㈱鶴見精機 岩宮浩氏お別れの会 ~雨谷麻世さんのアベマリアに送られて~
去る2015年6月8日、
急逝された
株式会社鶴見精機の
取締役会長
岩宮 浩 様の「お別れの会」が
月命日の9月8日に
横浜で開催された。
私のブログには
悲しいことや
ボヤキや
人の悪口などは書かないと決めているのだが、
このお別れの会は
人生で一度だけの大事な会なので
記録に残すため
敢えてアップします。
白菊で埋め尽くされた祭壇。
お別れの会の
最初の登場人物は
政治家でも
実業家でも
官僚でもない
この人。
プロのソプラノ歌手
「雨谷麻世」さん。
横浜ベイスターズ開幕戦での「君が代」、
2004年アジア国際環境会議「ECO aSIa」
2005年「スペシャルオリンピック」の閉会式で独唱、
更に環境省の「エコ・イベント」として
≪愛知万博≫のEXPOドームでのコンサートを行い
絶賛された。
クラシックのみならず、レパートリーは幅広く、
心に響く歌声は
「聖母マリアのクリスタル・ヴォイス」と称される。
その雨谷麻世さんが
悲しげな顔で
祭壇に飾られた岩宮さんに語り掛けます。
「この歌を今日は岩宮さんのためだけに歌います。」
歌の名は
「アベマリア」。
岩宮さんが
優しい顔で語り掛けます。
「ありがとう」。
私が以前
素晴らしい声の歌手の歌を聞いて
感激したとブログに書いた時、
私にメールで
「その歌手の名は雨谷麻世君といいまして、
鎮守の森活動支援で
20年近くコンサートの利益を注ぎ込んでいる歌手です。
国連の食糧支援運動で知り合ってから
私とも十数年になりますか。
そんな人です。
クリスタルボイスと絶賛されながら
商売気のない困った人です。」
と教えてくださった。
その雨谷麻世さんが
今日は「アベマリア」を
岩宮さんのためだけに歌います、と言う。
誰もが聞きほれる
素晴らしい歌声が
会場に響き渡ります
クリスタルボイスの歌が終わった後に
拍手が一つも起きない会場の静けさが、
さらに深いもの悲しさを漂わせます。
会場は
横浜駅前のこのホテル。
横浜では
「横浜ベイシェラトン ホテル&タワー」
外は大雨。
天も涙しています。
厳かに送る会は進みます。
参加者が順次献花をし、
隣室に移ります。
生前の貴重なスライドを見ながら、
みんなで思い出話に花が咲きます。
勲章も授与され
表彰されたことは数知れず。
雨谷さんの周りは
要人たちで一杯。
岩宮さんは
亡くなって3か月も経つというのに、
いまだにこんなに多くの人々を集めます。
350人ほどが集いました。
鶴見精機 が
日本の誇る深海探査船「しんかい」の
精密機器を開発・設置していることは
世界の関係者の知るところ。
政治の世界にも
実業界にも
顔の効く岩宮さんだったのだが、
その人の特筆すべきは
雨谷麻世さんのような
本当のプロ歌手を
いつも応援されてきたことであろう。
そんな縁で
そんな雨谷さんとツーショット。
気さくに写真に納まっていただきました。
10月には横浜で
コンサートが開かれますので、
私も行って
聞いてみたいと思います。
岩宮さんの取りもつ人の輪で
ちょっと悲しくちょっとうれしい
お別れの会の様子でした。
星野富弘氏の詩画集紹介 1 ~驚きの絵画展関連~
体が不自由で
口で絵を描いたり
足で絵を描く世界の芸術家を
過去7回にわたって紹介していますが、
そのブログを見ている知人が
同じような境遇で
とても素敵な詩画集を発行している日本人がいると
私に教えてくれた。
早速その詩画集を購入して
見てみたら、
何とも優しい大人の絵本のようで、
「驚きの絵画展」の関連記事として
読者の皆さんにも
ご紹介いたします。
その方の名は
星野富弘氏。
中学校教諭になって
クラブ活動の指導中に
頸髄を損傷、手足の自由を失う、とある。
どれほどのショックであったかは
察するに余りあるる。
その苦境に負けず
口で絵を描き
そこへ詩も添える。
その詩画集の最新版。
星野富弘
「花の詩画集~種蒔きもせず~」
90数ページからなる本で、
中には
80以上の作品が掲載されているが、
ここでの紹介は
数作品にとどめる。
「あさがお」
青いあさがおが
空に上ろうとしている様子をとらえ、
空には何があるのかと聞く。
ロマンあふれる絵と詩。
空にはきっと
・・・・・・・・夢がある。
「あの人のように」
あの人とは
三浦綾子さんのことだろうか。
三浦綾子さんは
結核の闘病中に
キリスト教の洗礼を受けておられる。
前述の
星野富弘氏の略歴には記されていないが、
彼も入院中に
キリスト教の洗礼を受けられた。
キリスト教の教えの深さを思う。
本は
「花の詩画集」として
過去数刊発行されているが、
花だけではなく
小鳥たちも生き生きと描かれている。
「すずめ」
「人間はいいねぇ 次は人間に生まれたいねぇ」と
すずめに言わせる。
普通だったら、
自分が不自由な身になったら、
「すずめはいいねぇ 何も苦しみがなくて・・」
と言ってしまいたいところだが、
それをあえてすずめに
「次は人間に生まれたいねぇ」と言わせ、
自分はすずめになりたいなどと
現実から逃避するような
甘えた言葉は決して言わない。
このすずめの言葉の背後には
常人には及びもつかない
強く生きる精神力がある。
「ヒヨドリ・ツバキ」
椿が咲いたくらいで
なんでこんなに嬉しいのだろう、と
不思議がりながら
心の奥底で
「咲いた~」と
喜びの声をあげている。
