ワカケホンセイインコ ~夫婦の愛のかたち~
蕾が膨らんできている
我が家の梅ノ木に
珍しく、
ワカケホンセイインコが
番で飛んできました。
ワカケホンセイインコ
黒い首輪模様のある方がオス。
ない方がメス。
底の方に
少しだけ蜜液の残っている容器から
蜜液を飲もうと
努力しています。
だけどこれは
メジロ用なので
容器の口が小さく
インコの口は入りません。
おいしそうな蜜が
入っているのだが、
さてどうしたものかと
思案中。
夫婦で
一緒に考えますが、
妙案は浮かびません。
オスがメスに
おいおいあんまり焦らなくていいよと
頭部を甘噛み。
焦ってなんかいないけど、
だけど何とかして
飲みたいわね。
そんな会話が交わされているかどうかは分かりませんが、
また一緒に挑戦。
このような餌が
目の前にあるとき、
よく飛んでくるメジロの夫婦の場合は
こうは行きません。
オスが一番先に飲み、
メスはそれを
脇でジッと待ちます。
一緒に飲むなんてことは
決してありません。
おいおい、
あんまり焦るなよ。
分かっているけど
飲めないなんて悔しいわね。
オスのメンツにかけても
何とか飲ませてやりたい。
容器を咥えて
持ち上げてみたり、
容器の横から
なめてみたり。
ちょっとだけだけど
入ってはいるのだが、
良い匂いだけがして
くちばしが入らないので
どうしても飲むことができません。
容器を外してしまって
盃みたいにして飲めば
あるいは飲めるかも知れないが、
そこまで知恵は回らない。
オスもメスも
いろいろと
そして何回も挑戦。
容器が傾いているので、
蜜液はすぐそこまで来ている。
だけど、
傾け方が反対の方向では
舌も入れられない。
またしてもオスが甘噛み。
何としても俺が先に飲むのだからと
メスを排斥することはありません。
でんぐり返って
下から容器の蜜を飲みに行きますが、
それがいけなかった。
容器は
下から持ち上げられて
輪っかから外れ
非情にも下に落ちてしまいました。
上から
下に落ちた容器を見つめる
ワカケホンセイインコ。
彼らがいるために
容器に近づけなかったメジロが
しめたと思って
地面に降り立ちます。
だけど
容器の蜜は
外にこぼれて
何も入ってはいません。
メジロがこうやって
地面に降り立つことは
珍しいことですが、
我が家の庭に来る夫婦のメジロは
地面に置いてある水盤で
良く水浴びをしますので、
梅ノ木の下の地面に
危険がないことは
良く知っています。
だからこうやって
平気で降り立ち、
上から下を見ている
ワカケホンセイインコを
恨めしそうに見上げます。
上のワカケホンセイインコの夫婦も
メジロと
落ちた容器を
恨めしそうに見つめています。
両者の視線が
どのようにぶつかったかは知りませんが、
結局残りの蜜液は
どちらも飲むことができませんでした。
この後、
当然容器を元の場所に戻して
蜜液を少し入れてやりましたが、
ワカケホンセイインコは
私の姿を見て
近くの電線に飛び移り、
もう降りてくることはありませんでした。
だから
新しい蜜液は
みんなメジロのもの。
メジロの番と
ワカケホンセイインコの番の
蜜液を前にした時の
夫婦の愛の姿が、
東洋と西洋の違いのようで
考えさせられることでした。
人も
どちらかというと
鳥と同じなのかな~。
日本モロッコ協会2月講演会 ~初めて横浜で開催~
毎月開催される
日本モロッコ協会の講演会に
筆者はもう
十数年以上も出席しているが、
2015年2月度の講演会は、
初めて
東京ではなく
横浜で開催された。
日時 2015年2月18日(水) 13:00~
場所 ホテル横浜ガーデン
講師は
JAMSTEC(独立行政法人海洋研究開発機構)の
平 朝彦 理事長。
JAMSTECとは、
海底資源や
地球環境変動、
地震発生帯、
深海の極限生物、
深海掘削、等々
海洋のありとあらゆる研究をしている
日本最先端というより
世界最先端の技術集団である。
皆さんもご存知だと思いますが、
地球深部探査船「ちきゅう」を始め
海洋調査船「なつしま」「かいよう」など
探査・調査船8隻を所有し、
さらに
有人で最大潜航深度6,500mまで潜ることのできる
有人潜水調査船「しんかい6500」や
無人とはいえ
最大潜航深度11,000mまで潜れる
無人探査機「かいこう」、「ABISMO」、
3,000m程度の深さなら、
「うらしま」、「じんべい」、「おとひめ」など
いずれも世界一の機能を持つ
探査船、探査機8隻を所有する
海洋調査のことなら
どこの国にも負けない組織である。
日本モロッコ協会始まって以来の
横浜会場と
世界一といってもいい
海洋調査の達人講師の手配は、
我が協会の事務局最高責任者
宮崎汎専務理事のお力である。
その
宮崎専務理事による
平朝彦講師の紹介。
宮崎専務理事は
このような
海洋については世界一の知識人と
ただの知り合いではなく
何と釣り仲間でもあるらしい。
講師の
興味津々の話が続きます。
宇宙だったら
人は約38万kmも離れた月までも
人を送り込めたのに
海だと
わずか1万mの深さにさえ
人は行くことができない。
その理由は
何だと思いますか?
