【哲仁王后】アドリブ&カット集【14話後編】 | OLがけっぷち日記

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このままじゃ、まずいよね?


『哲仁王后』のアドリブ部分やカットされたシーンをまとめています!

 

スクリプトブックに、ト書きしかない部分や厳密に本人から出たアドリブではなさそうな部分も、このブログでは便宜上「アドリブ」として紹介しています。なので、これらが俳優だけの功績という訳ではない、というところはご留意ください。また、カットや変更が多いので、全部は拾いませんので、あしからず。


14話は前半と後半で主題が変わりますよね。

前半は、もちろん二人の恋愛感情に関する話。池での告白シーンを挟んで、後半は中殿暗殺の話。前半は哲宗のコミカルなアドリブが多かったのですが、後半は政治的な話でカット多数でした。


ここから先はもはやネタバレしかないので、ご注意ください。

 

なお、以下のルールで色分けしていきます。

青字:カット

赤字:アドリブ

 

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【14話後編】

(1)汗だくのホン別監

パク医女からのメッセージを伝えるために宮廷中を走り回ることになった永平君とホン別監。ホン別監の「何しろ宮廷が広くて…」と去り際、ホンヨンにファ〜とアピールする動きアドリブ。


(2)チェ尚宮どうしたの?
小言を言わなくなったチェ尚宮に疑問を感じるソボンのセリフが一部アドリブ。

チェ尚宮「私はもう小言はやめました、媽媽〜」
ソヨン「どうしたんだ?…あ、早く行って!」出て行くチェ尚宮の後を見ながら「どういうことだ?」

(3)安松キム家の会合

安松キム家の重臣たちが集まるシーン。キム・ジャグンが来る前に、兵曹判事と左議政たちがキム・ジャグンを切り捨てるのかと言い争うシーンがカットになってました。

安松キム家も全く一枚岩ではなく、自分が生き残れればいいと言う感じですね…。

(3)刺客と帳簿の行方について話す3人
護衛武士たちとの別れのシーンの前にあった、哲宗がホン別監たちと刺客や帳簿について話すシーンがカット。

執務室(昼)
哲宗が永平君、ホン別監と一緒に集まった
ホン別監「ちらっとすれ違っただけですが、確かに顎に長い傷があり、印象はとても平凡な人でした」
哲宗「本物の義禁府ではないな。だからと言って本当の内侍でもないだろう」
永平君「帳簿が誰の手に入ったのか、ますますわかりませんね」
哲宗「キム・ジャグンは私が帳簿を信じて自分に立ち向かうと考えていました」
永平君「ヤツの手に入ったのでなければ最悪ではありません」
ホン別監「キム・ジャグンは弾劾されるでしょう?」
哲宗「(うなずく)しかし、キム・ジャグンが罷免されれば、官僚たちの間にはそれとなく連帯感が生まれるでしょう。他人事とは思えないだろうから」
ホン別監「豊安チョ家も王権が強化されることは望まないので、親政の後、大臣同士がぐるになって一々足を引っ張りますよ」
永平君「安松キム家と豊安チョ家が手を組む場合、側室三門だけでは敵になりません」
ホン別監「あ〜やっぱり帳簿で安松キム家を一掃しなければならなかったのに〜」
哲宗「(思いにふけって)誰にでもなれる者か…」
少し離れた机の上に置かれたタコのような人相書きがやっと見えて
哲宗「これはちょっと片づけなさい。むしろ紛らわしい」
ホン別監「一つ一つ、別で見ると本当に上手に描けてるのに…」
永平君「もし本当にこんな顔をしていたら、人々の中に隠れて過ごすどころか、日常生活だっておくれるだろうか?」
ホン別監「(口を尖らせて)画工を呼んで、きちんと描きます」
哲宗「医女のパクさんは?」
ホン別監「訓練所で会おうと言いました」
永平君「移動しましょう」

男子3人組のシーンはカットされがちですねー。

(4)チョ大妃に助けを求めるスパイ女官

キム・ジャグンに氷を飲み物に入れろと言われたスパイ女官(カン内人)がチョ大妃に助けを求めるシーン。続きのシーンがありました。

カン内人「(頭を上げて)私にキム・ジャグン大監様が…(頼りきれず悩む)中殿媽媽の毒殺を命じられました」
チョ大妃「!」
カン内人「それをすれば私は宮殿の外を生きられないのは明らかです、媽媽」
チョ大妃「(浮び上がる微笑を我慢しながら)そう… 私が助ける方法が…」
カン内人の顔に希望が浮かぶが
チョ大妃「そうですね。お前の運命を占ってみよう。とても効く護符も使ってあげましょう」
カン内人、まなざしが揺れる… 
チョ大妃は明るい表情で慈しみ深く笑って見せる。

(5)ソボンの初夜の感想

哲宋との合宮の感想の肝心な部分がカットされていました。と言っても、シェフ的な感想すぎて結局のところよくわからないんですが…。とにかくめちゃくちゃ良かったのは伝わった…!

