昨日単体動作を確認したDY-SV17Fですが、こちらをArduinoで動かしてみました。
思っていたようにいかなかった箇所が1つあるのですが、そのあたりの記録も残しておきます。
昨日の結果はこちら。
Arduinoから動かすためには、TX/RXの端子を使って通信します。
CON1,2,3の配線も、単体動作とは異なるので注意して変更します。
詳細はデータシートを参照してください。
DY-SV17Fのデータシート
今回繋げた配線はこちら。
電源はUSBから取りました。
写真で見るとこんな感じ。
電源を繋げた様子。
Arduinoで動かすためには、「dyplayer」というライブラリを追加する必要があります。
Arduino IDEで検索しても出てこないので、GitHubからzipをダウンロードし追加します。
こちらからDLしてください。
https://github.com/SnijderC/dyplayer
サンプルプログラムの「PlaySoundByNumber」を少し変更しました。
Arduinoのスケッチはこのようにしました。
#include <Arduino.h>
#include "DYPlayerArduino.h"
// Initialise the player, it defaults to using Serial.
DY::Player player;
// Alternatively initialise on another serial port.
// DY::Player player(&Serial2);
void setup() {
player.begin();
player.setVolume(30); // 100% Volume
}
void loop() {
player.playSpecified(1); //ファイル名:00001.mp3 音声「いち」
delay(2000);
player.playSpecified(2); //ファイル名:00002.mp3 音声「にー」
delay(2000);
player.playSpecified(3); //ファイル名:00003.mp3 音声「さん」
delay(2000);
player.playSpecified(4); //ファイル名:00004.mp3 音声「よん」
delay(2000);
player.playSpecified(5); //ファイル名:00005.mp3 音声「ごー」
delay(2000);
player.playSpecified(6); //ファイル名:00006.mp3 音声「ろく」
delay(2000);
player.playSpecified(7); //ファイル名:00007.mp3 音声「なな」
delay(2000);
player.playSpecified(8); //ファイル名:00008.mp3 音声「はち」
delay(2000);
player.playSpecified(9); //ファイル名:00009.mp3 音声「てすと」
delay(5000);
}
動作確認の結果はこちら。
動画ではキレイに順番通り再生できましたが、実は何度かDY-SV17Fにファイルを入れ直しています。
具体的には、player.playSpecified(1);で00002.mp3が再生されたり、はじめと最後あたりの再生順が少し思い通りになりませんでした。
まとめて入れるとおかしくなる可能性もあるので、ファイル数が多くない場合は、00001.mp3のファイルから順番に1つずつファイルをコピーすると良いかもしれません。
簡単なことでも、やってみると意外とハマるところがあったりして学ぶことがたくさんありますね。
これを使ってもう少し複雑なものを作る予定ですので、基本の動作確認はこのくらいでいいかな。
手軽に音声再生できるので、結構オススメですよ。