の頃にここにきて、


楽しむだけでよい椿のようだ。






我が家のそばにある


銘木とも言える、


美しいモクレンと椿。





余りにも奇麗なので、


ご紹介しました。













クリスマスがやってきた! ~ラッパの音も高らかに~

庭の花たちが


春だとばかりに騒ぎ始めたが、


賑やかなのは


我が家だけではない。





お隣から、


我が家へ顔見せ。





フェンスが低くて、


視界を遮らないのが


なんともいい。




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「クリスマスローズ」



こうやって、


フェンスの間をかいくぐって、


我が家へ顔見せです。





クリスマスローズなどと


たいそうな名前をもらっていますが、


日本では、


クリスマスも、


ローズも


全く関係ありません。





園芸家の


売りたいがための名前付けとしか思えない。





だけど


そのような名前を付けると、


どういう訳か女性が動く。







確かにその効果はあったのだろうが、


こんなに繁殖力のある植物を、


クリスマスと


ローズの名を使って


高く売ろうとする業者のもくろみと、


すぐに乗る人の軽さが見えて、


覚めた目で見る花である。





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こぼれ種から出た株。



我が家のためだけに咲いているような花。





フェンスの間から、


見てもらいたくてやっと顔を出した花。






それでも下向きに咲く控えめな花。




「ようこそ我が家へ!」







我が家に来るのは


何もクリスマスローズだけではない。




こんな美人も来るのです。






ラッパスイセンの


「ロマンス」。




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どういう訳か、


花がみんな我が家を向いている。





我が家の庭は、


小鳥たちや、


いろいろな花たちのロマンスに満ちている。





そう思ったからではないだろうが、


こちらにやって来たそうである。







その家の奥様に聞いてみた。




「そうなんですよ、うちの花はみんなそちらを向いて咲くんですよ」






不思議なこともあるものだが、


我が家のバラなどは


咲いたらみんな


隣の家の侵入通路を向いて咲く。






なぜなら、


そちらが南側だから。




お互いに


持ちつ持たれつ。





花同志が、


あっちに行ったりこっちに来たり、


相互交流を図っているお隣同志である。










アカシアとミモザ ~まかり通る偽物と誤用~


近所をチャリで走っていたら、


アカシアの奇麗な黄色が目に飛び込んできた。





ふと立ち止まって


写真に収めたが、


ちょうど季節ではあるし、


「アカシア」


「ミモザ」について


ひとこと書いてみたい。




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枝先を


みんな黄色く染めて、


重たげにしなっている。






枝が道の方に倒れないように。


上からしっかりと


3本の紐で幹を支えてある。





軽そうで涼しげな葉の先に


これだけの花を付ければ、


それなりに重たかろう。



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果実ではないので


鈴生りとは言わないだろうが、


ポンポン咲きだから


そう言いたくなる花である。




「アカシア」は


別名


「ミモザ」とも呼ばれるが、


これについては後述する。







日本で栽培されているアカシアは


「フサアカシア」


「ギンヨウアカシア」が主で


家庭に植えられているのは、


ほとんどが後者。



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ギンヨウアカシアの


「ギンヨウ」とは


「銀葉」の意で、


まさに銀色の葉である。






このアカシアには


「ニセアカシア」と言うのがあるからややこしい。



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これがニセアカシア」。




日本に一番最初に


アカシアの名前で入ってきたのがこれ。



本名は


「ハリエンジュ」という。




木にトゲがあるのがアカシアに似ているため、


アカシアと言う名で呼ばれ始めたのかもしれないが、


本当の


フサアカシアや


ギンヨウアカシアが入って来るにあたって、


いつまでもアカシアと言う訳にもいかず、


ニセアカシアと言う名前に逃げたのが発端。





これをアカシアと最初に呼んだために


国民全部が


今でもみんなだまされている現実がある。




それは以下のような事実。


札幌のアカシア並木は、みんなニセアカシア。




西田佐知子の歌


「アカシアの雨がやむとき」のアカシアもニセアカシア。




石原裕次郎の「赤いハンカチ」や


北原白秋の「この道」、


松任谷由美の「アケイシア」、


レミオロメンの「アカシア」などに出てくる


白い花のアカシアもみんなニセアカシア。




「アカシア蜂蜜」として販売されているアカシアも


念入りに写真入りでニセアカシア。





最初にこれを


アカシアと呼んだ人は罪深い。






さて


次は「ミモザ」





この呼び方も


追求すれば話がややこしい。




ミモザとは


パントマイムのように動く(ミモス・ミモサ)と言う意味から


手を触れれば葉を閉じる


「オジギソウ」が本来の


「ミモザ」。



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「オジギソウ」。



ミモザの発音は


フランス語読みに由来するらしいが、


そのフランスで、


ミモザ祭りに使われる花が


「フサアカシア」なのだから、


いよいよ話がややこしくなる。





すでにオジギソウのミモザが


フランスに入った時点でフサアカシアにとって代わられたのなら、


日本に来た時に


アカシアをミモザと呼んだことについては、


日本に罪はないようである。




しかし


アカシアをミモザと呼ぶのは


正確には誤用。





「赤信号みんなで渡れば怖くない」


この部類である。





みんなの呼び方が、


たとえ間違っていても


それが


読み方を変えることだってある。




「御用達(ごようたし)」が良い例である。


今では偉そうに


「ごようたつ」でまかり通っている。






余談。


この花は合歓木(ねむのき)。



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オジギソウ(ミモザ)と同じ仲間。





