最近、mp3やwavファイルを再生することができる色々な音声再生モジュールの動作確認を行っています。
色々と試してみた結果も踏まえて、比較表を作ってみました。
(2023.10.24更新)
色を付けているモジュールは動作確認済み。
モジュールを選定した基準としては、下記2点です。
- USBまたはSDカードが使えるもの
- 簡単に使えそうなもの
試してみた中で、それぞれの特徴や感想などをまとめていきたいと思います。
DFPlayer Pro
Proというだけあって、これだけあれば大丈夫という安心感があります。
少しお高いですが、1つ持っていて損はないと思える一品。
内蔵メモリも128MBあるので、物足りなさは感じないと思います。
USBはTypeCです。
DFPlayer Mini
こちらはmicroSDカードを使うタイプ。
データ容量に困ることは無いでしょう。
SDカードを入れ替えることで、プログラムはそのままで音声を差し替えることが簡単にできます。
ただ、SDカードの破損というリスクが発生してしまいます。
DY-SV17F
I/Oポートが最も多く8ポートあります。
これだけあれば、単体動作でも色々できると思います。
単体動作時、I/Oポートへずっと入力があると音声ファイルが繰り返し再生されます。
コントロールモードの設定はCON端子の配線で行う必要があります。
内部メモリは4MB。
JQ6500-16P
ファイルの書き込みに専用ソフトを使うのがポイント。
書き込んだファイルは見ることができないので、ある意味セキュリティは高いかも。
内部メモリ2MBという容量が許容できればアリ。
I/Oポートも5ポートあり、使い勝手は良い。
単体動作時、I/Oポートへずっと入力しても音声ファイルは1回しか再生されません。
JQ8400-FL
JQ6500から進化が感じられる1品だが、単体動作は捨ててUART通信のみに特化したもの。
専用ソフトが無くてもファイルをコピーできるので、使い方に迷うことは無い。
内部メモリも4MBに増加している。
スリープモードがあるので、消費電力を気にしている人には特にオススメ。
また、気が向いたら追加で試していくかもしれません。