第12回富士宮まちなかアートギャラリー ~荒木貞年氏の青磁作品~
浅間大社鳥居前、
富士宮焼そばのお宮横丁の近く
大通りの交差点角
一等地にある
おしゃれ靴「KINOUCHI」のショーウィンドーは
大型青磁作品が展示され、
いやでも通行人の目を引く。
作者は
荒木貞年氏。
前回のブログ
荒木俊雄氏のご子息だが、
大阪芸大で学び
父親とは一線を画す。
青磁は
その肌の滑らかさや
色の美しさで、
大いに人の目を誘う。
展示されている店を訪れる人の
どのような質問にも
気さくに答えてくれる人で、
職人気質などと言う
気難しさは
微塵も感じさせない。
写真の中の
赤い服を着た人が
荒木貞年氏。
彼の陶芸教室に
何度か参加させて頂いたが、
押しつけがましさが何もなく、
作り手の希望を十分に聞いて
丁寧に教えてくれる
心優しい人である。
場所が一等地であることと
青磁が見栄えがいいこともあって
見学者が引きも切らない。
店の中には、
青磁の小さな皿や、
茶器などが
たくさん展示即売されており、
店頭の
美術展に入選した大型作品を見た後だと、
値段が非常に割安に感じられるのだろうか、
私が見ている前で、
2、3点が買い上げられていった。
父上の俊雄氏が元気な時には、
目指すべき方向性や
作品の出来の評価で
よく意見がぶつかってもいたが、
それでも自分の信念を曲げなかったところは、
結局オヤジ似なのかもしれない。
第42回日展入選作品 「瞬き」。
日展には
10数回の入選歴があるベテランなので、
全部の作品を紹介するわけにはいかないが、
一部をご覧頂きましょう。
第51回日本現代工芸展美術展入選作品 「颯」。
同じような作品で
このようなものもある。
第44回日展入選作品 「風の彩」。
第52回 日本現代工芸美術展 入選作品 「風の彩」。
同じテーマながら、
美術展によって
微妙に形を変えてある。
「風」とか
「雲」とかの名前が付いたテーマが多いのは、
一つ一つの作品に
いわゆる静物としてではなく、
見る人に
移ろいゆく時の変化を感じてもらい、
さらに、
作品の延長線上に、
動きを感じてもらいたいのかもしれない。
最後に
彼の略歴を記しますので、
興味のある方は
目を通してみてください。
父親を
いずれ超えそうな感じのする
実力の持ち主である。
、
| 略 歴 | |
| 1966年 | 愛知県常滑市に生れる |
| 1991年 | 大阪芸術大学工芸科卒 |
| 2001年 | 静岡県富士宮市 白山窯築窯 |
| 日 展 14回入選 | |
| 日本現代工芸美術展 現代工芸賞 受賞 | |
| 日本現代工芸美術展 本会員記念賞 受賞 | |
| 日本現代工芸美術展 横浜展会長賞 受賞 | |
| 日本現代工芸美術展 横浜展特別賞 受賞 | |
| 日本現代工芸美術展 横浜展記念賞 受賞 | |
| 国民文化祭美術展 会長賞 受賞 | |
| 神奈川県美術展 特 選 受賞 | |
| 朝日陶芸展 3回入選 | |
| 陶芸ビエンナーレ 入選 | |
| 長三賞陶芸展 新興部門 3回入選 | |
| 富嶽ビエンナーレ展 2回入選 | |
| 静岡県工芸美術展 静岡新聞社賞 受賞 | |
| 静岡県工芸美術展 NHK放送局賞 受賞 | |
| 静岡県芸術祭美術展 芸術祭賞 2回受賞 | |
| 岡崎美術展 工芸部門市長賞 2回受賞 | |
| 岡崎美術展 工芸部門市長賞他 2回受賞 | |
| 常滑市民展 工芸部門議長賞 2回受賞 | |
富士宮市民芸術祭美術展 芸術祭賞2回受賞 |
|
| 瀬戸現代陶芸展 選抜出品 | |
| 朝日現代クラフト展 招待出品 | |
| 世界デザイン博覧会常滑市出展 「フューチャードリーム」製作参加 | |
常滑市体育館モニュメント「飛躍」製作参加 |
|
名古屋市御器所モニュメント 製作参加 |
|
神奈川県伊勢原市体育館 陶壁 製作参加 |
|
西尾市総合福祉センター 陶壁 製作参加 |
|
| あいち知多農協本部 陶壁 製作参加 | |
日本・マレーシア国際陶芸交流 参加 |
|
| 第47回 日本現代工芸美術展 審査員 | |
| 現 在 | 社団法人 日展 会友 |
| 社団法人 現代工芸美術家協会 本会員 | |
| 白山窯 静岡県富士宮在住 | |
もう少し経ったら、
彼の作品が
我々の手の届かないような価格になるかもしれないので、
購入するのだったら、
きっと
「今だろう!」。
父親亡きあと
富士宮陶芸界と言わず、
