積んでたおもちゃの1つを、ちゃんと触りました。
音声再生モジュールの「DY-SV17F」です。
これは内蔵メモリが4MBあり、5Wのアンプが付いている音声再生機です。
mp3とwavファイルに対応しています。
UARTで外部からコントロールするモードと、IO端子のH/Lで動作させるモードの2つがあります。
今回はIO端子を直接動かすモードのうち、「スタンドアロンモード」を試してみました。
DY-SV17Fのデータシートはこちら。
まずは配線をしていきます。
電源は、エネループ4本を使ってV5端子に接続します。
IOの入出力はMAX3.3Vらしいので、CON端子の入力も3.3Vにしました。
CON端子に5Vを入れると、IO端子も5Vになってしまうので注意です。
CON1,2,3でモードの切り替えができます。
ただし、CON3は電源投入時にモード判定を行った後はBUSYモードに切り替わります。
CON3にGNDを繋げっぱなしにしてしまうと音声が再生されないということが発生しましたので、何も接続しないようにしました。
今回はCON1/CON2/CON3=0/1/- で「スタンドアロンモード:0」として動作させました。
この辺りの設定はデータシートを確認してください。
そんなわけで、今回の配線は下記のようにしました。
一応写真も載せておきます。
この状態で、各IO端子からは3.3Vが出力されています。
動かしたい端子を0Vにしてあげると動作します。
動作確認の様子はこちら。
GND端子から引っ張ってきた配線をIO端子に接触させて動作させています。
ずっと0Vのままだと、繰り返し音声が再生されました。
ここにうまくディレイを入れられれば、いい感じに使えそうですね。
Arduinoで動かす場合はUARTで外部から動かすのですが、簡単な動作ならマイコン無しでも行けるのでは?と思い、今回はあえてモジュール単体での動作確認を行いました。
やりたいことが溜まってきたので、この調子でアウトプットを続けていこうと思います。
Arduinoでの動かし方はこちら。
その他、音声再生モジュールと比較した結果はこちら。