横浜港一望 ~山下公園と氷川丸~
先日
横浜に行った時に
ランドマークタワーの展望階で昼食を取りながら、
横浜港を一望してきた。
「横浜」という地名と
「横浜港」という港は
誰も知らない人はいないだろうが、
では、
山下公園はどこにあり、
赤レンガ倉庫はどこにあるのか、
行ったことのない人には、
具体的な場所は
意外と知られていないのではないかと思う。
写真でご覧いただきましょう。
よこはまランドマークタワー69階の
展望フロアより
横浜港を一望した景色です。
眼下に
「よこはまコスモワールド」。
そして
「赤レンガ倉庫」。
赤レンガ倉庫とは
以前保税倉庫としての役割を果たしていたので
この名前があるが、
今では
横浜港にある歴史的建築物の愛称となっている。
正式名称は
「新港埠頭保税倉庫」。
1号館は展示スペース、ホールなどの文化施設、
2号館は商業施設。
遠くには
「よこはまベイブリッジ」。
写真右側の公園が
「山下公園」。
山下公園と言っても、
山の下にあるのではない。
この辺り一帯が
山下町という地名だから
山下公園。
昔の日比谷公園と同じように、
夜のデートスポットとして知られていたのだが、
今頃は
この辺りでデートする若者は
少ないかもしれない。
その山下公園。
山下公園の中には
「赤い靴はいていた女の子」像もあるのだが、
ハチ公像ほどの人気はない。
すぐ前の海には
日本郵船の貨客船
「氷川丸」が係留されている。
氷川丸という名前くらいは
聞いたことがある人もいるだろうが、
ランドマークタワーの真下に係留されている
帆船「日本丸」ほどには知られていない。
氷川丸とは、
世界的には傑出した存在ではない
中級サイズの貨客船なのだが、
その船が
なぜ横浜港に係留されているかというと、
多くの日本の貨客船が喪失した太平洋戦争でも、
沈没を免れ、
戦前より唯一現存する日本の貨客船であり、
当時の日本の造船技術を今に伝え、
また船内のインテリアなども含めて
貴重な産業遺産であるため、
2003年に
横浜市の有形文化財の指定を受けた船だからである。
横浜に行かれた時には、
日本丸と一緒に
氷川丸も見学されることをお勧めする。
横浜ランドマークタワーから
横浜港を眺めると、
いろいろな歴史を一望できます。
世界遺産写真の虚像 ~一流写真家への疑問~
小鳥や花や、
建物の写真を撮影しておられる
読者の皆さんに
次の写真の真実を
判断していただきたくて、
今日のブログを
アップしました。
その写真とは、
私が使用している
写真家
周 剣生 氏の
「世界遺産カレンダー」
周 剣生氏とは、
中国北京生まれで、
ユネスコ事務局長特別推薦の
世界遺産写真家 。
そのカレンダーの中の一枚。
建物の写真を撮っておられる方なら、
ほとんどの皆さんがご存じだと思いますが、
観光地としても超有名な
インドの
「タージマハル」。
ここでは
タージマハルの何たるかを問うわけではないので、
説明は省略します。
問題は、
この写真の「灯り」の様子。
川面に
逆さタージマハルが
綺麗に写っている写真ですが、
その川面に写っている
虚像の灯りの位置を
実像の灯りの位置と比べてみてください。
実像の灯りは、
フェンスらしいものの上で点灯していますが、
川面に写る灯りは、
フェンスの上ではなく、
フェンスの下で灯っているように見えませんか?
それに加えて、
タージマハルの建物の映像が
静かな川面に
くっきりと写っているのに、、
灯りだけは
いかにも長く縦に流れすぎているような気がします。
これほどの灯りの流れは、
川面が小さく波立っている時には
可能性がありますが、
建物自体の反射の仕方と
灯りの反射の仕方が、
いかにも大きな違いがあるようで、
私には、
川面に写った灯りは
人為的に追加されたものではないかと
疑問に思えます。
もしそれが
意識的に追加されたものであるとするなら、
実像の灯りが
正しい位置に写っていないので、
その灯りは、
本当はそこにはない、ということになります。
実際に
私はこの場所で
タージマハルを見たことがないので、
本当はどのような景色なのかは
分かりませんが、
多くの読者の皆さんに、
この写真の真偽を
是非判断していただきたく、
掲載しました。
皆さんのご意見を
お待ちしています。
私の考え方が
間違いであればいいのですが・・・・。
粘土の花「ルレーブ・フルール」 ~花のあとりゑ・横浜~
造花と
一口に言っても、
使う材料によって
いろいろな作り方があり、
それぞれが
それなりに繊細な美しさを持つ。
ペーパーフラワー、
シルクフラワー、
パンフラワー、
ドライフラワー、
プリザーブドフラワーなど、
いろいろな種類があるが、
今日の話題は
粘土の花
「ルレーブ・フルール」。
横浜で
もう長いことその花を手掛け、
たくさんのお弟子さんが巣立ち、
花の輪がどんどん広がっている
「花のあとりゑ」。
その代表を務めておられる
堀田美智子様主催の
ルレーブ・フルール展を見に行ってきた。
1.5mほどの大作。
「花のあとりゑ」代表の作品。
ルレーブ・フルール展は
横浜は桜木町の
横浜創造都市センターで開催された。
左側手前の
円形屋根の建物が
横浜創造都市センター。
その後ろの高層ビルは、
横浜アイランドタワー。
写真右側のビルが
横浜ランドマークタワー。
東京では
どんなに高いビルでも
霞が関ビルとか
丸ビルのように
ビルというが、
横浜は、
ビルとは言わずに
タワーという。
さて
ルレーブ・フルール展会場。
中心に