全国の陶芸界を率いていく人になりそうな、
荒木貞年さんの作品紹介でした。
第12回富士宮まちなかアートギャラリー ~荒木俊雄氏回顧展~
富士宮市で開催された、
「まちなかアートギャラリー」。
たくさんの芸術家の作品が
それこそ街中に
さりげなく展示されているのだが、
ブログへのアップは、
まず最初に
筆者と交流のあった
「荒木俊雄氏回顧展」について
掲載したい。
後年は
誰にも出せない
輝くような赤色を
徹底して追求しておられたのだが、
これなどは
その代表作といえる。
「現代へのメッセージ」 と
意味づけてはおられるが、
荒木先生は、
基本的にはテーマにはこだわられない人でした。
作品は
テーマによって価値が決まるのではなく、
作品そのものの出来で
価値が決まるのだと、
その作品の色や形などを
徹底して追及しておられた。
この赤色は
荒木俊雄先生にしか出せない色であることは、
以前のブログで何回も書いた。
時間のある時にでも、
私のブログを
「荒木俊雄」で検索していただけば
たくさん出てきますので、
是非ご覧ください。
富士宮市が作成した、
まちなかアートギャラリーの
小さなパンフレットには、
荒木先生の作品が
写真入りで紹介してある。
荒木俊雄先生が
急逝されてから、
半年余りしか経っておらず、
残された奥様は
まだ身辺整理がついていない中で
作品出展の依頼を受けて
最初は
「申し訳ありませんが、・・・」と
出展を躊躇されたのだが、
その返事を聞いて、
富士宮市長が直々に
奥様のもとへ訪ねてこられて
「是非にも・・・、」と直接頭を下げられたら、
さすがに断ることもならず、
出展されたといういきさつがある。
簡単なプロフィールも
紹介されているので、
是非ご一読ください。
富士宮市在住の
陶芸家としては
おそらく頂点に立っておられた人物であると思う。
だから作品は、
店舗の中にさりげなく展示してあるのではなく、
部屋を丸ごと展示会場にして、
専用の展示室が作られていた。
俊雄氏が
常に「和」を追及しておられた気持ちを重んじて、
赤の作品に
青竹を配して、
このコントラストを見ていただきたいと、
主催者側も
精一杯の心づかいである。
テーマ 「和の形」
外側から見たほうが正面なのだが、
外から写真を撮ると
ガラス面に景色が反射して
作品をきれいに撮れないので、
敢えて中から写真を撮りました。
外にいる人の脚部が写っていますが、
それと比較して
作品の大きさを推測して下さい。
この作品の詳細については、
次のブログをご覧頂けば
よく理解できると思います。
荒木先生は
赤にこだわるようになる
前には、
さまざまな作品を
制作しておられました。
青磁釉を使ったような
荒々しい作品。
デザインにこだわった
綺麗な作品。
今にも動き出しそうな作品ですが、
カードは白紙のまま置いてあるだけ。
テーマなどにはこだわりません。
ずいぶん以前の大作ですが、
このころから、
あるいは陶芸界を変革しようという
強い気持ちがあったのかもしれない。
「無題」とありますが、
地球のマグマ噴出のようなこの作品に、
己の気持ちの激しさを
表現しておられるようで、
興味深い。
俊雄氏は
大物作品のほかに
小さなかわいい作品も
白磁も青磁も
白志野も紅志野も
ぐい吞みでも皿でも
何でも手掛けられました。
陶芸家は
1つの作品だけに
専門的になってはいけない。
どのような作品でも
いつでも作れなければ、
陶芸の技術を
他人に教えることなどできない。
これが俊雄氏の
生涯の信念でした。
惜しい人を亡くしましたが、
残されたたくさんの作品のなかで、
彼の意思は生き続けることでしょう。
富士宮市 ~「まちなかアートギャラリー」~
静岡県富士宮市で
2014年7月10日~15日に開催された、
「まちなかアートギャラリー」に、
私が勝手に
私の陶芸の師匠と言っていた
故荒木俊雄氏や
そのご子息、
荒木貞年氏の作品が
多数展示されていることを聞き
久しぶりに
富士宮市に行ってきました。
富士宮市やその近郊に在住の
芸術家50人以上の人の作品を
富士宮商店街の
約60店舗の
ショーウィンドーや店舗内に展示して
道行く人に
無料でご覧いただくもので、
商店街がこの期間中は
美術館になったようなものでした。
お洒落な靴を販売している
靴屋さんのショーウィンドーが
陶芸作品の
展示場に様変わり。
道から見えるウィンドー内には、
本来なら、
有料でなければ見られないような大作が
展示されています。
