Totoronの花鳥風月 -360ページ目

笑う武蔵野 ~目に鮮やかな新緑の保護林~


武蔵野の春は


花だけではない。




さまざまな木々が芽吹いて、


その緑が


鮮やかさを増してきている。




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武蔵野では、


微小生物や


希少動物などを保護する目的で


その棲みかとなる林を


丸ごと保護林に指定し、


一般の人を立ち入り禁止にしている。







その保護林は


落葉樹が主であるため、


冬の間は地面まで光が届き、


明るい。



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その林に


今、新緑がまぶしい。





もうすこし経つと


木々は緑に覆われ、


地面に太陽光が届かなくなるため、


低灌木が育たず、


奇麗な風だけが吹き抜ける


涼しい空間になる。





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このような武蔵野の自然を


できるだけ残そうと、


各所に保護林があるが、


今頃は


その林の木々の上から、


小鳥たちのさえずりが


楽しげに落ちてくる。







そんな林のそばを、


道が通るが、


幹線道路から逸れて


ひっそりとしたところを通る道だから、


住民以外の車は通行せず、


静かな環境が守られている。




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今、


緑が色づいてきて、


林を渡る風が心地よい。





故郷やどちらを見ても山笑ふ  子規








今まさに武蔵野は


山ではないが


笑う季節である。





山笑う、とは


春山淡冶にして笑うが如く、


夏山蒼翠にして滴るが如く、


秋山明浄にして粧うが如く、


冬山惨淡として眠るが如く



画論『臥遊録』から引用した言葉。









「笑う」季節にもう一つの話題を。



今人気急上昇中の女優


「武井 咲」






これを


「武井」はさておき、


「咲」の字を


「えみ」 と読む。




これを何ゆえに「えみ」と読ませる?




このように感じる人も


きっと多いと思う。






武蔵野の林の


山笑う状況を見て、


ふと思った。




「山笑う」は


山に緑があふれ、


花が咲きほこる時期を言うのだから、


「山が咲く」 という景色を想定し、


「山咲(わら)う」と書けば


咲くが笑うとなり、


笑いであれば


笑みであってもおかしくない。






ちなみに辞書で


「わらう」を引くと、


「笑・咲・嗤」が出てくるので、


そうこじつける必要はないのだが、


「咲」の字には


もともと「口(くちへん)が付いているのだから、


あるいは


「わらう」の方が当たり前の使われ方だったのかもしれない。






今から、


花が咲いたら


花が笑った、と言ってみよう。


それも悪くない。







我が家の庭では


ヨクサクスミレが


それぞれに笑っていて、


うるさいくらいに賑やかなものである。















驚きのシャクナゲ満開風景 ~我が町は花の町~


私の住む町は


園芸屋や


植え木屋が多い町。




だから


到る所で奇麗な花にお目にかかれるが、


この時期のここは


驚くほど奇麗だ。






シャクナゲが満開!



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日本のツツジは、


この束になった花の


中の一輪ずつを


別々に枝先に付けるから、


まだ奥ゆかしさもあるが、


この花の付きようには


驚くと同時に、


あきれる。







そんな花の塊りが、


木全体に付いているから、


唖然とする。




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この木1本で驚いていたらいけない。






こんなエネルギーが


一体どこから出るのだろう。


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たわわに咲きすぎて、


とても枝が支えきれず


地面まで垂れ下がる。








横に繁った木でも、


みんな花が付く。



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シャクナゲというのは、


植えさえすればこんなに花が咲くものなのだろうか。





やはり


プロがちゃんと手入れをして、


肥料も


やるべき時にやっているからなのだろうな。






八重咲きの


桜と一緒にハイポーズ!