ただただ、
圧力ゆえの障害である。
月と地球の圧力差は
月がゼロ気圧だとしても
その差はわずか1気圧。
海だと
その1気圧は
わずか10m潜るだけで増加する。
だから
1万mの深海に潜るためには
1,001気圧の圧力に耐える乗り物が必要になる。
窓を付けたりして
1,000気圧以上の圧力に耐える船を作るのは
並大抵の技術ではない。
その障害を
カバーしている日本の
海洋技術は
もう驚き以外の何物でもない。
講演は
最初に記載しました
海洋研究開発機構の
研究内容に沿って
たんたんと進みますが
長くなりますので
詳細は省きます。
2011年3月11日の
東日本大震災のことにも
触れていただきました。
プレートテクトニクス理論が確立したのが
1960年代後半。
その理論が
原発建設に生かされていれば
3・11のような事故は発生しなかったと思われるのだが、
国も東電も
建設費の高騰を防ぐために
その理論を無視した。
人命よりも
金が優先したのである。
悔やんでも悔やみきれない事実。
興味深い話ばかりで
あっという間に講演は終了した。
聴講料を
いくら出しても惜しくない話題だったのに、
当協会の謝礼は
いつもモロッコワイン1本だけ。
このような謝礼でも
講演に来ていただけるのは
専務理事の人脈あればこそ。
ありがたいことである。
そのあとは
恒例の理事会。
概略は
来年度の講演会の講師のことや
1大イベント「モロッコの夕べ」について。
日本モロッコ協会の活動は
一時もとどまることなく続きます。
読者の皆さんも
一度参加してみませんか。
高円宮妃殿下写真展 番外編 ~三渓園の風景いろいろ~
高円宮妃殿下の
写真展の会場となった
三渓園の風景を
写真で簡単にご覧ください。
氷雨が降るような
寒い雨の日の写真ですので、
明るさには欠けますが、
綺麗に手入れされていました。
睡蓮池と三渓記念館。
大池の中の涵花亭
大池の向こうに
三重塔は
大池の周りからだと
どこからでも見ることができます。
大池には
船も浮かんでいますが、
池の真ん中にあるのに
無人。
枯れ木も山の賑わいではないですが、
無人の船も
景色の一部。
寒い小雨の中、
正門受付のそばには
スズメが2.3羽。
筆者が1m位のところまで近づいても
逃げようとしません。
きっと
受付の人が
餌をあげているのだと思います。
そのそばには、
放し飼い?の猫も。
この猫は
私に体を触らせてくれましたので、
相当人慣れしている猫のようでした。
野良かもしれませんが、
これもスズメと一緒で、
受付の人が可愛がっているのでしょう。
三渓園の案内パンフには
「ペットを連れて入園することはできません」とありますが、
この猫は
ペットではなく野生。
だからスズメと同じで
ここに住んでもOK。
冷たい小雨が降る
三渓園。
JRなどの駅からも遠く
バスなどの
便利な交通手段もなく
訪れる人が少ない三渓園。
この日に出合った客は
1人の高齢な女性だけ。
帰りのタクシーの運転手も、
「あんまり観客はいませんよ」と言っていましたので、
他人事ながら
運営について心配になります。
2007年に
国指定名勝となったため
高円宮妃殿下の写真展が
ここで開催されたのかも分かりませんが、
できることなら、
観客がたくさん来るであろう銀座あたりで
もう一度開催してもらいたいものである。
終わり。
<告>
「記事読ませて頂きました!人柄が出るブログですね…
また読みにきます~」
このような、ブログの内容に何の関係もない
無意味なコメントはお断りしています。
迷惑ですので、記入ご遠慮ください。
高円宮妃殿下写真展 4 ~鳥たちの煌き・作品紹介~
前号より続きます。
高円宮妃殿下の写真展。
最後のご紹介です。
ヒヨドリ
日本全国で見られる鳥。
1,000羽以上の群れを作り、
渡りをする姿が目撃されている。
渡りの途中には
猛禽類に狙われるため、
