Totoronの花鳥風月 -209ページ目

第12回富士宮まちなかアートギャラリー ~荒木貞年氏の青磁作品~


浅間大社鳥居前、


富士宮焼そばのお宮横丁の近く


大通りの交差点角


一等地にある


おしゃれ靴「KINOUCHI」のショーウィンドーは


大型青磁作品が展示され、


いやでも通行人の目を引く。



st1



作者は


荒木貞年氏。





前回のブログ


荒木俊雄氏のご子息だが、


大阪芸大で学び


父親とは一線を画す。




st2



青磁は


その肌の滑らかさや


色の美しさで、


大いに人の目を誘う。







展示されている店を訪れる人の


どのような質問にも


気さくに答えてくれる人で、


職人気質などと言う


気難しさは


微塵も感じさせない。






写真の中の


赤い服を着た人が


荒木貞年氏。



st3



彼の陶芸教室に


何度か参加させて頂いたが、


押しつけがましさが何もなく、


作り手の希望を十分に聞いて


丁寧に教えてくれる


心優しい人である。





st4


場所が一等地であることと


青磁が見栄えがいいこともあって


見学者が引きも切らない。






st5



店の中には、


青磁の小さな皿や、


茶器などが


たくさん展示即売されており、


店頭の


美術展に入選した大型作品を見た後だと、


値段が非常に割安に感じられるのだろうか、


私が見ている前で、


2、3点が買い上げられていった。






父上の俊雄氏が元気な時には、


目指すべき方向性や


作品の出来の評価で


よく意見がぶつかってもいたが、


それでも自分の信念を曲げなかったところは、


結局オヤジ似なのかもしれない。





st6


第42回日展入選作品 「瞬き」。




日展には


10数回の入選歴があるベテランなので、


全部の作品を紹介するわけにはいかないが、


一部をご覧頂きましょう。





st7


第51回日本現代工芸展美術展入選作品 「颯」。





同じような作品で


このようなものもある。



st8



第44回日展入選作品 「風の彩」。







st9



第52回 日本現代工芸美術展 入選作品 「風の彩」。




同じテーマながら、


美術展によって


微妙に形を変えてある。





「風」とか


「雲」とかの名前が付いたテーマが多いのは、


一つ一つの作品に


いわゆる静物としてではなく、


見る人に


移ろいゆく時の変化を感じてもらい、


さらに、


作品の延長線上に、


動きを感じてもらいたいのかもしれない。






最後に


彼の略歴を記しますので、


興味のある方は


目を通してみてください。





父親を


いずれ超えそうな感じのする


実力の持ち主である。




略 歴
1966 愛知県常滑市に生れる
1991 大阪芸術大学工芸科卒
2001 静岡県富士宮市 白山窯築窯
日 展   14回入選
日本現代工芸美術展 現代工芸賞 受賞
日本現代工芸美術展 本会員記念賞 受賞
日本現代工芸美術展 横浜展会長賞 受賞
日本現代工芸美術展 横浜展特別賞 受賞
日本現代工芸美術展 横浜展記念賞 受賞
国民文化祭美術展  会長賞 受賞
神奈川県美術展   特 選 受賞
朝日陶芸展     3回入選
陶芸ビエンナーレ  入選
長三賞陶芸展 新興部門 3回入選
富嶽ビエンナーレ展   2回入選
静岡県工芸美術展  静岡新聞社賞 受賞
静岡県工芸美術展  NHK放送局賞 受賞
静岡県芸術祭美術展 芸術祭賞 2回受賞
岡崎美術展  工芸部門市長賞 2回受賞
岡崎美術展  工芸部門市長賞他 2回受賞
常滑市民展  工芸部門議長賞 2回受賞

