最後の透析から6日。弱ったな弱ったなと何度も言う崖男  | 崖男のブログ

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糖尿病、高血圧の持病と共に数十年
唐突にやってきた
「胃がん 遠隔転移、腹膜播種ステージⅣ」

おしゃべりが好き、料理が好き、人が好きな
昭和18年生まれの父
その名も崖男(がけお)の
癌サバイバルの記録
ムスメ達が綴ります

 

 

うずまきこの記事は崖男の癌治療開始から15ヶ月

緊急入院から3週間 

抗がん剤治療→高カリウム血症→腎障害

→透析治療開始→危篤状態→透析中止

の頃のお話です

 

 

 崖男のご所望

 

サムネイル

弱ったな

弱ったな。

抱っこしてもらってベッドから

出たい。

ベッドの柵を外して欲しい

 

 

    

こんにちは
唐突にやってきた「胃がん ステージⅣ」
昭和18年生まれの父
その名も崖男(がけお)の
闘病・今日までの記録です

OKチョキパー

 

 崖男母ムスメYムスメK

 ブログの登場人物笑い

 

 

 起きたい崖男

昨晩から、強い吐き気と気持ちの悪さを

訴えていた崖男。

朝、駆けつけましたが、小康状態に。


その日の昼間は

寝ている時間が長い一日。

完全に昼夜逆転しています。

 

昼間、母と居るときに、

「弱ったな」と繰り返すので

「何が弱ったの?」と聞くと

「弟に抱っこしてもらってベッドから

出たい」と話し、

この言葉に、母は胸が詰まったと言います

 

ずっと寝てたら、つまらないよね。

看護師さんや、先生に

せめて、車椅子に

乗せられないか、相談してみよう!

 

入院して、1ヶ月以上が経ち、

ベッドから出られなくになってから約2週間

最後の治療となった透析をしてから

1週間過ぎています。

 

 明日も待っててね

夜、帰る話をすると

「うーー胸が痛い」というので

痛み止めをお願いすることに。

アセトアミノフェンの点滴を

入れてもらい、また、ウトウトと。

 

吐き気止めはどうしますか?と聞かれ

もらっとこ

この言い方が、崖男らしい。

 

痛み止めが効いてないと言うけれど

穏やかに寝始めたので、

少しは効いているのかな

 

しかし、夜のお薬は嚥下力がなく

飲めなかった。

なんのお薬かな。と確認してみると

いわゆる安定剤のようでした。

夜、眠れるように、史先生が処方して

くれた、お薬だったのでしょう。

 

22時。崖男に

「明日、また来るからね。待っててね」と

伝えると、頷いてくれました。

 

 

 

 

 緩和ケア

緩和ケアについて、もっと早く動いていれば

良かった。話し合っておけば良かった。

 

急な入院の後の急変、お見舞い客への対応。

自分たちの面会。日々の生活。

 

目の前のことに忙殺されていました。

 

史先生からは、抗がん剤治療を始めた

1番最初から、緩和ケアの話が出ていました

 

緩和ケア=終末期ケア ではない。

頭ではわかっているものの、

まだその時ではない。

なんとなく、先延ばしにしてしまって

いたのかもしれない

 

こうして、崖男の苦しそうな

顔を見ると、なんとかしてあげたい。

でも、病棟で出来る範囲でのお薬。

苦痛を取り除き、崖男のご所望に

寄り添うのが精一杯です。

 

 

母もムスメ達も、病室にいるとき

崖男の身体をさすっている時間が

多くなりました。

 

抗がん剤の副作用でひび割れた

足のかかとは、一日に何度となく

クリームを塗りながらマッサージを

するので、綺麗になっています

アカギレをマスクをつけて、凌ぎ
それを笑っていた日々は、幸せだったんだなー

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オマケの母エピ

新聞を愛してやまない母のユーモアある格言や
エピソードをご紹介。略してハハエピ指差し

🔴ダイエット、勝手にすれば、

貴方の重さに興味はない!の声そちこちから

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⭐️崖男 三種の神器⭐️

毎日 朝昼晩とお世話になっております

    

この他に体重、パルスオキシメーターで酸素飽和度までをセットで測っていますウインク

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