美しい花を見ると
感性の豊かな人なら
健常者でも嬉しくなる。
自然の中に喜びを感じる感性は
体が不自由かどうかに関係のない
豊かな精神作用。
体が不自由であれば、
さらにその感性が研ぎ澄まされるかもしれない。
「星野富弘 花の詩画集」
大人の絵本のような
読みやすくていろいろ考えさせられる
優しい本。
読者の皆さんにも
是非読んでいただきたい本である。
雨のアサガオ ~水滴のレンズ効果と酸性雨~
近頃
雨が良く降る。
植物の成長には
雨が一番だから、
私は雨が嫌いではない。
でも、
花びらの薄いアサガオの花には
雨はちょっと厳しい。
琉球朝顔の
青色の花。
雨粒を乗せて涼し気。
だけどよく見ると
所々で変色。
この花の色は
基本が薄い赤色で
その上に青色が乗っていると見えて、
変色したところの色は
元の色が出てきている。
でも、
雨粒が乗っていなければ
変色は起きないのだから、
変色には雨が影響していることは明らか。
原因は
1.水滴のレンズ効果による変色。
2.酸性雨による変色。
などが考えられるが、
2.であって欲しくない。
ピンク色の朝顔。
こちらにも雨粒は乗っている。
でも変色は見られない。
元の色がピンクなので
元の色は変わりようがない。
元の色が変わるようだと
明らかに公害である。
福島あたりでは
雨が降ると
空気中に垂れ流しの放射性物質を
みんな溶かし込んで降ってくるから、
怖い雨になる。
濡れないようにする注意が必要。
すぐに被害が表面化せず
10年後20年後に出てくるから
なお怖い。
責任を追及できないと
やられ損。
くれぐれも
子供たちには用心をさせてください。
驚きの絵画展 7 ~口と足だけで描く芸術家たち~
「驚きの絵画展 6 」 より続きます。
オーストラリア在住の方。
13歳の時に四肢麻痺となり
数十年に及ぶ病院生活、とある。
私は若い頃、
6時間ほどの大手術の末
かろうじて生還し、
3年半に及ぶ闘病生活を送ったが、
病院の中では運動などできるはずもなく
その間に
油絵「作品紹介」 や
彫刻「作品紹介」 に挑戦し、
夜はただひたすら
本を読むことに熱中した。
その時の状況は
「無知の代償 1~3」 に詳しい。
しかし、
数十年の病院生活なんて
そんな私でも想像もつかない。
世界に通用する技術は
その病院生活の中で培われた。
「フラミンゴ」
フラミンゴは
何百羽、何千羽と群れを成して生きる鳥だが、
ここに描かれているのは
9羽。
平和な家族のイメージだろうか。
この方には
以前のブログで登場願った。
「インターナショナルハンディキャップアーチスト展」で
世界第一位。
さもあろう。
この絵を見てください。
「蒸気機関車」
写真よりもリアルで、
そして迫力がある。
これを口だけで描き上げるのだから、
何をかいわんやである。
その人が
こんな優しい絵も描いている。
「早秋の民家」
岐阜県高山あたりの風景だろうか。
これなどは
自然界でもなかなか見かけられないだろうが、
イメージは大きく膨らむ。
「兄弟」
元気な兄弟が
心のどこかに住んでいたのかもしれない。
この方は
ドイツの方。
厳しい軍隊生活を終えた後に
事故で四肢麻痺となる不運。
普通だったら
生きる望みを失いがちなのに、
常人には思いも及ばぬ精神力。
「おとぎの城」
こんなに楽しい絵が生まれる。
イタリアの人。
高飛び込みの時に負傷とあるから、
きっとスポーツ万能だったのだろうが、
どこで災難が待っているか
こればかりは誰にもわからない。
「構図」
ちょっと見では
静物画だが、
よく見ると
その絵の中に
人や
ハトや
イルカなどが隠れていたりする。
ポルトガル在住の女性。
20歳前後に
両手両足を切断されれば、
私などはきっともう立ち直れないだろう。
でも
彼女はそんな逆境の中、
人々に
生きることの喜びと勇気を
与え続けているという。
「色とりどりの花かご」
見る人を
明るくさせるこんな絵が
逆境の中で描ける素晴らしさ。
手足が不自由な人たちの
こんな絵を見ていると
何の不自由もない自分は
ただそれだけで幸せなのだと
思わなければいけない。
いろいろと考えさせられる作品展である。
今朝の琉球朝顔 ~かろうじて5輪開花~
昨日の
から続きます。
株だけは
相当な勢いで茂っている
琉球朝顔。
今朝の様子。
このネットの最上部に
数輪の花。
ピンクが4輪、
ブルーが1輪。
カメラだから見てもらえますが、
高いところに咲いているため
通行人は気付きにくい。
上部だけ茂って
半分から下は
シュートが走るだけなので、
蕾が付かない。
こんなに高いところで
しかも葉の影に咲いていたのでは、
とても見つけられない。
でも、
近くに蕾が見られるので、
何とか連日咲くようにはなるかも。
こんなに茂っているのですがね。
朝顔ってこんなものなのかな。
入谷の朝顔市で売っている
行燈づくりの朝顔なんて、
小さな鉢で
たくさん咲いているのだが、
我が家の琉球朝顔は
余りにも大きく育てすぎて
摘芯ができていないので、
ツル(シュート)が伸び放題だから、
花が付かないのかもしれない。
もうここまで来たら
季節に任せるしかない。
葉っぱだけでも
涼しげで見られるのだが、
通行人には
十六ささげがそうだったように、
何を植えてあるのだろうと
不思議がられるかもしれない。








