生き抜くことに必死で
採餌などの時には
他の鳥を寄せ付けないほどの
きつい性格を持つ。
自然とは
生き物にやさしい反面、
そんな厳しさもある.
セイタカシギ
その名の通りに
背が高いのだが、
その背の高さは
足の長さからくる。
足の長さの平均が
付け根から指先まで
約25cm。
水辺で餌を探す
他の鳥たちと違い
この足の長さゆえに
採餌エリアがグッと広がる。
ハイガシラソライロフウキンチョウ
モンキーバナナのような実を
ついばんでいるところを見ると、
南方の鳥なのだろうか。
お目にかかったことがないので
画像説明ができない。
メジロ
我が家の庭にも
番で毎日やってくるので、
筆者も大好きな鳥。
飼育許可の要らなかった頃
自分で飼っていたメジロは、
本当に良く囀る鳥で、
「春嵐」という名前まで付けていたのだが、
命あるものを
いつまでも飼い続けるわけにはいかなかった。
マミチャジナイ
鳥の名前が
どのような意味なのか
皆目わからない。
「春と秋の渡りの時に見られる珍鳥。
実ったばかりのツルマサキの種を食べている。
長野県戸隠森林植物園。」と説明にある。
タンチョウ
背景が暗いし
頭部の赤色も
識別できませんので、
夜間飛行の時の写真でしょうか。
ツバメ。
きっと
巣立ったばかりのツバメのようです。
コハクチョウ
私は
鹿児島育ちで、
自然の中で白鳥の姿など
一度も見たことがないので、
なぜこの鳥が
コハクチョウなのか分からない。
コハクチョウがいれば
当然
オオハクチョウもいるはずで、
その大きさの差は
どれくらいあるのでしょうか。
ムクドリモドキ
ムクドリではなく
ムクドリモドキなどと言う名前をもらって、
本人は不本意かもしれない。
オレンジ色が実に鮮やかで
アルゼンチンにいる鳥らしいが、
日本にいない鳥だと、
命名もいい加減。
最後に
美しい夕景を。
ウミネコ
島根県出雲市、
日御碕の西方約100mにある
経島(ふみしま)の写真ですから、
この太陽は
朝日ではなく沈みゆく夕日であろう。
高円宮妃殿下の
世界各地の鳥たちの写真展
「鳥たちの煌き」
全作品49点のうちの一部を
ご覧頂きました。
写真を写真に撮った写真ですので、
本来の写真は
ピントぴったりの素晴らしい写真であると
思ってください。
いつも言っています通りに
私の写真は
物の実体を写すのではなく
その雰囲気を写しているものであると
言い訳していますので
そのつもりでご覧ください。
このような作品が
どのようなカメラから生まれたのか
是非知りたいと思いましたが、
皇族とカメラメーカーが
直接結びつけられるようなことは
きっと避けておられるのでしょう、
道具などの紹介は
ありませんでした。
宮崎の
黒木酒造の焼酎
「百年の孤独」が
庶民の手に届かなくなったのは
皇太子が不用意に
「百年の孤独」はおいしいと
ふと漏らしたことによるもので
困った現象が起きたのでした。
弘法は筆を選ばず。
如何だったでしょうか。
何といっても
作品を
写真撮影OKというのが
良かった。
日本の美術館も
こうでなくては
日本から
芸術家は育たない。
長いブログに
最後までお付き合いいただき
ありがとうございました。
高円宮妃殿下写真展 3 ~鳥たちの煌き・作品紹介~
前号より続きます。
高円宮妃殿下が
撮影された鳥たちの世界。
展示してある写真の大きさは様々ですが、
当ブログでは
全て同じ大きさでご紹介しています。
オオワシ 1
これくらいの大きな鳥が舞い降りてくれば
さすがに意地悪なかもめたちも
あわてて退散。
オオワシ 2
今度は離陸。
いずれも優雅ですね。
オオワシ 3
こちらは
親子でしょうか。
それとも
夫婦でしょうか。
これだけ接近しているのだから、
きっといずれかの関係だと思われます。
コサギ 1
今回は
コサギの登場が
ちょっと多め。
コサギ 2
ここはひょっとして
えさ場?