これも広義の意味では


マメ目だからアカシアやニセアカシアと同じ仲間だが、


細かく言えば


合歓木はマメ目ネムノキ科、


他はマメ目マメ科。






オジギソウとは同じ仲間だが、


ネムノキは


手で触っても葉は閉じない。




その代わり、


夜になると自然に自分で閉じる。




夜になると眠るような様子から、


日本では


ネムノキと呼ばれるが、


合歓木と書くのは、


中国では


夫婦円満の象徴とされていることから、


合い歓ぶという意味で、


「合歓木」という字を当てているのだそうな。






アカシアとミモザと


オジギソウとネムノキの


とてもややこしい話でした。























カラフルな庭 ~雨の日の気晴らしにどうぞ~

昨夜から、


珍しくしとしとと雨。




今の季節の雨は


どのような降り方だろうと


植物にとっては


最大の恵みの雨だが、


一日中


しとしと降る雨だと、


主婦にとっては


洗濯ができない、


買物に行けない、


等々


うっとおしい雨に感じる人も


きっとたくさんおられるでしょう。






私は雨大好き人間だから、


雨が降ると分かった昨日、


庭の芝や


植え木の根元や、


鉢植えのすべての植物に


粒の肥料をやっておいた。






この雨で、


栄養がじっくりと


染み込んでいったことだろう。






さて雨の気分転換に


我が家のカラフルな景色をご覧ください。



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満開の東洋錦を


横から眺めたところ。




どちらから見ても、


ボリュームたっぷりです。





それを


道路側から眺めると、


通行人にはこのように見えます。



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何でもありの花たちが


庭を春色に彩ります。




ふと足を止めたくなるのが人情。




いまだに


ポインセチアが頑張っているのに


びっくりされるでしょう。




クリスマスに


無理に合わせなければ、


こんなに自由にのびのびと


そしていつまでも咲いてくれます。




花壇では、


ヨクサクスミレが


どんどん大きくなっています。




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捨てないで、


ブロック近くに埋めたムスカリが


ヨクサクスミレと


花壇の縁どりで咲き競っています。




芝生が青くなるのはもうすぐ。






粒の肥料をやって


雨に打たせるために軒下から外に持ち出した


東洋錦に


ヒヨドリが降りて来て、


一生懸命蜜を吸います。



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雨の日だけど、


カラフルな春色の花には


鳥だって足を止めます。






雨の日だって、


見方によってはこんなに楽しいのです。




雨が降ると


「天気が悪い」と言ったひとは、


自分のことしか考えていない


よくよく手前勝手な人だと


私は思う。





雨に日は、


いっとき主婦には迷惑をかけるが


それでも


自然の恵みは


主婦以外の大多数に、


良い天気なのである。







スズメにも春? ~巣作りも最終段階か~





この時期になると、


子育てを始めるのは


シジュウカラだけではない。




スズメにとっても


恋の春です。




我が家の軒下の


手作り巣箱では、


毎年スズメが巣作りをするが


今年も巣作りが


最終段階に入ったようである。



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スズメは、


シジュウカラと違って、


子育ての時期以外でも


巣箱をねぐらとして使い、


時々寝床用の巣材を


運び込んではいるのだが、


4月になって


夫婦で頻繁に運びこむようになってきた。





オスが運び込んで、


出てくるのを待つメス。



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口にはワラのような巣材を咥えている。


これは4月1日の様子。






オスが出てきたら、


メスがその巣材を


すかさず運び込みます。



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このようなスズメの姿は


庭にセットした鏡で


軒下の巣箱を写して


居間から観察しているのだが、


その様子は次の通り。




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油絵用のイーゼルに


四角い鏡をセットし、


居間から軒下のスズメの巣箱が見えるように


角度を調整しておきます。




このようなものを庭においても、


それがまるで動かない「物」である以上、


小鳥たちの行動には


何ら影響を与えません。





昨日は


スズメの運ぶ巣材に変化がありました。


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梅の木の枝が重なって


見づらい写真になっていますが、


スズメがなにか


白いものを咥えています。





それを咥えて巣箱に向かいます。



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軒下の巣箱には、


梅の木に設置してある巣箱みたいに、


巣箱の前に止まり木がないので、


スズメは一気に巣箱の出入り口に取りつき、


あっという間に中へ入りますので、


なかなか写真を撮るタイミングがとれません。






白い巣材を中へ運び込み、


顔を出したスズメ。



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スズメの巣は、


昨年のブログにも書きましたが、


シジュウカラの巣とすると


非常に粗い巣材が多く、


麦藁のようなものばかりですが、


それでもヒナの肌が触れる中心部には、


他の鳥のフェザーを敷いたりします。





今持ち込んだこの白い巣材は、


いかにも暖かそうで、


そして肌に優しそうな巣材だったので、


きっと中心部に敷く巣材だと思われます。






その様子から


巣作りが最終段階に入っているか、


あるいはもう


卵を産んで


その後の巣材の補強をしているのかもしれません。





スズメの巣箱は、


軒下にあるため、


すぐに中を覗くわけにはいきませんが、


いずれ近日中に


親スズメが巣を留守にした時を見計らって、


中を覗いてみたいと思います。




小鳥たちにとっては


ひと足早く産卵・育児の春がやってきたようです。