富士宮市民芸術祭美術展 芸術祭賞2回受賞

瀬戸現代陶芸展        選抜出品
朝日現代クラフト展      招待出品
世界デザイン博覧会常滑市出展 「フューチャードリーム」製作参加

常滑市体育館モニュメント「飛躍」製作参加

名古屋市御器所モニュメント   製作参加

神奈川県伊勢原市体育館  陶壁 製作参加  

西尾市総合福祉センター  陶壁 製作参加  

あいち知多農協本部    陶壁 製作参加

日本・マレーシア国際陶芸交流    参加

第47回 日本現代工芸美術展   審査員

現  在 社団法人 日展 会友
社団法人 現代工芸美術家協会 本会員
白山窯 静岡県富士宮在住





もう少し経ったら、


彼の作品が


我々の手の届かないような価格になるかもしれないので、


購入するのだったら、


きっと


「今だろう!」。






父親亡きあと


富士宮陶芸界と言わず、


全国の陶芸界を率いていく人になりそうな、


荒木貞年さんの作品紹介でした。









第12回富士宮まちなかアートギャラリー ~荒木俊雄氏回顧展~


富士宮市で開催された、


「まちなかアートギャラリー」。



たくさんの芸術家の作品が


それこそ街中に


さりげなく展示されているのだが、


ブログへのアップは、


まず最初に


筆者と交流のあった


「荒木俊雄氏回顧展」について


掲載したい。




後年は


誰にも出せない


輝くような赤色を


徹底して追求しておられたのだが、


これなどは


その代表作といえる。



ts1


「現代へのメッセージ」 


意味づけてはおられるが、


荒木先生は、


基本的にはテーマにはこだわられない人でした。





作品は


テーマによって価値が決まるのではなく、


作品そのものの出来で


価値が決まるのだと、


その作品の色や形などを


徹底して追及しておられた。





この赤色は


荒木俊雄先生にしか出せない色であることは、


以前のブログで何回も書いた。




時間のある時にでも、


私のブログを


「荒木俊雄」で検索していただけば


たくさん出てきますので、


是非ご覧ください。






富士宮市が作成した、


まちなかアートギャラリーの


小さなパンフレットには、


荒木先生の作品が


写真入りで紹介してある。




ts2



荒木俊雄先生が


急逝されてから、


半年余りしか経っておらず、


残された奥様は


まだ身辺整理がついていない中で


作品出展の依頼を受けて


最初は


「申し訳ありませんが、・・・」と


出展を躊躇されたのだが、


その返事を聞いて、


富士宮市長が直々に


奥様のもとへ訪ねてこられて


「是非にも・・・、」と直接頭を下げられたら、


さすがに断ることもならず、


出展されたといういきさつがある。





ts3




簡単なプロフィールも


紹介されているので、


是非ご一読ください。






富士宮市在住の


陶芸家としては


おそらく頂点に立っておられた人物であると思う。




ts4



だから作品は、


店舗の中にさりげなく展示してあるのではなく、


部屋を丸ごと展示会場にして、


専用の展示室が作られていた。





俊雄氏が


常に「和」を追及しておられた気持ちを重んじて、


赤の作品に


青竹を配して、


このコントラストを見ていただきたいと、


主催者側も


精一杯の心づかいである。





テーマ 「和の形」



ts5



外側から見たほうが正面なのだが、


外から写真を撮ると


ガラス面に景色が反射して


作品をきれいに撮れないので、


敢えて中から写真を撮りました。



外にいる人の脚部が写っていますが、


それと比較して


作品の大きさを推測して下さい。








この作品の詳細については、


次のブログをご覧頂けば


よく理解できると思います。


「日展を鑑賞して ~好みで選んだ優秀作品~」。






荒木先生は


赤にこだわるようになる


前には、


さまざまな作品を


制作しておられました。



ts7



青磁釉を使ったような


荒々しい作品。







デザインにこだわった


綺麗な作品。



ts6



今にも動き出しそうな作品ですが、


カードは白紙のまま置いてあるだけ。





テーマなどにはこだわりません。






ずいぶん以前の大作ですが、


このころから、


あるいは陶芸界を変革しようという


強い気持ちがあったのかもしれない。




ts8



「無題」とありますが、


地球のマグマ噴出のようなこの作品に、


己の気持ちの激しさを


表現しておられるようで、


興味深い。






俊雄氏は


大物作品のほかに


小さなかわいい作品も


たくさん作っておられる。

ts9


白磁も青磁も


白志野も紅志野も


ぐい吞みでも皿でも


何でも手掛けられました。









陶芸家は


1つの作品だけに


専門的になってはいけない。




どのような作品でも


いつでも作れなければ、


陶芸の技術を


他人に教えることなどできない。




これが俊雄氏の


生涯の信念でした。








惜しい人を亡くしましたが、


残されたたくさんの作品のなかで、


彼の意思は生き続けることでしょう。




富士宮市 ~「まちなかアートギャラリー」~ 



静岡県富士宮市で


2014年7月10日~15日に開催された、


「まちなかアートギャラリー」に、


私が勝手に


私の陶芸の師匠と言っていた


故荒木俊雄氏や


そのご子息、


荒木貞年氏の作品が


多数展示されていることを聞き


久しぶりに


富士宮市に行ってきました。






富士宮市やその近郊に在住の


芸術家50人以上の人の作品を


富士宮商店街の


約60店舗の


ショーウィンドーや店舗内に展示して


道行く人に


無料でご覧いただくもので、


商店街がこの期間中は


美術館になったようなものでした。




fm2