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八重桜は


1つひとつのポンポンの大きさでは


シャクナゲに負けるが、


花数で勝負。






こんなシャクナゲの木が


こんなにいっぱい並んでいる。



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これだけで驚いたらいけない。








右側にも同じようにこんなにたくさん並んでいる。

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一体どのくらい並んでいるかと言うと、


写真を横にはとても載せられないから、


縦にしてお見せしましょう。






首を左に傾けてご覧ください。




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こ~~んなにいっぱい。




いろいろな色ではなく、


この色一色というのがまたいい。






ここは


国立駅北口を出て、


左に歩くと1、2分で辿り着ける


鉄道総研の敷地内、


歩道沿いにこのシャクナゲが並ぶ。






いかがでしたでしょうか。




これが


一つの企業の敷地にあるのだから


驚く。






鉄道総研に付いては


謎の多いところだが、


後日少しだけ触れたい。








鳥のトリはスズメ ~蜜液を飲むスズメの動画~


花の話題の間を縫って

我が家の庭に遊びに来る鳥達を

今まで順番に見ていただきました。





ヒヨドリ、

メジロ、

シジュウカラ。

これだけ出たら、

やはりスズメを出さずにはおけない。






スズメは決して意地悪な鳥ではないが、

メジロのために用意している

蜂蜜液を飲むことを学習してからは、

良くメジロの食事の邪魔をする。





本人に邪魔をしているという意識は全くなく、

ただ飲みに来るだけの話だが、

メジロよりちょっと大きいので、

メジロがやはり気配に押されて席を空ける。





以前ユーチューブのアップしたものですが、

ちょっと遅ればせながら

自分のブログで

皆さんにもご紹介します。









おととしまでは

スズメは蜜液を飲む行動をとりませんでした。





ところが

メジロが蜜液を飲む姿を

シジュウカラが学習して飲み始め、

そして

メジロやシジュウカラが

いつも飲むのを目撃していた若いスズメが、

恐る恐る飲んだのが始まりで、

今では番いで飲みに来るようになりました。






蜜液を入れてやると、

時にはメジロより先にやってきます。






このような食習慣も

メジロとシジュウカラとスズメが、

混在して遊べる場所があるからで、

自然界では

なかなか見ることができないかもしれません。








シジュウカラの子育て実況 2 ~ヒナ誕生!~


先日、


シジュウカラが


10個の卵を産んだことを、


「臨時ニュース! ~シジュウカラの産卵確認~」  


皆さんにお知らせしましたが、


その日から計算すると、


今日明日で


ヒナが孵化するはずと、


親鳥の動きを観察していましたが、


親鳥の動きが激しい。




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玄関脇の巣箱のため、


居間の前の巣箱と違い、


常時観察が難しく、


苦肉の策を講じている。





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巣箱から、


2mと離れていないトイレの窓に、


観察用の鏡をセットし、


トイレから巣箱が見えるようにしてあります。








トイレから見ると


このように見えます。



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鏡に巣箱が写っているのが


お分かりでしょうか。






雨の朝の巣箱は


しっかりと濡れていますが、


どんなに降っても


巣箱の中が濡れないように


しっかりと防護して作ってあります。



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抱卵時は


メスが食事をする非常に短時間だけ


巣の外へ出ますので、


その出入りを確認するのは難しいですが、


ヒナが孵ると


餌運びで忙しくなり、


頻繁に出入りするようになります。







今朝は動きが激しい。



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入ったり出たり、


中に変化が起こっている証拠です。





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巣箱が斜めに写っているのは、


少し傾けた鏡に映った巣箱を


そのまま写真に撮っているためで、


本当の巣箱は


ちゃんとまっすぐに掛けてありますので


ご安心ください。






我が家の庭に住んでいるシジュウカラとは、


もう何年もの付き合いですから、


彼らの動きは


手に取るように分かります。




そのシジュウカラが


巣箱を完全に留守にしたのを確認して、


巣箱の中を覗いてみました。





開けてびっくり玉手箱!