こちらは
10cmにも満たない
小さな竹製のギター。
展示してある店が
ギターやトランペットなどを販売している
楽器屋さん。
大きな日本画もあります。
富士宮の
湖や川に生息する
ニジマスの木彫作品。
富士山の溶岩で囲った
池で泳いでいます。
藻がけ煎茶湯呑。
気に入ったという人は、
その場でお買い上げもできます。
刷毛目模様に
釉薬をかけた
陶器いろいろ。
このような作品が
通りの店舗に
たくさん展示してありますが、
この後
2、3回にわたって
荒木俊雄氏回顧展の模様や
荒木貞年氏の青磁作品、
そして
浅間大社の手筒花火の模様などを
ご紹介いたします。
よろしかったら
是非またお立ち寄りください。
ムクドリとシジュウカラ ~水飲みと水浴び~
我が家の庭に置いてある水盤は
小鳥たちが水飲みをしたり
水浴びをしたり、
言ってみれば
小鳥たちの井戸端会議の場所のようになっている。
いつも来るのは
シジュウカラであり、
メジロであり、
スズメなのだが、
今日はムクドリの親子がやって来た。
シジュウカラの子供が
水浴びでもしようかと思っているところに
ムクドリ登場。
羽の色や
足の色を見ると、
まだ幼さが残るので、
子供のムクドリと思われる。
しかし、
子供のムクドリとは言っても
シジュウカラよりはるかに大きいので、
シジュウカラの子供は
しばし退散。
くちばしの色にも
幼さが残ります。
ボケていますが、
手前に頭だけ写っているのは
きっと親鳥。
初めての場所で、
水を一口飲み干します。
子供が無事に飲んだのを見て、
親鳥登場。
巣立ったヒナは
親鳥とほぼ同じようになっても、
やはりしばらくは
教育のために
親同伴。
ムクドリの親子が
飛び去ったら、
再びシジュウカラがやってきます。
2匹とも
梅ノ木の巣箱から巣立ったヒナたち。
親鳥から、
この場所でひまわりの種の割り方や
水浴びの仕方などを教えられているので、
今では
自分たちだけでやってきて、
種割りをしたり
水浴びをしたり。
繁殖期以外は
親子が共同の場所で生活することができますが、
春の繁殖期になったら、
梅ノ木の巣箱を利用するシジュウカラ以外は
たとえここから巣立ったシジュウカラといえども、
ここに近寄ることはできません。
大人になるまでの
しばらくの間だけ見られる
シジュウカラ兄弟の姿です。
お願い
金儲けのブログの筆者のコメントや、
「色んなブログ巡回していたらたどり着きました(´・ω・`)記事とってもよかったですよ(´・ω・`) また遊びに来ますね♡ /・_・ヾ\私のページにも遊びに来て頂ければ嬉しいです♪では、おじゃましました~(o*・ω・)ノ」とか、
「ブログ読ませて頂きました(^O^)ひと通り目を通させて頂きました~!それでは、また~(・ω<)」などのような、ブログの内容に関係のない決まり文句のコメントは当ブログには不要です。
書き込みご遠慮ください。
ホタルブクロ ~白いリンドウ発見かと思いきや~
「ホタルブクロ」
何とも響きのよい名前で、
一度聞いたら忘れられない。
そんな洒落た名前の花。
玉川上水散策路には
そんな花も咲いている。
最初見た時には、
下向きに咲く
白いリンドウを発見したようで、
胸が小躍りしたものだが、
調べてみると、
ホタルブクロという名前で、
キキョウ科キキョウ属の花。
因みに
リンドウは
リンドウ科リンドウ属で
まるで違う種。
花だけ見れば
リンドウに似ていると思うのだが、
分類の仕方は
見た目ではない。
ところで、
ホタルブクロの名前の由来は、
なんとなくお分かりかと思いますが、
この花の中に
子供たちが
ホタルを入れて遊んだことによるものらしい。
このような状態の花の先っぽを
少しこじ開けて
捕まえたホタルを入れれば、
ホタルが花の中でひかり、
その光が
花びらを通して外に透けると、
何とも不思議な
光る花が出来上がる。
情緒がありますね。
ここまで開いてしまったら、
下の方を結ばなくてはならないので、
ちょっと厄介。
でも、
昔、野外で遊ぶ子供たちは、
ホタルを入れたこの花の
下を結ぶのに、
糸なんかは使わない。
きっと
カヤなどの草の葉を
細く裂いて
小さなひも状にしたもので
花びらの下を結んだだろうと思いたい。
それでこそ
観賞価値があるホタルブクロ。
そんな花が
あちこちに咲いていますが、
もう花も終わりの季節です。
お願い
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