糞の跡から判断すると、
いつも群れている場所のようです。
ゴイサギ
顔を
ドアップでとらえています。
ゴイサギは
餌を狙っている時は
ピクリとも動かないので、
ピントを合わせやすいかもしれませんが、
眼光を発しているみたいに
目が際立っています。
因みに
鳥の中では
このゴイサギが
一番偉い。
それは
醍醐天皇に正五位を与えられた
偉い鳥なのである。
だからゴイサギ。
参考までにもう一つ。
木で一番偉いのは
何の木だかわかりますか。
それは
「イチイの木」
なんたって一位です。
ゴイサギの五位より
はるかに偉い。
筆者なんか
足元にも及びません。
余談が過ぎました。
本来は夜行性なのでしょうが、
昼でもこうして
姿をとらえられるのですね。
サンコウチョウ
サンコウチョウとは
三光鳥と書き、
三光とは
月と日(太陽)と星の光を指し
その鳴き声が
いかにも
「ツキヒ~ホシ ホイホイホイ!」と鳴いているようだから
サンコウチョウと呼ばれるらしいが、
そう思い込むと
初めて聞いた時に
これは違う、と判断してしまう危険がある。
ホオジロの
「一筆啓上仕り候」や
ホトトギスの
「てっぺん欠けたか」と同じようなもの。
鳥の鳴き声を
日本語に直すのは
ちょっと無理がある。
面白い話がある。
日本のニワトリは
「コケコッコ―!」と鳴くが、
アメリカでは
「クワッカドゥドゥルドゥ~!」と鳴くらしい。
フランスあたりでは
なんと鳴くのだろうか。
キノドミヤビゲラ
キツツキにも
いろいろな種類がいるのですね。
キノドミヤビゲラの名前は
一体どこで切るんだろうと
一瞬思った。
何回も読んでいるうちに
キノドミヤビゲラとは
黄色い喉をした
雅なケラということかと結論付けたが、
間違っていたらごめんなさい。
魚を追っています。
この後は
きっと魚に逃げられたことしょう。
サギが
魚を追っている時は
魚を捕るのを失敗する時。
ジッと近づいてくるのを待って
目にもとまらぬ速さで
ピシッと決めなければサギじゃない。
でないとそれは
詐欺だ。
コサギ 4
私はもう満腹。
満ち足りた顔をしています。
コサギ 5
これは親子。
捕ってきた魚を
子供にねだられ
胃袋の中から吐き出して与える。
親鳥は
魚を飲み込むときには
ヒレの棘条が
喉に引っかからないように
必ず頭から飲み込むのだが、
ヒナに吐き与える時にも
必ず頭から食べさせるはず。
ということは
胃袋の中から魚を吐き戻すときに
頭から出すということだから、
彼らは
胃袋の中でも
魚の頭がどちらかということを
分かっているということになる。
人ではとても考えられないような感覚である。
まさに自然恐るべし。
高円宮妃殿下の写真は
もう一回続きます。




























