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孵化したばかりの小さな小さなヒナたちが勢ぞろい。


(写真左側、巣箱の丸い入口の幅が28mm。それからヒナの大きさを想像してみて下さい)




雨の朝で、


寒さがこたえそうですが、


親鳥がしっかりと


守ってくれているのでしょう。





みんな元気です。



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ちょっとした刺激で、


みんな一斉に口を開けます。




卵は10個あり、


ヒナの間にその卵が見当たりませんので、


みんな無事に孵化したものと思われます。



「いやぁ~、良かった、良かった!」




家主としては一安心です。





写真では


ヒナが大きく見えますが、


開けている口の幅は


5mmあるかないかの小ささです。





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写真では実際の大きさがわかりづらいので、

実測値になるようにメジャーを合成して置いてみました。

これでヒナの小ささが良く分かると思います





わずか十数秒の間の撮影で、


あわてていたためブレていますが、


私の写真は


現物を写すのではなく


雰囲気を写します。





私はプロの写真家ではないので、


髪の毛一本もぶれない写真をとる必要はありません。





この雰囲気をお届けしています。




味わっていただけましたでしょうか。





これから親鳥は、


子育てで大忙しの毎日が


約3週間続きます。






また変化が見られたら、


皆さんに実況中継をしますので、


時々覗いてみてください。









【バードウォッチャーや愛鳥家の皆さんへ】


小鳥の巣箱を開けて覗くことは


自然観察のマナー違反だと思いますが、


我が家の巣箱は私だけが管理しており、


更にこのシジュウカラの親とは


もう何年もの付き合いで、


過去にも観察させてもらっており、


しかも毎年十数匹のヒナを育て、


元気に巣立たせています。


こうやって皆さんに


小鳥たちの子育ての様子を知っていただくことは


子育てという共通の行為をする人にとっても、


非常に有意義なことだと思います。


決して小鳥たちの害になるような観察はしていませんので、


ご理解ください。

おなじみメジロの水浴び ~まだ山には帰りません~


いつもなら、


そろそろメジロ夫婦は


我が家の庭には


顔を見せなくなる頃ですが、


今年はまだ


この辺りをうろついているようです。






いろいろな花も咲いて、


自然の中に蜜が増えて来たから、


以前ほど頻繁ではなくなりましたが、


時々一緒に蜜を飲みに来て、


気分が良ければ


水浴びをして行きます。





見慣れたシーンではありますが、


ヒヨドリも前回登場したので、


メジロにも出てもらいましょう。



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何の鳥が浴びているのか


分からないくらいに


激しい水浴びをします。





澄ました顔をして、


カメラ目線。



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人の目では


ガラス越しの部屋の中は


光の乱反射で見えませんが、


鳥達には


ちゃんと見えています。






鳥の目は


ガラスに反射した光の波長を、


打ち消してしまう


偏光グラスのような機能を持っているみたいです。



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人を認識しても、


自分たちに害を加えないことが分かっていますので、


安心して水浴びを続けます。






時々上がって


用心のため安全を確認しますが、


今までに


ここで危険な目に合ったことはありません。



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少し羽毛が濡れて来ています。


しばらく水浴びをしていなかったのかもしれません。







久しぶりの水浴びは、


さぞかし気持ち良いでしょう。



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今日は心ゆくまで浴びています。




メジロは、


蜜液の容器で蜜を飲んだ後、


すぐに水浴びをする時には、


意外と簡単に、


一回もしくは二回ほどでやめることがあります。





これは私の解釈ですが、


蜜液を飲んだ後、


すぐに羽繕いをしようとすると、


蜜の粘りが羽について、


決して羽のために良くないことを知っています。





そんな時には、


くちばしの蜜の粘りをとる程度の


軽い水浴びをするのではないかと思います。






心底ゆっくり水浴びをしたい時には、


いったん近くの木に飛んで行っても、


もう一度必ず戻ってきて


改めてじっくりと水浴びを始めます。



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今日はその


じっくりパターン。







上がったり


入ったり、


何回も繰り返します。



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こんな時には、


さすがに少しずつ体が濡れ始めます。





シジュウカラと比べると、


どうしても野性が強いので、


シジュウカラのように、


毎日は水浴びをしていないのかもしれません。



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久しぶりにゆっくりと浴びたのでしょう。


この後


いつものようにそばの金木犀の木に飛び移り、


簡単な羽繕いをしてから、


どこかに飛び去っていきましたが、


そろそろ


シジュウカラやメジロと同じく、


営巣する頃です。





もうしばらくしたら、


このような姿も見られなくなるかもしれません。