私は父が食道がんになり、キーパーソンとなり看病をしたことをキッカケに、「がん家族」さんのサポート活動を始めて、約15年になります。


がん家族セラピスト 酒井たえこ

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《私が行っていた、病院ボランティアで出会った、高齢男性のお話し。昨日の続きです》



その男性は

今は、奥さん

入院しているので看病をする毎日です。




この男性がハンドリフレの時にリクエストをしてくださる事があります。





家事をしてたら手が荒れるからクリームをつけて(ハンドリフレを)やって欲しい。



とおっしゃるので、ホホバオイルをたっぷり使って行うと、二重まぶたの目尻を下げて喜んでくださるのです。




「ああ、指先がしっとりしたです。」




男性はそう言いながら、手をながめてまた喋りはじめます。






わたしは九州の生まれでしょ、だからね南の食べものが好きなんですよ。

今日も煮物を作ってきましたよ。




ええ、野菜は好きなんでね、料理しますよ。





奥さんの看病をしながら、

料理を覚えたこの男性は、

今は家事をなんでもできるようになり、最近では近場の銭湯に行くのを楽しみにしているんだそうです。





みなさんは、「妻が」がんを患った「夫の」生活を考えたことはありますか?

(話は一部変更しています)







—-【1話目はコチラですお願い】-−- 

1話目のお話





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