お洒落な靴を販売している


靴屋さんのショーウィンドーが


陶芸作品の


展示場に様変わり。





fm1


道から見えるウィンドー内には、


本来なら、


有料でなければ見られないような大作が


展示されています。







こちらは


10cmにも満たない


小さな竹製のギター。



fm4



展示してある店が


ギターやトランペットなどを販売している


楽器屋さん。





大きな日本画もあります。



fm3






富士宮の


湖や川に生息する


ニジマスの木彫作品。



fm5



富士山の溶岩で囲った


池で泳いでいます。






fm7


藻がけ煎茶湯呑。




気に入ったという人は、


その場でお買い上げもできます。






fm6



刷毛目模様に


釉薬をかけた


陶器いろいろ。





このような作品が


通りの店舗に


たくさん展示してありますが、


この後


2、3回にわたって


荒木俊雄氏回顧展の模様や


荒木貞年氏の青磁作品、


そして


浅間大社の手筒花火の模様などを


ご紹介いたします。






よろしかったら


是非またお立ち寄りください。






ムクドリとシジュウカラ ~水飲みと水浴び~



我が家の庭に置いてある水盤は


小鳥たちが水飲みをしたり


水浴びをしたり、


言ってみれば


小鳥たちの井戸端会議の場所のようになっている。




いつも来るのは


シジュウカラであり、


メジロであり、


スズメなのだが、


今日はムクドリの親子がやって来た。



md1


シジュウカラの子供が


水浴びでもしようかと思っているところに


ムクドリ登場。





羽の色や


足の色を見ると、


まだ幼さが残るので、


子供のムクドリと思われる。




しかし、


子供のムクドリとは言っても


シジュウカラよりはるかに大きいので、


シジュウカラの子供は


しばし退散。





md2



くちばしの色にも


幼さが残ります。




ボケていますが、


手前に頭だけ写っているのは


きっと親鳥。





md3


初めての場所で、


水を一口飲み干します。





子供が無事に飲んだのを見て、


親鳥登場。



md4



巣立ったヒナは


親鳥とほぼ同じようになっても、


やはりしばらくは


教育のために


親同伴。





ムクドリの親子が


飛び去ったら、


再びシジュウカラがやってきます。



md5



2匹とも


梅ノ木の巣箱から巣立ったヒナたち。




md6



親鳥から、


この場所でひまわりの種の割り方や


水浴びの仕方などを教えられているので、


今では


自分たちだけでやってきて、


種割りをしたり


水浴びをしたり。




md7


繁殖期以外は


親子が共同の場所で生活することができますが、


春の繁殖期になったら、


梅ノ木の巣箱を利用するシジュウカラ以外は


たとえここから巣立ったシジュウカラといえども、


ここに近寄ることはできません。






大人になるまでの


しばらくの間だけ見られる


シジュウカラ兄弟の姿です。








お願い


金儲けのブログの筆者のコメントや、

「色んなブログ巡回していたらたどり着きました(´・ω・`)記事とってもよかったですよ(´・ω・`) また遊びに来ますね♡ /・_・ヾ\私のページにも遊びに来て頂ければ嬉しいです♪では、おじゃましました~(o*・ω・)ノ」とか、

「ブログ読ませて頂きました(^O^)ひと通り目を通させて頂きました~!それでは、また~(・ω<)」などのような、ブログの内容に関係のない決まり文句のコメントは当ブログには不要です。

書き込みご遠慮ください。

ホタルブクロ ~白いリンドウ発見かと思いきや~



「ホタルブクロ」




何とも響きのよい名前で、


一度聞いたら忘れられない。




そんな洒落た名前の花。





玉川上水散策路には


そんな花も咲いている。



hb1



最初見た時には、


下向きに咲く


白いリンドウを発見したようで、


胸が小躍りしたものだが、


調べてみると、


ホタルブクロという名前で、


キキョウ科キキョウ属の花。





hb2



因みに


リンドウは


リンドウ科リンドウ属で


まるで違う種。









花だけ見れば


リンドウに似ていると思うのだが、


分類の仕方は


見た目ではない。




hb3



ところで、


ホタルブクロの名前の由来は、


なんとなくお分かりかと思いますが、


この花の中に


子供たちが


ホタルを入れて遊んだことによるものらしい。



hb4


このような状態の花の先っぽを


少しこじ開けて


捕まえたホタルを入れれば、


ホタルが花の中でひかり、


その光が


花びらを通して外に透けると、


何とも不思議な


光る花が出来上がる。






情緒がありますね。



hb5



ここまで開いてしまったら、


下の方を結ばなくてはならないので、


ちょっと厄介。





でも、


昔、野外で遊ぶ子供たちは、


ホタルを入れたこの花の


下を結ぶのに、


糸なんかは使わない。





きっと


カヤなどの草の葉を


細く裂いて


小さなひも状にしたもので


花びらの下を結んだだろうと思いたい。





それでこそ


観賞価値があるホタルブクロ。





そんな花が


あちこちに咲いていますが、


もう花も終わりの季節です。





お願い


金儲けのブログの筆者のコメントや、

「色んなブログ巡回していたらたどり着きました(´・ω・`)記事とってもよかったですよ(´・ω・`) また遊びに来ますね♡ /・_・ヾ\私のページにも遊びに来て頂ければ嬉しいです♪では、おじゃましました~(o*・ω・)ノ」とか、

「ブログ読ませて頂きました(^O^)ひと通り目を通させて頂きました~!それでは、また~(・ω<)」などのような、ブログの内容に関係のない決まり文句のコメントは当ブログには不要です。

書き込みご遠慮ください。