さて、イエスは悪魔から誘惑を受けるため、“霊”に導かれて荒れ野に行かれた。そして四十日間、昼も夜も断食した後、空腹を覚えられた。 すると、誘惑する者が来て、イエスに言った。「神の子なら、これらの石がパンになるように命じたらどうだ。」イエスはお答えになった。「『人はパンだけで生きるものではない。神の口から出る一つ一つの言葉で生きる』と書いてある。」 … （ 中略 ） … すると、イエスは言われた。「退け、サタン。『あなたの神である主を拝み、ただ主に仕えよ』と書いてある。」 そこで、悪魔は離れ去った。すると、天使たちが来てイエスに仕えた。 （ マタイによる福音書４章１～１１ ）
イエスは
闇 ＝ 悪魔 ＝ 誘惑する者 ＝ サタン
を断ち切り 拒絶する態度を徹底
イエスが 「 闇 」 と向き合って
出した答えは 「 拒絶 」
ただし全能の神の導きによる実際の
足跡 （ 十字架刑 ） は 「 拒絶 」
ではないので 補足が必要
光が世に来たのに、人々はその行いが悪いので、光よりも闇の方を好んだ。それが、もう裁きになっている。悪を行う者は皆、光を憎み、その行いが明るみに出されるのを恐れて、光の方に来ないからである。しかし、真理を行う者は光の方に来る。その行いが神に導かれてなされたということが、明らかになるために。 （ ヨハネによる福音書３章１９～２１ ）
「 光 」 とは 「 人の子 」
と同様 イエス のこと
モーセが荒れ野で蛇を上げたように、人の子も上げられねばならない。それは、信じる者が皆、人の子によって永遠の命を得るためである。神は、その独り子をお与えになったほどに、世を愛された。（ヨハネによる福音書３章１４～１６）
「 独り子 」 も イエス のことで
独り子を与えた神は 父 と呼ばれる存在
「 父と子と聖霊 」 で三位一体とよく
いわれるのは 光の世界 限定の言葉
この 三位一体 のなかには 母 は存在しない
かつて 男 が 子 を生むのは
最初の一度きりで その後
全体であるが不完全体 ＝ 男 と
完全体であるが一部に過ぎない ＝ 女 に分化し
子を産む能力は 女 へ移行した
とする記事は すでにアップ済↓
人が神に似せて創造された証
独り子 を生んだのは 父 ＝ 唯一神 で
最初の男 ＝ ヤハウェ にとって
イエスは 唯一の子
その 独り子 ＝ イエス を 闇 に捧げること
つまり 「 光 ＝ 創造主 」
から 「 闇 ＝ 悪魔 」 へ生け贄を
捧げることが世を救う始まりであった
※アブラハムに 独り子 ＝ イサク を捧げよと命じた物語ともリンク
旧約時代には創造主ヤハウェから言葉を
預かった預言者は数多く登場したが
当時は全能の神にて 「 光 」 が 「 闇 」 に勝った時代
ヤハウェのの言葉を書き留めたのが旧約聖書
ところがイエスの時代に創造主ヤハウェ
から言葉を預かった預言者は皆無
なぜならイエスの時代には
全能の神は 「 光 」 ではなく
「 闇 」 に包まれていたためで
代わりに救世主イエスの言葉を
書き留めたのが新約聖書
最期は旧約聖書に預言されていた通り
人類の罪を背負って十字架刑に
処せられたとされるイエス
わたしの神よ、わたしの神よ なぜわたしをお見捨てになるのか。なぜわたしを遠く離れ、救おうとせず 呻きも言葉も聞いてくださらないのか。 （ 詩編２２章１ ）
闇に包まれ魔性と化した神が十字架上の
イエスの言葉を聞き入れることはなかった。。
それでも旧約聖書に預言されていた通り
十字架刑に向かって歩んでいったイエス
このイエスの確固たる信念の由来は(・・?)
そのヒントは新約聖書イエスのたとえ話に↓
「 放蕩息子 」 （ルカによる福音書１５章１１～３２ ）
放蕩息子 （ 弟 ） は イエス ＝ 光 のこと
謎とされる ３０歳頃までの前半生 を比喩
そして 弟 不在の間も 父 に忠実に仕え続けた 兄 が 闇
世界広しといえど これは新説 「 正陰説 © 」
３０歳頃までのイエスは 父 ＝ ヤハウェ
から離れて暮らしていた時期
たとえ話のなかで父のもとに帰る
決心をした放蕩息子のように
異国の地で様々な経験をし
不動の信念を確立させたイエスが
やがて父なる神のもとへ戻ったとする説
※あくまでたとえ話
そう決めつける理由についてはいずれ
当ブログにて取り上げられるときがくる
放蕩息子の話は奥が深い
とにもかくにもイエスの十字架刑とは本来
人類の罪を背負うという表向きの理由ではなく
全能の神が何らかの目的遂行のため
執り行われた （ １人目の ） 神事
救世主の本質にたどり着く日は間近
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