スカイツリーを模した大作がそびえる。
カラフルな
花の色合いから、
モデルとなった花は、
サツキの「好月」かもしれない。
その鉢植えの手前には、
さりげなく
スミレとセキチクが控える。
ボタンやら、
ユリの花やら、
あたかも生花のような姿で
どっしりと置かれている。
これらがみんな
粘土でできた花だとは、
とても信じられない。
繊細な作りで、
粘土の気配など
微塵も感じさせない。
この壁かけは
造花であることがはっきりと分かるように作られており、
本当の花と
むしろ競っていないので、
見る方も落ち着く。
造花は
どんなに繊細に作られていようと、
生花と競うと
絶対に生花には負けてしまう。
命あるもののはかない美しさには
どんなものもかなわない。
それでも、
目を見張るほどのきれいな作りで、
驚きである。
制作技術も
ここまで来たら芸術の域に達していると思うのだが、
それでも、
日展などの芸術の世界には
このような造花のジャンルはない。
造花は
生花に似せれば似せるほど、
偽物の花ということになり、
芸術にはなりえない。
だから、
生花とは一線を画して
別の世界を作る必要があろう。
「モナリザの微笑み」に
どれほどそっくり似せようと
それは芸術ではなく、
贋作。
1万円札にどんなに似せて作ろうと、
それはしょせんニセ札。
だから
このような造花も
本物の花に似せて作ると
やはり造花の域を出ず
芸術になりえない。
だとすれば、
明らかに造花であるとわかるように作って、
生花とは違う美しさを求めれば、
ルレーブ・フルールの世界が開けるのではないだろうか。
たとえば、
地球上にはない
「天空の城ラピュタに咲く花」などを作るのも一法。
鑑賞しながら、
ふとそう思った。
秋色の花もたくさんある。
それにしても、
この写真を見て、
皆さんは造花だと思われますか?
傍で見ても
見るだけではわからない
ルレーブ・フルール。
造るのも大変だろうと
代表に聞いてみたら、
粘土への色付け、
花弁や葉の作成、
さらに細かなそれらへの着色、等々
1つの作品を作るのに、
大作だと
優に半年くらいはかかるらしい。
さもあろう、
この細かさである。
この花びらの薄さを
粘土で作り上げるなんて、
ヨクヨク根気がなくてはできない。
何か月もかけて、
1つの作品を作り上げるのは、
自分の根気との勝負であると、
代表は言う。
花だけではなく、
額入りの背景を利用した作品。
このような利用法も一理。
命のない花であれば、
枯れることがないのだから、
いつまでも散ることがない。
だったら、
命ある花のように散ってもらおう、と
花弁を一枚ずつ
散らしているところが憎い。
蓮の花だって、
こんなにたくさんの花が、
一緒に咲くところが
ルレーブ・フルールの強さ。
不忍池でも
こんな蓮の花の大群は見られない。
ボタンも菊もユリも
なんでもござれ。
豪華といえば豪華。
繊細といえば繊細。
春の花でも
秋の花でも
季節は問わない。
会場には
多分60~70ほどの作品が
展示されていたが、
いずれ劣らぬ作品ばかり。
みんな掲載するわけにはいかないので、
写りの良かったものだけを選定したが、
それでも20を超えてしまった。
読者の皆さんは、
さら~~~っとお通り下さい。
最後に、
これらの花になる前の
粘土をご覧いただこう。
この柔らかい粘土の塊が
教室の皆さんの手にかかれば、
見事な花に変身するのだから、
ただただ驚くばかりである。
ルレーブ・フルール(粘土の花)展。
ご覧の通りの
素晴らしい作品群の
ご紹介でした。
初代日本丸 ~総帆展帆(フルセール)の雄姿~
9月29日(日)、
ある展示会を見学するために
横浜は桜木町に出かけた。
桜木町駅を
横浜ランドマークタワーの方へ行くと
そこにはいつでも
日本の誇る帆船
初代「日本丸」が係留してある。
帆船ではあるが、
普通はこのような姿で、
帆はすべて畳まれている。
それでも
大きな帆柱が
帆船の雄姿を彷彿とさせるが、
29日は
1年に12回しか行わない
「総帆展帆(フルセール)」の日で、
思いがけない雄姿を目にすることができた。
日本丸の総帆展帆。
日曜日ということもあって、
見学者が絶えない。
ランドマークタワーをバックにしても、
何ら遜色のない姿。
日本丸への乗船口には
たくさんの管弦楽団が陣取り、
名演奏で
賑やかさに花を添える。
全ての帆の枚数は
29枚。
1930年に建造され、
1984年に退役するまで
この初代日本丸は、
世界の海を183万kmも航海し、
約11,500名もの海の男を育て上げた。
赤道周辺をめぐる
地球一周の距離が
約4万kmであることを知れば、
日本丸が航海した
183万kmが
どれほど膨大な距離であるかが分かろう。
現在は
日本丸Ⅱ世にその役目を引き継ぎ、
己はここに体を休める。
ちなみに
日本丸の今後の総帆展帆は、
10月14日(月・祝)、
10月27日(日)、
11月10日(日)に予定されているので、
お時間のある方は
一度家族で訪れて見られたらいかがでしょうか。
日本丸は、
その美しさから、
「太平洋の白鳥」とか
「海の貴婦人」と呼ばれて親しまれました。
今日は特別に、
その日本丸の
天空からの写真をご覧に入れます。
上空273mの高さから撮影した日本丸。
乗船口にいる
管弦楽団員と、
それを聴く観客の姿が、
ゴマ粒のように見えます。
横浜に出かけて、
たまたま遭遇した
日本丸総帆展帆の姿でした。































