血管は、負担がかかると傷がつき、しなやかさを保つ機能が失われ硬化し始めます。すると、弾力を失い、内腔が狭くなります。
つまり 高血圧が続くと、血管はその血液の圧力に耐えるため、血管壁が厚くなり、血の流れる内腔は狭まり、内壁が傷つくと、傷ついた部分にコレステロールや脂肪が 付着して、粥状のアテロームというコブができ、さらに内腔は狭くなります。
そうすると、血液の流れる抵抗が増え、血圧は上昇します。そうなると高血圧→動脈硬化→高血圧、という悪循環が動脈硬化を促進します。
高血圧による動脈硬化は、脳や心臓の血管障害等の生命にかかわる障害を引き起こします。脳では脳卒中(脳梗塞、脳出血等)、心臓は狭心症や心筋梗塞等。他に腎障害などが上げられます。
このような合併症の発症と、悪循環が高血圧の恐ろしさです。
血管の硬化を防ぐ事は、この様な致命傷を避けるために重要です。
実は、動脈硬化は20代からでも始まっていて、重大な症状を起こすまでに進んでないだけなのですだから、今からでも柔軟な血管にしていくことが必要です。
では、どうしたらいいのでしょうか?
まず現状を知りましょう。
血管年齢を知るための測定方法は血圧脈波速度検査大動脈から足首までの血管年齢を測ります。心臓足首血管指数(CAVI)は正常値が8未満で、足関節上腕血圧比(ABI)は0.91~1.4が正常値です加速度脈派計人差し指で測定し、心臓から末端の血管までの血液スピードを測定し血管年齢を測定しますがその時の緊張度合等で正確な値が出ないかもしれませんので、定期的に測定する必要があります。心配なときは、頸動脈エコー検査で血管内の状態をチェックするのがおすすめです
さて、どうしたら血管を柔軟にできるのでしょうか?
降圧剤はほとんどが対処療法なので、血管を柔軟にはしてくれません。
アルギニンはどうでしょう。アルギニンは心血管症(狭心症、心筋梗塞、脳梗塞、脳出血、閉塞性動脈硬化症等)を抑えなおかつ、必須アミノ酸なので副作用の心配も少ないのですが、飲み方によって副作用を引き起こします。
心血管病の予防や治療には、アルギニンを1日2~3回程度に分け、2~4g程度の摂取し、自分の体調に合わせて摂取量を調節してみる。摂取量と期間が十分でないと効果が期待できないので、心配なら医師に相談してみましょう。
効果が表れるのは、早ければ数日後ですが徐々に効果が出て、半年から一年くらいがピークで、一日の15~21gが通常摂取量だそうです。
ただし、アルギニンは強いアルカリ性の為、そのまま服用すると食道や胃がやられ胸焼けや胃痛を引き起こします。
サプリ等でアルギニンのアルカリ性を酸で中和してるもの(L-塩酸アルギニン、塩酸アルギニン、アルギニン塩酸塩、L-アルギニン塩酸塩などと記載)もありますが、塩酸に由来する塩素イオンの上昇と炭酸水素イオンの減少に伴う高塩素血症性代謝性アシドーシスを引き起こす危険性もあります。
また、味の素で知られるグルタミン酸で中和したもの(アルギニングルタミン酸塩)もありますが、摂取量が多いと中華料理症候群(頭痛、めまい、足等の痺れ、胸部圧迫感等)が起こる可能性もあります。
天然クエン酸などの安全性の高い物で中和しているものがいいです。
サプリで摂取するのが簡単なのですが、食品から摂取したいという場合の目安は以下を参考にしてください。100gあたりの含有量ですが、サプリとして摂取するよりは若干割り引いて考えてください
ぶたゼラチン 7900mg、干し湯葉 4400mg、かつお節 4300mg、
乾燥高野豆腐 4100mg、落花生 3200mg、ごま 2700mg、
大豆(乾燥)2700mg、くるみ 2200mg、アーモンド 2100mg
くるまえび 2000mg、しばえび 1700mg、油揚げ 1600mg、
鶏むね肉皮なし 1500mg、しゃこ 1400mg、クロマグロ 1400mg、
豚ロース 1300mg、牛ひき肉 1300mg
上記はすべて自己責任でお願いします。