ソヨン「私はあらゆる世界を味わったと自負してたけど、これまで私が知っていた世界がすべてではないということだね。昨日のあの感じは何と言うか…私の知ってる世界がふわふわの食パンならこれはまるで…5兆5百層のペストリー? 噂でだけ聞いていたペストリーがこんなにすごいとは…(ムフッとして)

ペストリーはサクサクしたパイの事らしいので、食パン(これまで)とは全然種類が違うと言いたかったぽいですね!!

(6)中殿を探す哲宗

パク医女からの情報で中殿毒殺の計画を知って、急いで宮廷に戻り中殿を探す哲宗たちのシーンが3箇所ありましたが、カットになっていました。

宮内倉庫前(昼)
狩服を取り上げながら慌てて倉庫から飛び出す哲宗と永平君。 
哲宗「兄上は水刺間に行ってください!」
永平君、哲宗と分かれて走り、大造殿に向かう哲宗

大造殿(昼)
哲宗があわてて大造殿の扉を開けるが、がらんと空いている。
水刺間(昼)
マンボク「今しがた、お茶会に出られましたが」
それを聞いて水刺間を出る永平君。

楼閣の前(昼)
哲宗が走ってきて止まると、遠く楼閣の上で花菜(五味の汁に蜂蜜や砂糖を入れた飲み物)を飲むソヨンが見える。そして、その隣に座って純元王后の食事の世話をするキム・ジャグン
永平君も向こうから走ってくる哲宗を見て
永平君「殿下! 」
哲宗「あの食事にヒ素が盛られたのは明らかです!」
哲宗、走って行って…永平君も後を追う。

(7)夫の監視どうなった?

楼閣でのブランチに現れたキムジャグン。ソボンへの心のセリフが一部カット。

キム・ジャグン「私が申し上げた夫の監視はどうなっていますか」
ソヨン「(あ、ちくしょう!忘れてた。中殿も生活するのが本当に大変だ)ちょうど殿下が目を覚まされたので熱心に臨みます」

監視の話をして、これからも中殿として役に立ってもらうからな…と圧をかけておいて、本当は今にも毒殺するつもりなの、改めて考えたら怖すぎますね…

(8)必ず助けるから

ソボンが牢に入れられたダミャンに会いに行ったシーン。ソボンがダミャンにかけた台詞はスクリプトブックだと「怖がらずあのおじさん達について行って」だったけど「怖がらなくて大丈夫」「必ず助けるから」にアレンジされてました。
後者の方がソボンらしさが出てて、優しくて心強い✨

(9)ダミャンを処罰しろという大臣たち


ダミャンを厳罰に処せよと騒ぐ大臣たちのシーンで一部カット。

哲宗「大臣たちの反応が行き過ぎですね。まだ何の意図でそうしたのかわかりません」
領議政「反逆のためではなかったら、そんな行動をする理由がありません」
右議政「これを正さなければ、宮殿内の秩序はもちろん、朝鮮全体の秩序が危うくなります」
左議政「ただでさえ、東学を信じる東匪が勢力を拡大し、朝廷に脅威になっているのが実情です。 綱紀を正して手本を示さなければなりません」
哲宗「東匪まで関連させるのですか?」
領議政「実際、女官の中で東匪になった家族と連絡を取り合いながら、宮中で反逆を企てるという話があります」
右議政「中殿媽媽に石を投げることは、不穏な思想の影響に違いありません」


(10)ダミャンの刑執行前


ダミャンの刑執行前、大臣たちの雑談がカットになっていました。スクリプトブックはこの辺りから政治関係の大臣たちのシーンが増えてくるのですが、結構な確率でカットされています。

左議政「政権を奪われて悔しかったところに八つ当たりをされるのか…」
右議政「(一方、チョ家では)こんな女官なんぞが中殿の座を空ける絶好の機会を台無しにするなんて…」
吏曹判事「こんなのはけしからん!」
左議政「(一方)なぜか豊安チョ家と意見が合いますね」
領議政「官僚なら誰でも上下の綱紀が乱れるのを我慢することができるだろうか」
左議政「ところで大王大妃媽媽が弾劾を決定したのだから私たちは大丈夫ですよね?」

右議政のセリフは、チョ大妃のセリフになってましたね!

(11)ep9との繋がり

ダミャンの刑が執行された事に憤り、哲宗を責めるソボンとそれに反論する哲宗のセリフ。二人って、こんなやり取りしてたかな…と思いませんでしたか?
実は、このやり取りは、9話でカットになった以下のセリフと繋がっていました。



9話のアドリブ&カット集でも触れましたが、ここのシーンがカットされているせいで、14話を見た時に「うん?」となりましたが、スクリプトブックを読んでわかる解答でした!

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後編はカットばっかりでしたね💦

15話はアドリブも復活します!



12〜14話の小ネタ集はこちら💁‍♀️



ネタバレOKの方は小ネタ&考察もどうぞ〜↓

 

 

 

 

 



 

 ※画像はお借りしました。