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がーこと申します

 

約2年のタイミング法での不妊治療後、

一卵性双生児(MD双胎)の女の子を授かりました

現在妊娠8ヶ月です

 

双胎間輸血症候群や不妊治療、

マッチングアプリの経験談、

妊娠出産などについて書いている

(+これから書いていきたい!)ので

覗いてみてください!

 

 

 

 

↑前回の話

 

 

そして生理予定日。

なんだか子宮のあたりに収縮するような痛みを感じ、「なんとなく生理が来そうだな…」という予感。

 

しかし予定日には生理にならず、

基礎体温も高温のまま。

その痛みがある状態で3日ほど過ぎました。

 

いつも生理が来る時は同じように下腹部が痛くなることが多かったので

この時点でもう半分は諦めモード。

 

もし生理が1週間来なかったら妊娠検査薬を使うことになっています。

どうせまたダメなんだろうなあと思いながら

一方で生理は来ないし基礎体温は高い状況に、

早く来るなら来てくれ!変に期待させないでくれ!!とおかしくなりそうでした。

 

 

不妊治療を始めてから、期待すると裏切られてばかりでその度に悲しくなって泣いて、

 

それが嫌だったのでもうそのころは初めから期待しないようにしようと努めていました。

 

 

 

 

 

 

 

生理が来ず5日目がすぎた頃、

基礎体温ががくっと下がりました。

 

 

「やっぱりね!!!

こんなに時間をかけて期待させておいて…くそー!!!」

 

 

その日はずっと我慢していた甘いスイーツたち、主にチョコレートを爆食いし、

旦那さんにも、

「もう生理が来るから関係ないんだよ!!」

と宣言し、完全に諦めて暴飲暴食しました。

 

そして2日後には、ずっと行きたいと言っていた近所のお寿司としゃぶしゃぶが食べ放題な店を予約し、旦那さんとさらに暴飲暴食を極める予定まで立てたのでした。

 

 

 

しかしその次の日も、次の日も生理は来ず…

基礎体温は一回下がったあとは、また高温ゾーンへと戻っていました。

 

 

いつもは基礎体温が下がったらその日に生理になるか、次の日にはなっていたので

「はて???」という感じ。

 

もう検査薬が使える7日目になってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

不妊治療をしていて、初めて使う検査薬…

基礎体温がまた上がったこともあるしもしかして…

でも期待しすぎてはいけない…!

 

 

そう思いながらトイレに入り、いざ検査。

 

 

ものの数秒で陽性の線が入り始めました。

 

 

「陽性に…なっている…!!!」

 

 

特に今から検査薬を使うとも言わず静かに1人で行っていたため、

隣の部屋で在宅ワークを始めていた旦那さんへいつ声をかけようか…と数分考え、

ドアの付近で様子を伺いながらタイミングを見計らって声をかけました。

 

「ほら、さっきやってみたんだけど陽性になったよ…」

 

旦那さんはそれを見て、あ、もうやったんだ!?というリアクションとともに

「おめでとうございます…だね」

と静かに言いました。

 

 

なぜ私たちが陽性になっているのにこんなに静かにしているのかというと、

不妊治療をしている中で初期の流産の話を沢山聞いていて、それを2人で共有していたからでした。

 

 

不妊治療中と同じように、

「期待しすぎると痛い目を見る」と

学習してきていた私たちは、全力で心からそのハッピーであるはずの状況を喜べないでいたのでした。

 

 

しかしその日はもともと

「残念でした会」

にするための食べ放題を予約していたので

それが図らずも

「妊娠検査薬陽性、おめでとう会」

になったのでした。

 

とりあえずはこの日を楽しもう。

もし病院に通う中でこの妊娠がダメになっていったとしても。

今は素直に目の前のお寿司やすき焼き、カニしゃぶを思いっきり食べようじゃないか!!

 



 

 

 

後日つわりでご飯が全く入らなくなったので、

この日に思い切り食事を楽しんでおいて良かったなと思ったのは言うまでもありません。

しかもこの日以降生魚は気をつけて食べていないので、実質この日が食べ納めとなったのでした。

 

 

 

その後も心配な日々を過ごしつつも、

いろんなことを乗り越えて

現在、妊娠後期にまで到達することが出来ました。

 

検査薬を使った日にはまだ心拍確認できていなかった命が、

今は2人合わせて3キロオーバーの大きな存在感をもってお腹にいてくれています。

 

 

不妊治療で上手くいかない時は、お風呂でぺたんこのお腹を見ながら泣きました。

「周りはどんどん子どもが出来ているのに、なぜ自分は…」と他人を見て羨むこともありました。

 

これから出産すれば、不妊治療の時よりも大変なことが待っているかもしれません。

でも先が見えない不妊治療をしてきた痛みは、自分を強くしてくれたと信じたい。

そして痛みを知ったからこそ同じような状況の人に寄り添えると思う。

 

 

より1人1人の命の大切さを噛み締めながら

残りの妊婦生活、そして産後も過ごしていきたいと思います!!

 

 

 

長い文章、

ここまで読んでくださってありがとうございました!!

もし同じように多嚢胞生卵巣などで悩んでいる方がいれば少しでも参考になれていたら嬉しいなと思います。

 

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