アッツザクラ開花 ~何かしら悲しい花~
園芸家は
罪なことをする。
アッツ島原産でもないのに
アッツの名を冠し、
桜でもないのに
桜の名を付けられた
「アッツザクラ」。
開花期を迎えている。
アッツザクラのことについては、
過去のブログ、
詳しく述べているので、
ここでは略す。
興味のある方は
是非覗いてみてください。
桜とは
似ても似つかぬ花。
一見して
おしべめしべが
ないのも気になる。
球根植物なので
タネを作る必要がない、といえばそれまでだが、
だからといって
おしべめしべがないわけではない。
花びらを
開いてやると
中に隠れるようにして、
ちゃんとシベはついている。
虫たちは
人の目と同じように
7色のスペクトルの光で
物を見ているわけではないので、
花びらに隠れたシベでも
容易に見ることができるのだろうが、
人に言わせれば、
シベが隠れていること自体が
不思議なことである。
アッツ島とは
何も関係がなく、
桜とは
まるで関係がなく、
虫たちを
まるで無視したようにシベを付けている
アッツザクラ。
不思議な花が
満開の時を迎えた。
ジュエル開花 ~花壇に宝石がいっぱい~
ヨクサクスミレを整理して
すっきりとした花壇で、
ジュエルが
花を咲かせ始めました。
これらの株は、
家の軒下の花壇で
冬越しをさせた株なので、
こぼれ種で
自然に発芽した苗よりも
早くから花を咲かせます。
松葉ボタンは
普通は1年草なので、
時期が来たら自然に枯れてしまいますが、
ジュエルが
普通の松葉ボタンと違うところは、
環境さえ作ってやれば、
株のまま冬越しする能力があるところです。
何とも言えない
輝くような赤紫色で、
中心部も
白抜きにならず
真っ赤に染まります。
一日だけの花ですが、
毎日毎日新しい花を咲かせて、
いかにも
同じ花が何日も咲いているような
そんな気にさせる花です。
どのような環境でも
今頃のデジカメは、
対象物を
くっきりすっきりと写してくれますが、
そんなデジカメでも、
ジュエルの花を写すと
花びらの一枚一枚が溶けあってしまい、
輪郭がはっきりしなくなります。
花びらに
陰影もつかず、
全ての花びらが
本当に同一の色をしているために
起きる現象だと思いますが、
私が
輝くような色をしている、と表現するのは、
そんなところにあります。
いかにも
宝石ですね。
そんなジュエルの花が、
花壇を埋め尽くすのも、
もうじき。
この一枚は過去の写真ですが、
盛夏には
このような乱れ咲きを見せてくれます。
夏は
ジュエルに限る。
ヨクサクスミレの整理 ~緑のドラゴンロード~
余りにも茂りすぎた
ヨクサクスミレを
先日
一部を残して整理しました。
ドラゴンロードの縁がはっきりとして、
緑が映えます。
ヨクサクスミレの
こぼれ種から芽を出した、
小さな苗が
あちこちで小さな花を
咲かせています。
これは
花壇の邪魔にはならないので、
残してあります。
白花で咲いて、
だんだん紫に変化していく
変わりものの花です。
一見
花色の違う種類かと思われがちですが、
白花の苗と
同じもの。
この白花も
いずれ紫になってきます。
群れ咲くと、
いかにも2色の花が咲く品種のようですが、
花色が
白から赤に変化する
酔芙蓉のような花です。
株が大きくなりすぎると、
花が余り目立たなくなり、
葉っぱばかりがはびこって、
今から大きくなる
ジュエルの苗を覆ってしまうので
退いてもらいました。
暑くなってくると、
やはり我が家の花壇は
ジュエルでなくてはいけません。
アリウムとアマリリス ~玄関で競演~
アマリリスが
二本目の花径に
4つの花を咲かせたが、
風と雨にさらされて
残り1輪になったので、
切り花にして玄関に取り込んだ。
その赤色が栄えます
赤い球と
赤い花器は
亡き荒木俊雄氏の作品で
私にとっては
貴重な思い出の品となったので、
玄関からははずせない。
その花器と
競うような赤の 「アマリリス」。
赤の競演。
陶磁器と違って
命がある分だけ、
見る者の心を
和ませます。
さてこちらは、
「アリウム・グローブマスター」。
俊雄氏の作品と
円を競います。
小さな花の集合体。
それが
形の一番安定した
球を形成。
ひとつひとつは
6弁の小さい花。
それが集まって
球になる。
余談ですが
6と球との関係を
参考までに一言。
丸い円の集合体は、
6角形になります。
これが
立体的に集合すれば、
球になります。
6角は
円や球の次に
安定的な形状なのかもしれません。
我が家の玄関の花の
雑談でした。
月に咲く星の花 ~朧月にブロンズ姫~
我が家の
数少ない多肉植物のうち
「ブロンズ姫」が
元気です。
姫とは名ばかりの
暴れん坊なので、
伸びるに任せていたら
懸垂が
とどまるところを知らず、
どこまでも垂れ下がっていきます。
やむなく
鉢を重ねて置いていますが、
もうこれは
吊鉢にしないと
手が付けられません。
その先っぽに、
こんなに輝く
星の花が咲きました。
ブロンズ姫の親は
「朧月」。
だから、
ブロンズ姫には
月の血が入っているはずなのに、
咲いた花は
綺麗な星。
月に星の花なんて、
ちょっとしゃれてません?
垂れ下がった先端からは
新しい芽が芽生えてきています。
一枚の葉が
地面に落ちても
そこから芽を出すほど
繁殖力の旺盛な植物だが
こうやって
自分でも新し芽をだし
どんどん増えていく。
夏の乾燥に強く、
冬に雪などかぶっても
寒さにもめっぽう強く
こうやって増え続ける
何とも暴れん坊な
姫である。

























